今回は「アフィカス」というネットスラングについて解説します!
「アフィカス」とは、アフィリエイト(成功報酬型広告)にて利益目的でブログを運営している人のことです。
「最近はアフィカスが増えた!」みたいに使うよ!
「アフィリエイトとカスを合わせた言葉」、もしくは「アフィリエイトで不正に儲けるカス以下の人間」という略語だと言われています。
この記事では「アフィカス」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
アフィカスとは?意味は「アフィリエイト(成功報酬型広告)にて利益を上げているブロガー」
「アフィカス」の意味=アフィリエイト(成功報酬型広告)にて利益を上げているブロガー
アフィカスとはアフィリエイト(成功報酬型広告)にて利益を上げているブロガーという意味のネットスラングです。
アフィカスはブログで広告収入を得る人への蔑称のため、ネガティブな意味のネットスラングです。
そもそもアフィリエイトとは成功報酬型広告とも呼ばれます。自分の運営するWEBサイトに広告を貼り、そこから出た利益(購入数やクリック数)で広告主から報酬を受けることです。広告形態の一つです。
アフィカスの悪質な行為の例を以下にまとめてみました。
- 他の掲示板から無断で内容を転用(まとめブログなど)
- 対立煽り:ある特定の人物や物事に対し過激な発言や中傷を行い、それに関わる人々との言い争いが起こるように仕向ける
- 誹謗中傷:例)有名人のスキャンダルをでっちあげる
- 広告をクリックさせるために記事内で商品やサービスを誇大表現する。
※すべてのアフィリエイターが上記のような行為を行うわけではありませんが、この様なマナー違反が目立っています。
広告収入のためブログを運営している人ってことなんだね!
アフィカスの発祥や元ネタは「アフィリエイト+カス」
「アフィカス」の元ネタ、発祥=アフィリエイト+カス
2005年に2ちゃんねるでまとめブログ(掲示板を編集し記事にしたブログのこと)が登場。この頃からアフィリエイトは急拡大しています。
その後、2010年にまとめブログが様々なネットユーザーに使用されるようになり、掲示板の違法転用やデマ・誹謗中傷の拡散など悪質行為に反感を持ったユーザーが「アフィカス」と言い始めたとされています。
もともとはマナーの悪い行為を行うアフィリエイターとそうでないアフィリエイターとの境界は曖昧でした。
現在は『アフィリエイト=楽な方法でお金を儲けている』という見方が多く、アフィリエイター全体を「アフィカス」と呼んでいます。
アフィリエイトの拡大とともに悪質行為が増えて、今では全体がアフィカスと呼ばれるんだ。
アフィカスの使い方・例文
「アフィカス」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
覚えのないブログで自分の書き込みを見つけた。
それはアフィカスに無断転載されたんだ!
使用例②
今流行りのアフィリエイトは稼げるのかな。
できないことはないがアフィカスと蔑まれても落ち込むなよ。
使用例③
私の好きな俳優が不倫中って書き込みが炎上中!私も黙っていられない!
ちょっとそこは冷静に。アフィカスの自作自演かもよ?
アフィカスの類義語や対義語
アフィカスの類義語と対義語についても見ていきましょう!
アフィカスの類義語
アフィカスの類義語としては厳密にはありません。似たような用語は以下の通りです。
煽りカス
意図的に相手を怒らせるように仕向けるネットユーザーへの蔑称です。
この炎上は煽りカスによるものだ。
アフィカスの対義語
アフィカスの対義語としては下記のものがあります。主に2ちゃんねるで使用されています。
アフィカスカス
アフィカスが作成したと思わしきブログや掲示板で執拗に荒らし行為を行うネットユーザーのことです。
正義感だけでアフィカスカスにならないよう注意だ!
嫌儲
主に、営利目的でのスレッドや書き込みの転用を嫌う人のことです。
嫌儲は理解できないわけではないけど、他人を叩きすぎるのはまずい。