今回は「バグる」という言葉について解説します!
「バグる」とは、プログラムやシステムが意図しない動作をしたり、予期せぬエラーが発生するという意味の言葉です。
「プログラムを修正したけれど、まだバグるね。」みたいに使うよ!
コンピュータに虫が入り込んで、動作不良を起こしたことが由来です。
この記事では「バグる」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
バグるとは?意味は「プログラムやシステムが意図しない動作をしたり、予期せぬエラーが発生すること」
「バグる」の意味=プログラムやシステムが意図しない動作をしたり、予期せぬエラーが発生する様子のこと。
バグるとは、プログラムやシステムが意図しない動作をしたり、予期せぬエラーが発生するという意味の言葉です。
主に技術者やプログラマーが使う言葉です。プログラムやソフトウェアの開発中に誤作動することがあり、それを「バグる」と言います。プログラムやソフトウェアの開発者にとっては、悲しい出来事ですね…
昔の古いゲーム機では、本体に問題がなくても、カートリッジの汚れや差し込み方によってバグることがありました。バグったせいで、今まで頑張った分の記録が保存できず、悲しい思いをした方もいるでしょう。
「バグる=誤作動する」が転じて「頭が混乱する」「頭がおかしくなる」という意味でも使われます。「忙しすぎて、頭がバグりそうだよ」と言いますね。
「バグる」は不具合が発生したってことなんだね!
バグるの由来や語源は「コンピュータに虫が入って誤作動したことから」
「バグる」の由来、語源=コンピュータに虫が入って誤作動したことから
「バグる」は、コンピュータに虫が入って誤作動したことが由来です。
1940年代のアメリカで、コンピュータに虫が入り、不具合が発生したという出来事が起きました。
その現象により「虫、昆虫」という意味の「bug(バグ)」が使われるようになりました。虫のせいでコンピュータがバグったことは当時の作業日誌に記載されており、その作業日誌は米海軍歴史博物館で現在も保管されています。
また、プログラムの不具合を修正することを「デバッグ」と言いますが、「バグる」という言葉が関係しています。
「デバッグ」は、「取り除く」という意味の「de(デ)」に「bug(バグ)=虫」を組み合わせた言葉です。
「バグる」の言葉ができたのは、虫のせいだったんだね!
バグるの使い方・例文
「バグる」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
新しいアプリをインストールしたら、なんか動作がおかしいのよね…
アプリがバグっているのかもしれないね。
使用例②
彼は情緒が不安定になっているみたいだね。
忙しくて、頭の中がバグっているのかもね。
使用例③
ゲームばかりやっていないで勉強しなさい!
ゲームがバグっているみたいで、進まないんだよ。どうしちゃったんだろう。
バグるの類義語や言い換え、対義語
バグるの類義語と対義語についても見ていきましょう!
バグるの類義語や言い換え
バグるの類義語や言い換えとしては下記のものがあります。
不具合が生じる
このソフトウェアは不具合が生じているみたいだ。困ったな…
エラーが発生する
さっきからエラーが発生してばかりで、全然進まないなぁ。
動作がおかしい
アプリを最新版にアップデートしたら、動きがおかしくなっちゃったよ。
バグるの対義語
バグるの対義語としては下記のものがあります。
順調に動く
プログラムを修正したら、順調に動いた!納期に間に合ってよかった!
エラーがない
このプログラムはエラーがないから、安定して動いているね。
問題がない
システムに新しい機能を追加したけれど、問題なく動いている!