どのようなの言い換え15語！ビジネスや論文、レポートで使える類語は？

今回は「どのような」の言い換え表現を紹介します！

「どのような」は「状態が不明であるため、それを問う」という意味の言葉です。

フォーマルな場でもカジュアルな場でも使用できる言葉です。

しかし曖昧な表現のため、後に何か言葉を付け足すと具体的な状況を問いかける言葉となり、丁寧な印象を与えるでしょう。

この記事では「どのような」の言い換えを15語紹介しています！興味がある方は記事の続きへどうぞ！

どのようなの”フォーマルな”言い換え・類語！ビジネスやレポートで使える言葉を紹介！

まずはどのようなのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①どれほどの

どれほどの＝「不定の数量を聞く」意味

「どれほどの」は、程度を尋ねたい時に使う言葉です。

数量、程度がどのくらいか把握したい場合等に使用します。

②どの程度の

どの程度の＝「不定の数量を聞く」意味

「どの程度の」は、程度や範囲をより丁寧に尋ねたい時に使います。

「程度」は、他の物事と比べた際の高低や強弱、大小、優劣等の度合いを示す言葉です。

③どのような状態の

どのような状態の＝「対象のありさま」意味

「状態」とは、人や物事のある時点でのありさまを示す言葉です。

そのため、対象の様子を問いたい場合等に使用できます。

④どのような状況の

どのような状況の＝「対象のありさま」の意味

「状況」は「状態」と非常によく似た言葉ですが、時代や場所等のその時その時の様子を示す言葉です。

対象が時代・場所・事件等の場合に使用できる言葉です。

⑤いかようの

いかようの＝「状態・方法等を問う」意味

「いかようの」は、「どのような」「どんな」という意味のなかで、より丁寧な表現です。

文語的な表現のため、あまり口語として使用されません。

漢字では「如何様」と書きます。

⑥いかなる

いかなる＝「疑問の意を表わす」意味

「いかなる」も、「どのような」「どんな」という意味の言葉で、これらをより強調したい場合に使います。

こちらも話し言葉として使用されることはあまりありません。

漢字では「如何なる」と書きます。

⑦何れの

何れの＝「不特定のものを指す」意味

「何れの（いずれの）」は、「どの」「いずれか」といった意味で、選択肢の中から一つを選ぶようなニュアンスがあります。

古い言い回しのため、話し言葉として使われることは少ないです。

⑧詳細

詳細＝「細部に至るまで詳しい」の意味

「詳細」は、詳しい内容を聞く際に使用できます。

「どのような」の直接的な言い換え表現ではありませんが、対象について直接的に聞く場合に使用できます。

どのようなの”カジュアル”な言い換え・類語！

どのようなのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑨いったい

いったい＝「強い疑問」の意味

「いったい」は、対象への疑問を強調する表現です。

また、相手を咎める意もあります。

漢字では「一体」と書きます。

⑩一体全体

一体全体＝「強い疑問」の意味

「一体全体」は驚きや疑問を込めて、強い口調で尋ねたい時に使います。

「いったい（一体）」を強めた言い方として使用されます。

⑪どんな

どんな＝「対象の状態、程度について限定できない」という意味

「どんな」は、はっきりしない対象を想像しようとする言葉です。

「どのような」の最も一般的な言い換え語のひとつですが、カジュアルな表現のため使用する状況には注意しましょう。

⑫どういう

どういう＝「状態が不明であるため、それを問う」意味

「どういう」は、「どんな」の直接的な言い換え表現です。

やや口語的な言葉のため、使用する状況には注意しましょう。

⑬どれくらいの

どれくらいの＝「範囲を尋ねたい」の意味

「どのくらい」は、対象の程度を聞く言葉です。

また「この件はどれくらい大変か分かるだろう」等と副詞的に用いる際は、「程度が甚だしい」という意味となります。

⑭どんなもん

どんなもん＝「対象の状態が不明であるため、それを問う」意味

「どんなもん」は、対象がどのような状態を尋ねたい時に使う方言です。

方言のため、使用する場所・相手には注意しましょう。

⑮どんだけの

どんだけの＝「対象の程度・分量・値段等を問う」意味

「どんだけ」は、「どれほど」「どれだけ」の方言としてさまざまな地方でみられる言葉です。

方言のため、使用する場所・相手には注意しましょう。