今回は「女々しい(めめしい)」という言葉について解説します!
「女々しい」とは、気が弱い、優柔不断、未練がましい様子を表し、男性に対して使うことが多い言葉です。
「お前ってなよなよしていて、女々しいよな!」みたいに使うよ!
平安時代以降「め(女)」が女性を見下す意味として使われるようになったことが由来です。
この記事では「女々しい」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
女々しいとは?意味は「気が弱い、優柔不断、未練がましいこと」
「女々しい」の意味=気が弱い、優柔不断、未練がましいことで、男性に対して否定的な意味で使うことが多い。
女々しいとは男性に対して使うことが多く、気が弱くて優柔不断、未練がましいという否定的な意味の言葉です。
男性に対して「女性らしい」という批判的な意味で使うことが多く、昔は学校の先生などが男の子を叱る時に使うこともありました。
恋愛などに消極的な「草食系男子」、人一倍敏感な「繊細さん」「繊細くん」に似ている言葉です。
しかし「女々しい」は、現在では女性を蔑視した差別用語だと思われる可能性があります。
ゴールデンボンバーの「女々しくて」という歌がありますが、自分で「女々しい」と言っているので問題ないのでしょう。しかし、メディアの発言などでは使用が自粛されていますね。
女々しい男性は見ていてイライラする、発想がネガティブだから疲れてしまうと思う人もいます。
しかし、言われた本人だけではなく、聞いている周りの人にも不快感を与えてしまいます。お気をつけくださいね!
「女々しい」は「お前は女の腐ったような奴だな!」っていうのと同じだね!
女々しいの由来や語源は「【め(女)】は女性を見下す意味だから」
「女々しい」の由来、語源=「め(女)」は女性を見下す意味となることから。
「め(女)」は女性を見下す意味があることから、「女々しい」という言葉が生まれました。
平安時代以前は、女性一般のことを「女(め)」と呼んでいました。平安時代以降、女性一般のことは「をんな(女)」と呼ぶように変わり「め(女)」は女性を見下す意味となりました。
同じ「女」を使ったものでは「女性らしい」という言葉があります。「女性らしい」は良い意味で使われますが、「女々しい」はマイナスイメージが強い言葉です。
男性に対してはもちろんのこと、女性に使うのも控えましょう。
「女々しい」というのは女性を差別する言葉でもあるんだね!
女々しいの使い方・例文
「女々しい」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
昔のことを何度も蒸し返すとは、君は弱々しいよね。
僕が女々しいってこと?
使用例②
彼は意気地がないね。もっとはっきり言えばいいのに!
彼は女々しくて、見ているとイラっとしますね!
使用例③
女々しい男との結婚は許さん!
彼は優しくて、私の言うことを何でも聞いてくれるから好きなのに!
めめしいの類義語や言い換え、対義語
女々しいの類義語と対義語についても見ていきましょう!
女々しいの類義語や言い換え
女々しいの類義語や言い換えとしては下記のものがあります。
気が弱い
彼はすぐにウジウジするし、気が弱い人間だよね。
優柔不断な
自分は優柔不断な性格だから、どっちがいいか、なかなか決められない…
度胸がない
彼は度胸がないから、チャレンジしないよね。
女々しいの対義語
女々しいの対義語としては下記のものがあります。
男らしい
彼は力強くて、見た目どおりの男らしい人間だね!かっこいいね。
強気な
彼は負けることが大嫌いで、強気な性格をしているね。
堂々とした
彼は堂々とした態度でプレゼンをしたね。立派だよ!