今回は「浅葱色(あさぎいろ)」という言葉について解説します!
「浅葱色」とは、明るい青緑という意味の言葉です。
浅葱色の奇麗な着物だね、みたいに使うよ!
浅葱色とは?蓼愛(たであい)で染めた明るい青緑色。
この記事では「浅葱色」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
浅葱色とは?意味は「緑がかった明るい青色」
「浅葱色」の意味=ごく薄い藍色のこと。また、現在は明るい青緑を指す。
浅葱色とは明るい青緑という意味の言葉です。
「浅葱色」は、和の美しさや季節感を表現するときによく使われる色です。
これは、日本の伝統的な服やアート、デザインなどでよく見られます。
和服や振袖、茶道具、絵画、陶磁器など、さまざまなものにも頻繁に使われ、その色合いが日本の文化にしっかりと根付いていることが分かります。
緑に近い青色ってことなんだね!
浅葱色の由来や語源は「薄い葱(ねぎ)の色にも似ていることから」
「浅葱色」の由来、語源=3〜4回ほど藍で染めた透明感のある明るい青緑を指す。
葱(き)は、昔「ねぎ」と呼ばれていました。
この言葉は、淡い葱の葉の色合いを指しており、浅い葱色は明るい青緑色を表します。
江戸時代には、野暮な田舎の武士や下級武士が着る衣服の内側が浅葱色であったことから、「浅葱裏」という言葉が嘲りの対象として使われていました。
一方で、新撰組が身に着けていた羽織はまさに浅葱色。そして、時が経つにつれて、今では多くの人たちに愛される伝統的な色として認識されています。
ねぎの青い部分の色のイメージか
浅葱色の使い方・例文
「浅葱色」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
淡い青色の器だ
浅葱色って言うんだよ
使用例②
透明な水面をデザインしたいんだが
浅葱色がいいんじゃないですか?
使用例③
五位、六位の官人の制服って何色だっけ?
浅葱色です
浅葱色の類義語や言い換え、対義語
浅葱色の類義語と対義語についても見ていきましょう!
浅葱色の類義語や言い換え
浅葱色の類義語や言い換えとしては下記のものがあります。
薄い藍色
浅葱色ってどんな色?
ごく薄い藍色ですよ
シアンとイエローを混ぜた色
浅葱色を作りたいんだけど
シアンとイエローを混ぜるといいよ
浅葱色の対義語
浅葱色の対義語としては下記のものがあります。
茶色
この浅葱色を反対色にしたい
茶色にしましょう
濃い青
浅葱色だと薄すぎるな
濃い青に変えますか
深緑色
浅葱色のネギは不健康そうだね
陽に当てて深緑色にします。