今回は「(圧)」という言葉について解説します!
「(圧)」とは、文章の読み手への威圧感やプレッシャーを表すネットスラングです。
「今日来る?来るよね?(圧)」みたいに使うよ!
「(圧)」の元ネタは明らかになっていませんが、「(圧)」のほかにも「圧が強い」・「圧が凄い」という表現は近年よく見かけたり聞いたりしますよね。
この記事では「(圧)」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
(圧)とは?意味は「文章の読み手への威圧感やプレッシャー」
「(圧)」の意味=文章の読み手への威圧感やプレッシャー
「(圧)」とは、文章の読み手への威圧感やプレッシャーを表すネットスラングです。
「(圧)」という表現が見られるのは主に動画投稿サイトのコメントやSNSで、投稿した文章・写真を見た相手へ威圧感を与える場合や、説得したいとき、同調してほしいとき。威圧といっても、本気ではなくジョークのニュアンスを含んで使われます。
文末に「○○だよね?(圧)」とつけるケースもあれば、犬・猫などの「ご飯がほしい」「遊んで」と訴えかけるような熱い視線を感じる写真と共に「圧」とだけ投稿するケースも見られます。
また近年では、「威圧感がある」「迫力がある」という意味で「圧がある」「圧が強い」と表現されるようにもなり、皆さん一度は聞いたり使ったりしているのではないでしょうか。
「(圧)」を使って文章で威圧感や迫力を表すんだね。
(圧)の発祥や元ネタは「不明」
「(圧)」の元ネタ、発祥=不明
「(圧)」の元ネタ・発祥は明らかになってません。
「圧」という漢字を調べると、おさえることを表す「圧迫」「圧力」や、おさえつける力を表す「気圧」「血圧」など、主に物理的におさえることを意味するとあります。
一方で「威圧」や「気圧(けお)される」のように、精神的におさえつけることを表す言葉にも「圧」という漢字は使われてきました。
近年では他者を心理的に追い詰めたり恐怖を与えたりすることを指して「圧が強い」「圧を感じる」と表現するなど、「圧」が単体で用いられています。また、それとの前後関係は不明ですが2020年2月にお笑いタレントの東野幸治さんが「圧がすごい」という表現は自身が考案したと公表。「圧」という表現がメディアや動画投稿サイト・SNSを通じて徐々に広まりました。
「(圧)」はいつ誰が使い始めたかわからないんだね。
「(圧)」の使い方・例文
「(圧)」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①相手に精神的圧力を加える場合
今日同僚と飲みに行っていい?
今日は真っすぐ帰ってくるって言ってたよね?(圧)
使用例②相手に同調圧力を加える場合
犬を飼ってもどうせお父さんやお母さんがお世話することになるだろ!
ちゃんとお世話するからいいでしょ?いいよね?絶対可愛いよ?(圧)
「(圧)」の類義語や対義語
「(圧)」の類義語と対義語についても見ていきましょう!
「(圧)」の類義語
「(圧)」の類義語としては下記のものがあります。
押さえつける
あの人の言葉は皆の意見を押さえつける力があるよ。
プレッシャー
皆の期待がプレッシャーに感じられて押しつぶされそう・・・
目力がある
彼は目力があって僕の考えが見透かされてるようでドキっとする・・・
「(圧)」の対義語
「(圧)」の対義語としては下記のものがあります。
懐柔
相手を手懐けて思い通りに従わせること。
彼はこちらを懐柔しようとしたんだろうけど、そう上手くはいかないよ。
気楽
あの人といると気楽でいいな。
リラックス
プレッシャーから解放されてようやくリラックスできるよ!