今回は「あおなじみ」という方言について解説します!
あおなじみとは青あざ、青タンという意味の方言で、千葉県、茨城県などで使われています。
「あおなじみができてるけど大丈夫?」みたいに使うよ!
あおなじみの語源は「青菜染み」という言葉だそうです。
この記事では「あおなじみ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
あおなじみとは?意味は「青あざ」
「あおなじみ」の意味=青あざ、青タン
あおなじみとは青あざ、青タンという意味の方言です。
青あざは血が皮膚の中にたまって、皮膚が紫色や青黒くなる状態のことです。
角などに膝や脛をぶつけると、青っぽいあざができて痛いですよね。
全国には青あざを指す様々な方言があり、あおなじみもその一つです。
あおなじみを漢字で書くと「青菜染み」になります。
あおなじみは青あざを指す方言なんだね!
あおなじみは千葉県、茨城県の方言
あおなじみは千葉県や茨城県で使われている方言です。
分類的には茨城弁や房州弁(千葉県南部の方言)に当たるようです。
使われている地域はこの2県と、近隣の栃木県で少しだけなので、かなりローカルな方言と言えますね。
千葉や茨城の方にとってあおなじみは馴染み深い言い方だそうで、他県に出た時に方言だと知ることも多いのだとか。
あおなじみは茨城弁や房州弁に当たるんだね!
あおなじみの語源や発祥は「青菜染み」
「あおなじみ」の語源、発祥=青菜染みという言葉
あおなじみの語源や発祥は、青菜染みという言葉だそうです。
青菜染みは「青菜」と「染み」に分けられます。
具体的に青菜染みがなぜ、青あざを指す言葉に変化したのかはわかっていません。
しかし言葉から読み取ると、青菜のような色の染みが体に現れるからではないかと思います。
正しい語源を知っている方がいらっしゃれば、ぜひ情報をお待ちしております。
そんなあおなじみは千葉県と茨城県の中でだけ根強く浸透し、現在に至るようです。
あおなじみの語源は「青菜染み」だけど、具体的な発祥はわかってないんだ…
あおなじみの使い方・例文
「あおなじみ」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
怪我してるけど大丈夫!?
平気!擦り傷とあおなじみぐらいだから大したことないよ
使用例②
いてて、家具の角にひざをぶつけた…。
これはあおなじみになるぞ
あおなじみの類義語や言い換え
あおなじみの類義語と言い換えについても見ていきましょう!
あおなじみの類義語
あおなじみの類義語としては下記のものがあります。
青タン
北海道から生まれた青あざの方言「青タン」です。
全国的な知名度が高く、共通語だと思って使っている人も多いようです。
平気!擦り傷と青タンぐらいだから大したことないよ
内出血
いてて、家具の角にひざをぶつけた…。
これは内出血してるぞ