今回は「全米が泣いた」という言葉について解説します!
「全米が泣いた」とは、アメリカの観客全員が感動で涙を流したほどの作品というアピールの言葉です。
あの映画のキャッチコピーは「全米が泣いた」だから感動ものだよみたいに使うよ!
この映画キャッチコピーの発祥は有名すぎていつから使われているかはっきりしません。
この記事では「全米が泣いた」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
全米が泣いたとは?意味は「感動する映画という表現」
「全米が泣いた」の意味=アメリカで観客全員が感動で泣いた作品という表現
全米が泣いたとはアメリカで観客全員が感動で泣いた作品というアピールしている言葉です。
ハリウッド映画や海外ドラマでは日本でも観てほしいという想いは当然で、アピールポイントを強調します。その際に感動する作品で使われる定番フレーズです。
アルマゲドンなどヒューマンドラマや、恋愛ドラマの作品につけられることが多いです。
そこから非常に感動した際にその表現例として使用されることもあります。
これが最近の日本のネット社会では・・・・・誰かが書き込んだ感動の内容に全米(全コメ)が泣いたと、「全てのコメントが泣いた」という意味合いでも使われるようになりました。
さらにそこから歪曲されて、がっかりしたという意味合いで動画などを揶揄する表現で使われることもあります。
感動する作品だから皆観てほしい!!ってことなんだね!
全米が泣いたの発祥や元ネタは「ハリウッド映画のキャッチコピー」
「全米が泣いた」の元ネタ、発祥=ハリウッド映画のキャッチコピー
「全米が泣いた」という言葉はハリウッド映画が日本で放映される際の宣伝文句の言葉ですが、どの映画からは正直はっきりしません。
1976年の「エリックの青春」が有力という説もありますが、とにかく昔から使われていたということです。
ずっとハリウッドの感動映画の定番のキャッチコピーとして定着していました。
これが日本のネット社会で、2ちゃんねるが流行・定着した頃、ニコニコ動画が出てきたころに新しい使い方となります。
感動の内容を書き込んだ文章のコメントとして「全コメントが泣くほど感動する内容だ」という意味で「全米が泣いた」と書き込まれました。
そこから「全米(全コメ)が泣いた」という表現として広まっていきました。
そうすると皮肉っぽくとらえる方は出てくるもので、あまりにもつまらない物に対して皮肉と嘲笑を込めて「全米が泣いた」と揶揄するようになりました。
昔からキャッチコピーの定番だったんだね。
全米が泣いたの使い方・例文
「全米が泣いた」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
この小説、最後の章で泣けるほど感動的だったよ。
そんなに感動的なの?本当に読みたいな。
うん、絶対におすすめだ。まるで映画のように、全米が泣いたって感じだよ。
使用例②
あのドキュメンタリー映画、見たことある?
ないです。全米が泣いたと言われていますが本当ですか?
使用例③
昨夜、あの勝利の瞬間をテレビで見てたんだ。スーパーボウルでの試合、本当に感動的だった。
本当に?どの瞬間がそんなに感動的だったの?
ゲーム終了間際の逆転タッチダウンだよ。全米が泣いたほどの瞬間だった。
全米が泣いたの類義語や対義語
全米が泣いたの類義語と対義語についても見ていきましょう!
全米が泣いたの類義語
全米が泣いたの類義語としては下記のものがあります。
感動的
あの映画は感動的だったね
そうね。最後のシーンなんてもう涙なしでは見られなかったわ。
全米が泣いたの対義語
全米が泣いたの対義語はありません。