今回は「得る」の言い換え表現を紹介します!
「得る」は、努力して何かを手に入れる、自分のものにするという意味の言葉です。
プロジェクトに関する重要な情報を得る。
この言葉は、フォーマル寄りでもカジュアル寄りでも、どちらでもないニュートラルな言葉に分類されます。
この記事では「得る」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
得るの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは得るのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①取得する
取得する=「手に入れる、自分のものとして得る」の意味
元の言葉とほとんど同じ意味を表現できる熟語です。
ただし、物品を手に入れるよりも、権利や資格などを手に入れる場面に適しています。
例文
プロジェクトに関する重要な情報の閲覧権を取得しました。
②獲得する
獲得する=「手に入れる、容易には得難いものを努力して自分のものにする」の意味
こちらも元の言葉とほとんど同じ意味を持ち、時間をかけて困難を乗り越えて手に入れる場面で使うことができる表現です。
物事、技術、知識を得ることができた場面に適しています。
例文
プロジェクトに関する重要な情報を閲覧する権利を獲得しました。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③入手する
入手する=「手に入る、手に入れる、自分のものにする」の意味
自分が必要としている物を手に入れたときに使うことができる表現です。
物品を手に入れる場合に使うことはできますが、「権利を手に入れる」という意味では使いません。
例文
プロジェクトの成功のために必要な情報を入手しました。
④落手する
落手する=「品物や手紙などを受け取る、手に入れる」の意味
品物や手紙を「受け取る」という、元の言葉よりもやや受け身なニュアンスで使われる言葉です。
かしこまった表現なので、口頭よりも、ビジネスメールなどの文面で使われることが多い表現です。
例文
ご郵送頂いた重要書類は、確かに落手しました。
⑤収得する
収得する=「何かを自分のものにする、所有物にする」の意味
得られたものが自分自身の所有物になる場面で使う表現です。
ビジネスシーンにおいては、物品に対して使うこともありますが、特に、株式を得た場合に使うことができます。
例文
先日新たに発行されたA社の株式を収得しました。
⑥習得する
習得する=「学問や技術、知識などを習って身につける」の意味
元の言葉のように、単に何かを得るというよりも、知識や技術、スキルを習って自分のものにした場合に使う表現です。
同じ読みで意味も近い「修得する」という表現もあります。こちらは、特に学問に特化した内容や知識を学んで自分のものにする場合に使われるので、ビジネスシーンでは使うことは比較的少ないかもしれません。
例文
プロジェクト成功に貢献できるようなスキルを習得したいと考えております。
⑦購入する
購入する=「物を買う、お金を支払って自分のものにする」の意味
物品を得る際にお金を支払った場合に使うことができる言葉です。
お金を支払って得ている場面であれば、どんな物品に対しても使うことができます。
例文
業務に必要な備品を購入しました。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧受理する
受理する=「自分に渡されたものを受け取る、手に入れて処理する」の意味
元の言葉よりもやや受け身のニュアンスがあります。
書類を受け取り、一定の処理をおこなう場合に使うことができる表現です。
書類を受け取った場合にしか使うことができない表現ですので、書類以外の重要なものを受け取る際には同じ意味の「受領する」が使われます。
例文
業務に関連する行政への提出書類が無事受理されました。
⑨頂く
頂く=「物を受け取る、食べる、飲む」の意味
受け取って得られる際の謙譲語として汎用性のある表現です。元の言葉よりもやや受け身な表現です。
物品を受け取る場合だけでなく、飲食する場面でも使うことができます。
例文
新プロジェクトで関わる企業の新商品サンプルを頂きました。
⑩頂戴する
頂戴する=「物を受け取る、食べる、飲む」の意味
「頂く」と同様の意味を持ち、さらにフォーマルな謙譲表現です。
単に物を受け取る場合だけでなく、何かをもらうことを依頼する場面でも使うことができます。
例文
お忙しいところ大変恐縮ですが、新企画を説明するお時間を頂戴できますでしょうか。
得るの”カジュアル”な言い換え・類語!
得るのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪手に入れる
手に入れる=「自分のものにする、所有物にする」の意味
元の言葉とほとんど同じ意味で使うことができる言い換え表現です。
物品だけでなく、資格や権利などを得ることができた場合にも使うことができます。
例文
プロジェクトに関する重要な情報を手に入れました。
⑫手中に収める
手中に収める=「自分のものにする、つかみとる」の意味
たまたま得られて自分のものにした場合よりも、努力して自力で何かを得た場合に使う表現です。
また、物品を得る場面ではなく、成功や勝利を手に入れる場面で使われます。
例文
プロジェクトの成功を手中に収めました。
⑬貰う
貰う=「何らかの物を受け取り、自分のものにする」の意味
自力で得るのではなく、相手から与えられたものを受け取って自分のものにするという意味があり、元の言葉よりも受け身な表現です。
「頂く」と近い意味があるカジュアルな表現で、何かを受け取る際によく使われます。
例文
会議の休憩中に飲み物を貰いました。
⑭受け取る
受け取る=「相手から渡されたものを受けて取る、手に入れる」の意味
こちらも、元の言葉よりも受け身な表現で、相手から与えられたものを自分のものにする場面で使うことができます。
「受け取りました」と丁寧にすることで、ビジネスシーンで使われることもありますが、よりフォーマルな表現があるので、ここではどちらでもない表現として紹介します。
例文
プロジェクトに関する情報を受け取りました。
⑮ゲットする
ゲットする=「手に入れる」の意味
「手に入れる」という意味の英単語「Get」をカタカナで表記して使っている表現です。
かなりカジュアルな表現なので、ビジネスシーンで使うことはまずありません。親しい人との会話の中でのみ使うことが望ましいです。
例文
プロジェクトに関する情報をゲットしました。
退職や転職で悩んでいるあなたへ