今回は「ガチ勢」というネットスラングについて解説します!
「ガチ勢」とは、ひとつの物事に熱中している人という意味の言葉です。
「彼はガチ勢だ」みたいに使うよ!
「ガチンコ」と「勢力」が合わさった言葉です。
この記事では「ガチ勢」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ガチ勢とは?意味は「ひとつの物事に熱中している人」
「ガチ勢」の意味=ひとつの物事に熱中している人
ガチ勢とはひとつの物事に熱中している人というネットスラングです。
ガチ勢には大きく分けて二つの意味があります。
ひとつ目はひとつのゲームをとことんやり込んでいる人という意味。
本来娯楽であるゲームに、研究のように考察とやり込みをするプレイヤーのことを指します。
元々ゲーム界隈で使われていた言葉ですので、元祖の意味になりますね。
二つ目は特定の物事に関してのコアな情報や知識を持っている人という意味。
ゲームに限らず、ある特定の物事に熱中して取り組んでいる人全般に使われます。
例えば「けん玉ガチ勢」やアニメ名+ガチ勢でそのアニメのグッズをコンプリートしている人などを指したり、あらゆるジャンルで、コアな情報や知識を持っている人を意味します。
では、ガチ勢はどのくらいの人を指すのでしょうか。
基準は様々ですが、ここまでのレベルならガチ勢といった明確な基準はありません。
そのため、SNSなどで迂闊にガチ勢を名乗ると、否定派に絡まれてしまうこともあるので、使い方には注意したほうが良いでしょう。
特定に関して詳しかったり上手い人の
ことを言うんだね!
ガチ勢の発祥や元ネタは「『ガチンコ』と『勢力』」
「ガチ勢」の元ネタ、発祥=「ガチンコ」と「勢力」
ガチ勢とは「ガチンコ」と「勢力」を合わせた言葉です。
- ガチンコ 元は相撲用語で真剣勝負という意味
- 勢力 あるひとつに属するグループという意味
二つの意味がガチ勢の元となっています。
元々はひとつのゲームをやり込んでいる人に対して使われる言葉で、「ポケモンガチ勢」「モンハンガチ勢」などゲーム名+ガチ勢というように使うことが多いです。
しかし近年ではそれだけに留まらず、日常会話でも「英会話ガチ勢」「ハロウィンガチ勢」などと使われるようになりました。
様々な場面で使われるようになったガチ勢ですが、いつ頃から使われるようになった言葉なのでしょうか。
詳細は定かではありませんが、少なくとも2017年頃には使われていたようです。
最初はネット掲示板「2ちゃんねる」や動画配信サービス「ニコニコ動画」などで使われていましたが、徐々に一般にも広がり日常的に使われるようになりました。
元々はゲームをやり込んでる人に使ってたんだね
ガチ勢の使い方・例文
「ガチ勢」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
主にゲームに熱中している人に使われます。
推しのコラボイベントが始まったー!!
本当にあなたそのゲームのガチ勢だよね
使用例②
コアな情報を持つ人にも使われます。
今回の〇〇っていうアニメの製作陣が凄くてね、過去作の…etc
君は〇〇アニメのガチ勢だね〜
使用例③
日常会話でも使われます。
明日のハロウィンの仮装楽しみだね!
うちらガチ勢だからね!気合い入れていこう!
ガチ勢の類義語や対義語
ガチ勢の類義語と対義語についても見ていきましょう!
ガチ勢の類義語
ガチ勢の類義語としては下記のものがあります。
マニア
ひとつのことに熱中して取り組む人。
パソコンマニアの彼に相談してみよう
廃人
ゲームなどに夢中になりすぎて日常生活に支障をきたしている人のこと。
うちの息子がゲーム廃人になっていて将来が心配だ
オタク
興味関心のある物事に対して時間や費用を費やし没頭している人のこと。
オタクな友達が始発の電車でグッズを買いに行ったらしい!
ガチ勢の対義語
ガチ勢の対義語としては下記のものがあります。
にわか
レベルもテクニックもまだまだ初心者なのに知ったような顔をする人。
最近にわかファンが増えて困るなあ
エンジョイ勢
楽しむことを最優先にしている人。
私はエンジョイ勢だから難しいことはよくわかんない!
趣味勢
あくまで趣味の範囲内で楽しんでいる人。
彼は趣味勢だから夜遅くにはゲームしないよ