今回は「バ蓄(ばちく)」というスラングについて解説します!
「バ蓄」とは、アルバイト先のために家畜のようにがむしゃらに働かされている人を指す言葉です。
簡単に言うと「社畜」のアルバイト版です。
「最近、バ畜過ぎてツライ…」みたいに使うよ!
この記事では「バ畜」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
バ畜とは?意味は「アルバイト先のために家畜のようにがむしゃらに働かされている人」
「バ畜」の意味=アルバイト先のために家畜のようにがむしゃらに働かされている
バ畜とは、アルバイトをする学生が学業や個人生活よりもバイトに多くの時間と労力を割いてしまう状況を表す言葉で、「アルバイト」と「家畜」を組み合わせたスラングです。家畜のように働かされている状況を自嘲するニュアンスが含まれています。
簡単に言うと、「社畜」のアルバイト版が「バ畜」ということになります。また、「アルバイト社畜」や「バイト社畜」といわれることもあるようです。
バ畜という言葉は、特に学生や若者の間でよく使われているようです。
「バ畜」の基準は、労働時間や拘束時間が長い、アルバイトなのに責任が重い、シフトが急に入れられる、学業よりもバイトを優先するなどの働き方をしている人とされています。
「バ畜」は「個人生活よりもバイトに多くの時間と労力を割いてしまっている状況」ってことなんだね!
「バ畜」の発祥は「社畜+アルバイト」
「バ畜」の発祥=「社畜」+「アルバイト」
「バ畜」という言葉は、比較的最近になって使われるようになったスラングです。
似たような言葉で、会社の言いなりになってつらい仕事でも文句も言わずに働いている会社員のことを指す「社畜」という言葉がありますね。この「社畜」という言葉が元となり、「社畜」+「アルバイト」で「バ畜」という表現が生まれたとされています。
この言葉は、人材不足によるアルバイトの過剰な負担や不適切な労働環境に注目が集まる中で生まれ、特に学生や若者たちの間で使われるようになりました。
社会における非正規雇用の増加や労働環境の厳しさが背景にあり、若者たちがこれらの問題に直面する中で、アルバイトに対する労働状況や労働環境の違和感や不満、苦しい自分たちの状況を自虐的に表現する言葉としてどんどん広がっていったと考えられます。
アルバイトばかりで苦しい状況を自虐的に表現する言葉として、バ畜が広まっていったんだね!
バ畜の使い方・例文
「バ畜」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
来週のシフト表見た?
うん、平日も週末も入ってたよ。もうほんとにバ畜だわ…。
使用例②
最近、いつもバイトしてない?
ほんとね、もう「バ畜生活」って感じだよ…。
使用例③
最近バイトばっかりで疲れた!もう嫌だ―!
まじか、大変だね。ちなみに週何日くらい??
なんと週6!完全にバ畜だわ…。
__の類義語や対義語
バ畜の類義語と対義語についても見ていきましょう!
バ畜の類義語
バ畜の類義語としては下記のものがあります。
社畜(しゃちく)
社畜だから仕方ないよ…。
会社の犬(かいしゃのいぬ)
ほんとに君は会社の犬だな!
会社の駒(かいしゃのこま)
僕も会社の駒になんかなりたくないよ!
バ畜の対義語
バ畜の対義語としては下記のものがあります。
ニート
ニート生活、楽しすぎる!!
風太郎(ぷうたろう)
今日からしばらく風太郎です!
のらくら者(のらくらもの)
君はほんとにのらくら者で羨ましいな。