今回は「ある」の言い換え表現を紹介します!
「ある」は「物事などが存在する」ことを表す言葉です。
この言葉は、非常にカジュアルな言葉であるといえるでしょう。
この記事では「ある」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
あるとは?意味は「物ごとが存在する」
「ある」の意味=物ごとが存在すること
また「その場所に存在する」ことも表します。

ご提案の中に改善点があると思います。
あるの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「ある」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①ございます


「ございます」=「ある」の意味
「ある」の丁寧語で、どのようなビジネスシーンでも問題なく使える言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中に改善点がございます。
②窺える


「窺える」=「見られる」の意味
どのようなビジネスシーンでも問題なく使える言葉といえるでしょう。
ただし、書き言葉とする場合に「窺う」と「伺う」の違いを理解しておく必要があります。
例文



ご提案の中に改善点が窺えます。
③散見


「散見」=「あちこちに散らばって見えること」の意味
若干ネガティブな印象が含まれている言葉です。
あまりよくないことを伝えたい時に使える言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中に改善点が散見されます。
④生じる


「生じる」=「新しく物事や状態が起こる」の意味
ビジネスシーンに慣れていない人でも比較的使いやすいフォーマルな言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中に改善点が生じていると思います。
⑤見受けられる


「見受けられる」=「見られる」の意味
論文や書類などの書面で使うことが多い言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中に改善点が見受けられます。
⑥認められる


「認められる」=「目に留める。気付く」の意味
ほとんどのビジネスシーンで問題なく使える言葉ですが、少し硬い印象になる可能性がある言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中に改善点が認められます。
⑦確認される


「確認」=「はっきり確かめる」の意味
ほとんどのビジネスシーンで問題なく使える言葉ですが、少し硬い印象になる可能性がある言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中に改善点が確認されております。
⑧存在している


「存在している」=「ある」の意味
ほとんどのビジネスシーンで問題なく使える言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中には、改善点が存在しています。
⑨顕在


「顕在」=「はっきり目に見える形をとってあらわれていること」の意味
意味にもあるように「ある」場所が明確である時に使える言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中には、改善点が顕在しています。
⑩点在


「点在」=「あちこちに散らばって存在すること」の意味
「ある」場所の状況がどうなっているか把握できている時に使える言葉で、「偏在」の対義語となっています。
例文



ご提案の中に改善点が点在していると思います。
⑪偏在


「偏在」=「かたよって存在すること」の意味
「ある」場所の状況がどうなっているか把握できている時に使える言葉で、「点在」の対義語となっています。
例文



ご提案の中に改善点が偏在していると思います。
あるの”カジュアル”な言い換え・類語!
「ある」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑫見られる


「見られる」=「ある状態が認められる。そのように考えられる」の意味
言葉を受け取る相手次第で、カジュアルな印象にもフォーマルな印象にもなる可能性がある言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中に改善点が見られます。
⑬点々としている


「点々としている」=「2つ以上の場所にある」の意味
日常的に使いやすい言葉であるため、カジュアルな印象になりがちな言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中に改善点が点々としています。
⑭無きにしもあらず


「無きにしもあらず」=「ないわけではない。少しはある」の意味
曖昧な言い回しがカジュアルな印象を与える可能性がある言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中に改善点が無きにしもあらずという感じです。
⑮ござる


「ござる」=「ある」の意味
本来であれば「ある」の尊敬語で丁寧な言葉なのですが、現代では冗談に取られる言葉といえるでしょう。
例文



ご提案の中に改善点がござる。
あるの豆知識・ちょっといい話
「ある」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「いる」と「ある」を分けるのは生物か無生物かではない
「いる」と「ある」の使い分けの本質は、実は生物か無生物かではなく「自分の意志で動くかどうか」にあります。
植物は生き物ですが自分の意志で動かないため「ある」を使い、調理されて動かなくなった魚も「ある」で表現します。逆にロボットのように意志があるように見える存在には「いる」が使われることもあります。



植物が「ある」側だったのは、ちょっと意外です。
英語のthere is / there areとは発想が違う
英語の「there is」「there are」がひとまとめにする存在表現を、日本語は「いる」と「ある」の2種類に分けて考えます。
この違いは英語話者が日本語を学ぶときにつまずきやすいポイントの一つで、日本語ならではの存在の捉え方を表しています。



言われてみれば、英語には無い区別ですね。
場面に合う「ある」の言い換えが見つかれば幸いです。