今回は「安価」というネットスラングについて解説します!
「安価」とは、アンカーリンクの省略形のアンカーを当て字にしたネットスラングです。
「外食しに来たから安価で注文する。」みたいに使うよ!
ネット掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)から発祥した言葉で、スレッド上で返信する際に誰宛かわかるリンクの事を指します。
この記事では「安価」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
安価とは?意味はアンカー(リンクすること)の省略形
「安価」の意味=アンカー(リンクすること)の省略形
安価(アンカー)とはネット用語では「アンカーリンク」の省略形で、ウェブ上にリンクを貼りクリックするとページ内の指定の場所へ飛ぶことができる機能を意味します。
「安価」と言われたら普通は安い価格のことをイメージすると思いますが、ネット用語としては「アンカー」のことを指します。
主にネット掲示板の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で使われており、「>>1」のように半角の>>の後に数字を入れ投稿することで、その番号へのリンクになり、クリックすることで該当のリンク先へ飛ぶことができます。この「>>数字」のことを安価といいます。
また、過去の書き込みだけではなく、まだ存在していない番号にも書き込みすることもできます。これを活用し、掲示板のスレッド主がアンカー(番号)を指定して、指定された番号のアンカーが書き込んだ投稿内容にスレッド主が従い実行し、スレッドを進行する「安価スレ」という遊びもあります。
指定した番号に返信する、ということなんだね。
安価の発祥や元ネタは「ネット掲示板の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」
「安価」の元ネタ、発祥=ネット掲示板の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)
「安価」の元ネタはインターネット掲示板の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)から来ています。
他人の書き込みに対しリンクをし、誰宛てかわかるようにする、メンションのような機能を意味します。
普通に読めば「あんか」ですが、ネット用語としてはアンカーリンクを省略して「アンカー」と読み、これの当て字となり出来たのが「安価」です。
安価スレでは、スレッド主が自分の行動を未来のアンカーへ託して、アンカーが投稿した内容通りに実行します。例えば、外食時のメニューを指定されたアンカーが決めたり、物語を作る際に登場人物の行動やセリフを指定されたアンカーが考えたりと、内容は様々です。
「安価」が使われていた全盛期は2000年代頃だそうで、その時期に流行したネットスラングと言われています。
ネット掲示板で作られ、流行した言葉なんだね。
安価の使い方・例文
使用例①
お寿司食べに行こう。
いいね!何食べるか悩むから、安価で決めよう。
使用例②
さっきから真剣に何を見ているの?
暇だから、安価スレを見ていたよ。
使用例③
パパ、今日の夕飯は何を作ってくれるの?
安価でオムライスを作ろうかな…。
安価の類義語や対義語
「安価」の類義語と対義語についても見ていきましょう!
安価の類義語
安価の類義語としては下記のものがあります。
レス
レスポンスの略語で、相手に対する反応・返事という意味です。
私の上司はメールのレスが早くて、いつも助かっています。
リプ
リプライの略語で、相手に返信するという意味です。
夕飯何を食べたらいいかな?ってSNSに投稿したら、友達がすぐリプをくれた!
安価の対義語
安価の対義語はありません。