今回は「不便」の言い換え表現を紹介します!
「不便」は便利でないこと、使いづらいこと、または手間がかかることという意味の言葉です。
ここから駅までの道のりは遠いので不便です
不便は日常会話でも、真面目な場面でも使うのでややフォーマルな表現です
この記事では「不便」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
不便の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは不便のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①不都合
不都合=「物事が予定通りに進まないことや順調にいかないこと」の意味
「不便」は、何かを行う上で手間がかかる、やりにくいといった、客観的な状況を表すことが多いのに対し、「不都合」は、個人の感覚や価値観に基づいた、より主観的な評価を含みます。
- ビジネスシーンなどで問題が発生したり予定が変更になったときに使用します
- 不都合をおかけして申し訳ありません
例文
ここから駅までの道のりは遠いので通勤には不都合です
②不適切
不適切=「状況や用途に対して合わないこと」の意味
公的な場で何かが状況に合わない事を指摘するするときなどに使用します、不便よりもより、強い否定の表現です。
- この設備では現在のお客様の業務には不適切です。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので通勤には不適切です
③障害がある
障害がある=「物事の進行に支障があることを示す表現」の意味
公的な場で問題が起こったときに原因を説明する場面などで使用します。
- 現在の工程では障害があり、改善を必要とします。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので通勤に障害があります
④支障がある
支障がある=「物事がうまくいかないこと」の意味
仕事、プロジェクトなど、目標に向かって進む際に、その過程で発生する問題点や困難を指す際に使われます。
不便よりも丁寧な表現です。
- このシステムには利用上において支障があります。
例文
ここから駅までの道のりは遠いのでお客様にとって支障があります
⑤利便性に欠ける
利便性に欠ける=「便利さが不足していること」の意味
商品、サービス、システムなど、人々の生活を便利にすることを目的としたものが、その目的を十分に果たしていない場合に用い、ものごとの改善点を指摘するときなどに使用します。
- この商品では利便性に欠ける点が見受けられます。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので利便性に欠けます
⑥煩わしい
煩わしい=「心がわずらわしく、いやな気持ちになること」の意味
音、人の群衆、複雑な手続きなど、精神的なストレスや負担を与えるような状況を指す際に用います。
物理的な不便だけでなく、精神的な負担感も含まれます。
- 毎日の通勤ラッシュは本当に煩わしい。
- この書類の作成は、細かい作業が多くて煩わしい。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので煩わしい
⑦不利益
不利益=「損害を受けること、あるいは損なわれること」の意味
法律、経済など、権利や利益に関する問題を扱う際に使われます。
「不利益」は、損害や損失といった、より具体的な結果を伴うことを意味します。
「不便」は、単にやりにくい、あるいは不自由な状態を指すことが多く、「不利益」ほど深刻な結果をもたらすわけではありません。
- 今回の事故で、彼は大きな不利益を被った。
- この契約には、顧客にとって不利益な条項が含まれている。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので不利益な状況です
不便の”カジュアル”な言い換え・類語!
不便のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧難儀
難儀=「 困難なこと、大変なこと苦労が伴うこと」の意味
物事の進行が困難であったり、苦労を伴うような状況を客観的に表現する際に使われます。
「不便」は、行動のしにくさや不自由さを強調するのに対し、「難儀」は、その状況が困難であること、苦労が伴うことを強調します。
- この仕事は人手が足りなくて難儀だ。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので難儀です
⑨不自由
不自由=「自由にできないこと、行動が制限されること」の意味
「不便」は、行動のしにくさや不自由さを強調しますが、「不自由」は、生活環境や身体的な条件など広範囲な自由の制限を表します。
- 田舎暮らしは、交通の便が悪くて不自由だ。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので不自由です
⑩迷惑
迷惑=「ある行為がもとで、他の人が不利益を受けたり不快を感じたりすること」の意味
「不便」は、自分自身の行動のしにくさを表すのに対し、「迷惑」は、他人に与える影響に焦点を当てています。
- 騒音は近隣住民に迷惑をかける。
- 彼はいつも遅刻してくるので、みんなに迷惑をかけている。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので迷惑を。
⑪使いづらい
使いづらい=「 使い方が複雑であったり、操作性が悪く使いにくいこと」の意味
物品や機器など、何かを使う際にその使い勝手の悪さを表現する際に使われます。
- このリモコンはボタンが多くて使いづらい。
- 新しいパソコンの操作が使いづらい。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので使いづらいです
⑫手間
手間=「時間や労力、費用などがかかること」の意味
「不便」は、行動のしにくさを強調しますが、「手間」は、その作業にかかる時間や労力を強調します。
- この料理を作るのはとても手間がかかる。
- 書類整理は手間がかかる作業だ。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので手間を取らせてしまう
⑬負担
負担=「心身にかかる重荷、あるいは責任」の意味
不便より、「負担」は、心理的なプレッシャーや、身体的な疲労感を伴うことを強調します。
- 仕事のストレスは、大きな負担だ。
- 子供の世話は、親にとって大きな負担になる。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので負担である
⑭苦労
苦労=「大変で困難なことを経験すること」の意味
困難な状況を乗り越えようとしたり、目標を達成するために努力したりする際に使われます。
- 事業を成功させるには、多くの苦労が必要だ。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので苦労をかけてしまう
⑮面倒(めんどう)
面倒=「手間がかかる、煩わしい」の意味
何かをするのが億劫に感じられるときや、面倒な作業を避けたくなる時に使われます。
不便より「面倒」は、心理的な抵抗感や、やる気が起きないことを強調します。
- 掃除をするのは面倒だ。
- 書類整理は面倒な作業だ。
例文
ここから駅までの道のりは遠いので面倒だ