今回は「Any%(エニーパーセント)」というゲーム用語について解説します!
「Any%」とは、達成率は気にせず、最速でゲームをクリアするという意味の言葉です。
「Any%での新記録が更新されました!」みたいに使うよ!
「Any%」の発祥はゲームのコミュニティだと考えられます。
この記事では「Any%」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
Any%とは?意味は「達成率は気にせず、最速でゲームをクリアすること」
「Any%」の意味=達成率は気にせず、最速でゲームをクリアする
Any%とは達成率は気にせず、最速でゲームをクリアするという意味のゲーム用語です。
Any%はRTA(Real Time Attack)のカテゴリーの1つで、様々な種類があります。
RTAは「リアルタイムアタック」の略で、ゲーム開始からクリアするまでの時間を競うものです。
RTAは、ゲームのプレイ時間以外の休憩時間やトイレ休憩などもプレイ時間に含まれます。
RTAにはプレイヤーが同じ条件でプレイできるようレギュレーションというルールが定められています。
休憩時間など細かいルールが決められており、これを守ってプレイしないと公式の記録として認められません。
RTAの他のカテゴリーとして次のようなものがあります。
・100%=ゲーム内のすべてのアイテムやコンテンツを集めてクリアする。
・low%=必要最低限のアイテムやコンテンツでクリアする。
・Glitchless=バグやスキップ技術を使わずにクリアする。
RTAと似ているものとしてTA(Time Attack)があります。TAは、RTAと異なりゲーム内のプレイ時間のみを競うものです。
日本ではRTAとよばれていますが、海外では「Speed Run」とよばれています。
できるだけ速くゲームをクリアするってことなんだね!
Any%の発祥や元ネタは「ゲームのコミュニティ」
「Any%」の元ネタ、発祥=ゲームのコミュニティ
Any%の発祥の詳細はわかっていませんが、メトロイドというゲームのコミュニティが関係しているようです。
Any%が使われ始めたのは2000年代前半だと考えられます。
メトロイドシリーズは、ゲームの最後に達成率が表示される使用になっていることも影響しているようです。
RTAのゲームが発展していく中で「Any%」というカテゴリーもできたのでしょう。
英語版のWikipediaでは、2006年にSpeed Run(日本でいうRTA)の記事が最終更新されています。
この中に「Any%」の記載があることから2006年には認知度が高まっていたと考えられます。
RTAが進化する過程でうまれた言葉なんだね!
Any%の使い方・例文
「Any%」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
あのプレイヤーのAny%の記録、驚異的だよね!
本当に!すごいスキルを持っているんだろうね。
使用例②
Any%をやってみたいんだけど、初心者でもできる?
もちろん!Any%は挑戦しやすいカテゴリーだから、ぜひやってみて!
使用例③
Any%でのプレイ動画を見ると、本当にプロみたいだね。
ゲームを極めるために練習を積んでいるんだろうね。
僕も頑張らないと!
Any%の類義語や対義語
Any%の類義語と対義語についても見ていきましょう!
Any%の類義語
Any%の類義語はみつかりませんでした。
Any%はRTAのカテゴリーの1つなので、RTAのカテゴリーを紹介します。
100%
ゲーム内のすべてのアイテムやコンテンツを集めてクリアするカテゴリー。
このゲームの100%クリアはかなり時間がかかるから、根気がいるな。
Low%
最低限のアイテムやコンテンツのみを使ってクリアするカテゴリー。
Low%のクリアは高いスキルと戦略が必要なんだよ。
Glitchless
バグやスキップ技術を使わずにクリアするカテゴリー。
バグを利用しないからゲームデザインの本質を楽しめるよ。
Any%の対義語
Any%の対義語はみつかりませんでした。