今回は「不参加」の言い換え表現を紹介します!
「不参加」は行事や活動に加わらないこと、またその意志がないことをいう意味の言葉です。
贔屓のチームがその大会に不参加と聞き、とても残念に思います。
不参加はフォーマル寄りでもカジュアル寄りでも、どちらでもないニュートラルな言葉です。
この記事では「不参加」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
不参加の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは不参加のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①欠席
欠席=「行くべき場に行かないこと、出るべき席に出ないこと」の意味
特定の場に加わるかの以前に、その場にいないことを意味します。
不参加がその場にいたとしても、仕事や行事に加わらないことに対し、そもそもその場に行かないことが欠席です。
ビジネスシーンなどフォーマルな場面での断り文句でも使われますが、日常会話でも使われます。
例文
贔屓のチームがその大会出場を欠席することとなり、残念に思います。
②辞退する
辞退する=「勧められたことや依頼を遠慮して受けないで引き下がること」の意味
遠慮して利益になることや名誉なことを断り、応じないことです。
フォーマルな場面によく適しており、日常会話には向かないでしょう。
例文
贔屓のチームがその権威ある大会に出ることを辞退して、残念です。
③固辞する
固辞する=「申し入れや勧めをきっぱりと断り、応じないこと」の意味
ただ断るのではなく、断固として受け入れないという言葉です。
先に出た「辞退する」よりも更に意志が強い意味合いがあります。
ビジネスシーンや政界などフォーマルな場面で使われることが多く、日常会話には向かないでしょう。
例文
贔屓のチームが名誉あるその大会出場を固辞することとなり、とても残念です。
④遠慮する
遠慮する=「他の人に対して、事情を考えて言動を控えること、引き下がること」の意味
席をはずすことの意味もあります。相手に対する敬語表現になります。
周りに気配りをして、言葉や行動を慎むことから、他人へ対する意識が強いでしょう。
ビジネスの場や目上の人との会話などフォーマルな場面で使われるますが、日常会話で断る際にも使われます。
例文
贔屓のチームが主催者側に配慮し、出場を遠慮して残念だ。
⑤見送る
見送る=「ある行動やお誘いなどを控えて、様子をみること」の意味
あることを進めるのを、差し控える意味があります。
丁寧な伝え方ですが、断ることは決定事項である場合で、その意思を表現する言葉です。
フォーマルなビジネスシーンで使われることが多いですが、先延ばしにする際など日常会話でも使われます。
贔屓のチームが今回の問題に考慮して、出場を見送ることになり残念だ。
⑥見合わせる
見合わせる=「ある事柄を実行するのをやめて時期をみはからう」の意味
提案や計画などを断るのを穏やかに伝えるために用いられる表現です。
実行をいったん取りやめますが、先に出た「見送る」よりは、今後実施する可能性があるといったニュアンスがあります。
フォーマルなビジネスの場やメールなどで用いられることの多い表現でしょう。
例文
贔屓のチームは対戦国の事情に配慮して、今回は試合を見合わせることにした。
⑦差し控える
差し控える=「行為や言動を状況を見合わせて自制し、やめておく」の意味
何か行動を抑えることで、相手や周りへの配慮を示すことができます。
悪い結果が起こらぬように、言動を抑制する意味合いが強いです。
フォーマルな場面に用いられる表現で、カジュアルな日常会話には向かないでしょう。
例文
贔屓のチームは今回の災害の被害を踏まえて、大会出場を差し控えることとした。
⑧断念
断念=「計画していたことやその行為をあきらめること」の意味
やろうとしていた行為を仕方ないと思い、やめる決意をする意味です。
それなりに事態が深刻であるという意味合いが強いでしょう。
ビジネスシーンや日常会話でも使われる際はやや重大な場面に適した表現です。
例文
贔屓のチームは劣勢で、大会出場を断念して残念だ。
⑨棄権
棄権=「何らかの事柄に対する自分の権利を捨てて使わないこと、やめること」の意味
自分の意思、または周りの状況で決められることを指します。
選挙や議会などフォーマルな場や、競技など大会への参加を取りやめる場で用いられます
例文
贔屓のチームが棄権して大会に出られず残念に思います。
⑩ボイコット
ボイコット=「特定の相手に対し、要求や主張を目的に参加や利用をやめること」の意味
ある勢力に対し、抗議活動の一環として拒否活動を指す意味です。
競技の参加の有無や社会運動の場でよく用いられますが、日常的にも使われます。
例文
贔屓のチームが、主催者側の考えに抗議し、出場をボイコットして残念だ。
不参加の”カジュアル”な言い換え・類語!
不参加のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪休む
休む=「活動や行為を一時中断して、心身が安らぐように楽にする」の意味
休むはカジュアルな言葉で、日常会話向きでしょう。
職場や、フォーマルな場で使う時は、理由の説明と詫びの言葉、丁寧な表現を心掛けましょう。
例文
贔屓のチーム、今日の試合休むんだって。
⑫やめる
やめる=「今まで続けてきた物事を行わない、終わりにする」の意味
それまでしていたことや、予定を実施せず中止することです。
どの場面にも使われるニュートラルな言葉でしょう。
やめるは日常会話で使われることが多いですが、ビジネスシーンや様々な場でも使われます。
例文
贔屓のチーム、今日の試合に出るのやめるってよ。
⑬現れない
現れない=「人や物が特定の場所に出てこないこと」の意味
表面に出てこないことを意味する表現です。
フォーマルなシーンでも、カジュアルな日常会話でも使われます。
例文
贔屓のチーム、今日は会場に現れないなぁ。
⑭さぼる
さぼる=「仕事や勉学、やるべきことをやらずに怠けること」の意味
フランス語のサボタージュが由来で、サボを動詞化した造語です。
元は要望を訴える労働争議が語源でしたが、転じて仕事や勉学を手を抜き、怠けるの意味になりました。
カジュアルな言葉で、真面目な場や目上の相手に使うべきではありません。親しい間柄で使いましょう。
例文
贔屓のチーム、来ないと思ったら、試合さぼったんだって。
⑮ずる休み
ずる休み=「正当な理由がないのに、仕事や学校などに行かずに休むこと」の意味
一般的に許されないような理由や、嘘をついて休むときなどに使われます。
非常にカジュアルな言葉で日常会話向きです。良い印象を与えないので、使い方は気をつけましょう。
例文
贔屓のチームが出るので、学校をずる休みして観に行った。