今回は「びっくり」の言い換え表現を紹介します!
「びっくり」は思いがけないことが起こったときに感じる、驚きや衝撃を表す意味の言葉です。
昨日の突然のプロジェクト変更には、本当にびっくりしました。
「驚き」と同じ意味で使われますが、もっと日常的で親しみやすい響きがありますね。
また、良い意味でも悪い意味でもさまざまなシチュエーションで使えるカジュアルな表現です。
この記事では「びっくり」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
びっくりの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはびっくりのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①驚愕
驚愕(きょうがく)=「非常に強い驚きやショックを感じる様子」をさす言葉
普通の「驚く」よりもずっと強い感情を示して、深い衝撃や強い動揺を伴います。
たとえば、信じられないほどの出来事や予想外のニュースを受けた時などに「驚愕の事実が明らかになった」という 表現を聞いたりしませんか。
重大な事故や驚くべき発見など、大きな影響がある出来事を伝える際によく用いられる言葉です。
例文
昨日の突然のプロジェクト変更には、本当に驚愕しました。
②愕然
愕然(がくぜん)=「ただの驚きを超えた深い動揺や衝撃」の意味
「愕然」は驚きの中でも特に茫然自失といった感じで、言葉を失うほどの衝撃や困惑を伴う状態をさします。
その場で動けなくなるほどの衝撃や困惑を表す際に使用され、しばしば消極的な感情や無力感を伴うでしょう。
ニュース報道や文学の中で、緊急性や重大性の高い情報を伝える際にこの言葉が選ばれます。
例文
昨日のプロジェクトの急な変更に、私は愕然としました。
③驚嘆
驚嘆(きょうたん)=「単なる驚きを超えて、ある物事の美しさや偉大さに心から感動する」という意味
非常に素晴らしいものや驚異的なことに対して感じる、深い感動や賞賛の感情を表す言葉です。
芸術作品や自然の景色、技術の進歩など、人を深く感動させるようなものに遭遇したときに使われます。
非常に感動したり、何かに深く感銘を受けたりしたときに、「驚嘆しました!」や「それは驚嘆に値する!」などという 表現がありますね。
例文
昨日のプロジェクト変更の速さには、正直驚嘆しました。
④震撼する
震撼(しんかん)する=「非常に強い衝撃や感動を受けて心が揺れ動くこと」の意味
ただの驚きを超えた深い感情を表現する際に適した言葉です。
たとえば、大きな地震や、信じられない出来事を受けた時など、心の底から動揺する様子を示しています。
また、非常に感動的な場面、美しいものや素晴らしいパフォーマンスに心を打たれたときにもふさわしいでしょう。
日常会話では使われる機会は少ないですが、特別な状況を語る時にとても力強い表現です。
例文
昨日のプロジェクト変更のニュースに、私は震撼しました。
⑤目を見張る
目を見張る=「非常に驚いたり感動したりする様子」の意味
目を大きく開けてじっと見る様子からきていて、素晴らしいものや驚くべきものを見たときの人の反応を表します。
何か特別なものを見たときの深い感銘や強い興奮を表現するのに適した言葉です。
日常生活で驚くことは多いですが、「目を見張る」というと、その経験が通常よりも際立っていることを強調できます。
例文
昨日の突然のプロジェクト変更には、思わず目を見張りました。
⑥動揺する
動揺する=「心が不安定になり、平静を失う状態」の意味
精神的に揺さぶられる感覚を伴うため、ただ驚く「びっくり」とは異なります。
予期しない出来事や厳しい批評、衝撃的なニュースなど、心理的なバランスを崩すような状況で使われます。
たとえば、親しい人から突然の悪い知らせを受けた時や、大事な会議で予期せぬ問題が発生した時などです。
感情が不安定な様子を表現する際に役立ちます。
例文
昨日の突然のプロジェクト変更に、私たちはかなり動揺しました。
⑦腰を抜かす
腰を抜かす=「非常に強い驚きや恐怖を感じたとき」に使われる言葉
文字通り、驚きや恐怖で一時的に腰が力を失い、立っていられなくなるほどの状態をさします。
「腰を抜かす」と「びっくり」はどちらも驚きを表す言葉ですが、「腰を抜かす」は極度の驚きやショックを表現するのに使われる表現です。
日常会話では少し大げさに感じられる場合もあるので、使う場面を選ぶと良いでしょう。
驚きの度合いを強調したい時に効果的ですね。
例文
昨日のプロジェクト変更のニュースは、腰を抜かすほどでした。
びっくりの”カジュアル”な言い換え・類語!
びっくりのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧衝撃を受ける
衝撃を受ける=「非常に強い影響や驚きを体験する」という意味
物理的な衝撃だけでなく、心理的な影響を受けたときにも使われる言葉です。
感動的な映画を見た後や、スポーツの試合で予想外の結果が出たときや、また衝撃的な発言があったときなど、さまざまなシチュエーションで使えるでしょう。
その出来事が通常の生活に大きな影響を与え、心理的にも深く感じることを伝えたいときに適しています。
話し手の心情やショックの度合いを表現するのに役立ちますね。
例文
昨日の突然のプロジェクト変更には、深い衝撃を受けました。
⑨驚く
驚く=「予期せぬ出来事や情報に対して、思わず反応してしまう感情」の意味
「驚く」は、何か新しい発見や変化に直面したときの自然な反応です。
会話の中で「驚いたことに…」というフレーズを使うと、話の中での驚きのポイントを強調できます。
日常会話からフォーマルなシーンまで広く使われ、さまざまな状況で人々の感情の動きを表す便利な言葉です。
例文
昨日の突然のプロジェクト変更には、本当に驚きました。
⑩ドキドキする
ドキドキする=「心臓が早く強く打つ感覚」の意味
興奮や緊張、恐怖など、様々な感情によって引き起こされます。
心の動きを感じる時、何かを期待している時や不安を感じている時など、多くの感情的な状況で使えます。
たとえば、好きな人に会う前や、大切な試験の前など、期待や不安が入り混じった状況などです。
感情が活発になる瞬間を色鮮やかに描写するのに適した表現ですね。
例文
昨日のプロジェクト変更を聞いて、心がドキドキしました。
⑪仰天する
仰天する=「非常に驚く、または驚きであっけにとられる」の意味
信じがたいほどの出来事や想像もつかなかったような現象に直面したときに使われ、驚きで顔を上げて空を仰ぐ様からきています。
その出来事によって完全に思考が停止するほどの強烈な驚きを表現します。
ただの驚きを超えて深い感銘や衝撃を与える出来事に対して使うと、そのエピソードが持つ感情的な重みを増す言葉です。
例文
昨日のプロジェクト変更の発表には、本当に仰天しました。
⑫ドキッとする
ドキッとする=「何か予期せぬ出来事や言葉によって、突然の驚きや緊張を感じる」という意味
予想外の小さな出来事や驚きの瞬間に使われ、心臓が一瞬で強く打つ感覚を伴います。
個人の内面的な反応をさし、緊張や恐怖、あるいは恥ずかしさの感情が含まれたりするでしょう。
自分の秘密を知っているかのように言われたときや、ふとした瞬間に好きな人と目が合った時などにぴったりではありませんか。
感情の微妙な動きを捉える際に便利な表現で、人々が内心で感じる繊細な驚きや緊張を表すのに適しています。
例文
昨日のプロジェクト変更の発表に、ドキッとしました。
⑬ドッキリ
ドッキリ=「予期せぬ驚きや仕掛け、その反応」の意味
意図的に仕組まれた驚きや、それに対する計画された演出を含む場合が多いです。
友人や家族を驚かせるためのパーティーやイベントで計画されたり、面白おかしく共有される内容となります。
エンターテイメントでは非常に一般的で、人々が計画的な驚きやユーモアを楽しむ状況を描写する際に役立ちます。
例文
昨日の突然のプロジェクト変更は、まるでドッキリのようでしたね。
⑭目の玉が飛び出る
目の玉が飛び出る=「非常に強い驚きや驚愕を感じた時に使われる言い回し」の言葉
目を大きく見開いた状態を表現しており、何か信じられないほどのことを見たり聞いたりしたときの人の反応を 色濃く表していますね。
話にユーモアを加えたり、聞き手にその驚きの大きさが鮮明に伝わります。
より強い驚きや感動、ショックを表現するのに適した言葉で、聞き手の注意を引くのに非常に効果的です。
例文
昨日のプロジェクト変更には、目の玉が飛び出るほど驚きましたね。
⑮たまげる
たまげる=「何か予期しない出来事や情報に直面して、非常に驚く」という意味
ショックや驚きが非常に強い場合に使われ、驚き度合いの深さを強調する際に用いられます。
「びっくり」と比較して、「たまげる」はより口語的で、やや古風またはユーモラスなニュアンスですね。
話にコミカルな要素を加えたり、聞き手に強い印象を与える効果があるでしょう。
例文
昨日のプロジェクト変更には、本当にたまげましたね。