今回は「我慢」の言い換え表現を紹介します!
「我慢」は感情をおさえてこらえること、また耐え忍ぶことという意味の言葉です。
学生時代スポーツに打ち込んでおり、我慢強さには自信があります。
我慢という言葉は普段からよく使う汎用性のたかい言葉です。
この記事では「我慢」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
我慢の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは我慢のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①克己
克己=「意志の力で自分の衝動、欲望、感情などをおさえること」の意味
- 意思の力で欲望に勝つこと、己に勝つことを意味する言葉です。
- 克己心は自分の欲望などをおさえる心、自制心を表します。
- 主にフォーマルなシーンでの使用が多いでしょう。
例文
学生時代スポーツに打ち込み、克己心を養いました。
②忍苦
忍苦=「苦しみに耐えて我慢すること」の意味
- 苦しみを忍ぶこと、苦痛に堪えるという意味があります。
- フォーマルな場面で使用する機会が多い言葉です。
例文
学生時代スポーツに打ち込んでおり、厳しい上下関係や練習などの忍苦を乗り越えたからこそ、今の自分があると思っています。
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③隠忍
隠忍(いんにん)=「怒りや苦痛をじっと我慢すること」の意味
- 「隠忍しながら時機をうかがう」という言葉があるように、じっと我慢すること、表にあらわさないでこらえること、という意味もあります。
- 日常会話ではあまり使われません。
例文
学生時代、上下関係の厳しい部活に所属しており、先輩からの厳しい指導を隠忍しながらも、レギュラーを勝ち取ったことが自分の強みです。
④堅忍
堅忍(けんにん)=「苦しくても我慢強くこらえること」の意味
- 「堅忍不抜」は何事にも我慢強く耐えて、心を動かさないこと、という意味を持っています。
- フォーマルなシーンでの会話に使われます。
例文
学生時代スポーツに打ち込んでおり、堅忍不抜の精神で様々な練習を乗り越えた自信があります。
⑤堪忍
堪忍=「苦しみなどをこらえ、我慢すること」の意味
- 怒りをこらえて許すこと、また、苦しみをこらえてしのぶことという意味もあります。
- 「堪忍袋」は怒りを抑えて、堪忍できる度量を袋にたとえた言葉です。
- どちらかといえば、フォーマルなシーンで使用することが多いでしょう。
例文
学生時代、後輩指導の際には堪忍袋の緒が切れそうになることもありましたが、どうにかそれを乗り越え今の自分が作られました。
⑥不屈
不屈=「どんな困難にもたえ、けっして屈しない様子」の意味
- 不撓不屈(困難に直面してもけっしてひるまず、くじけないさま、どんな困難でもくじけない様子)や不屈の精神などの言葉として使うことが多い言葉です。
- フォーマルな場面で使います。
例文
学生時代強豪校と呼ばれるチームに所属しており、不屈の精神で様々な練習を乗り越えてきたことが自信です。
我慢の”カジュアル”な言い換え・類語!
我慢のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦抑える
抑える=「こみあげる感情を止め、外に現れないようにする」の意味
- 自分自身の感情をコントロールし、平静をよそおうという意味があります。
- フォーマルからカジュアルまで広く使うことができます。
例文
学生時代チームスポーツに打ち込んでおり、キャプテンとして常に冷静な判断ができるよう極力感情を抑えて、チームを勝利へ導きました。
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⑧耐える
耐える=「我慢する、こらえる」の意味
- 神的・肉体的なつらさに屈せず、じっと我慢することなどをあらわす言葉です。
- 苦しさ・つらさ・いやなこと・孤独などを表に表したりしないで、今までの状態を無理してでも続けるという意味もあります。
- 様々なシーンで使用可能です。
例文
学生時代強豪と呼ばれているチームに所属しており、様々な練習に耐えレギュラーとして活躍していました。
⑨辛抱
辛抱=「(嫌なことやつらいことを)がまんすること、辛さをこらえ忍ぶこと」の意味
- 我慢よりも辛抱の方が、より精神的なものをこらえるときに使うことが多いです。
- 辛抱強い(よく辛抱する、がまん強い)や辛抱人(辛抱強い人、忍耐強くよく働く人)などと使われることもあります。
- フォーマルやカジュアル関係なくどちらでも対応可能な言葉です。
例文
学生時代スポーツに打ち込んでおり、辛抱強さには自信があります。
⑩忍耐
忍耐=「苦痛や怒りなどをこらえること」の意味
- こらえること、たえしのぶこと、という意味があります。
- 忍耐力(苦しみやつらさに耐える力)、忍耐強い(つらいことによく耐えられる、我慢強い)などの言葉で使用することもあります。
- 「忍耐」は寒さ・暑さ・ひもじさなど自然現象・生理現象には使わないので注意しましょう。
- 日常会話からフォーマルな会話まで広く使用することができる言葉です。
例文
学生時代スポーツに打ち込んでおり、忍耐強さには自信があります。
⑪根気
根気=「がまん強くつづける気力」の意味
- 物事を粘り強く続けていく気力、という意味をあらわす言葉です。
- 「根気強い」などの言葉でも使われることも多いです。
- シーンを問わず使用することができます。
例文
学生時代スポーツに打ち込んでおり、根気強さには自信があります。
⑫忍ぶ
忍ぶ=「精神的なつらさをじっと我慢する、堪える、耐える」の意味
- こらえる、つらいことを我慢する、という意味をあらわします。
- 日常会話からフォーマルな会話まで広く使えます。
例文
学生時代思うような成績が残せていない時、恥を忍びながらも自分より上手な後輩にアドバイスを求めるなど、解決に向けて動きました。
⑬耐え忍ぶ
耐え忍ぶ=「精神的・肉体的なつらさに屈せず、じっと我慢をする」の意味
- 「忍ぶ」の強調した表現になります。
- 「堪え忍ぶ」とあらわすこともありますが、同じ意味です。
- 日常で使用する機会が多いかもしれません。
例文
学生時代スポーツに打ち込んでおり、様々な練習に耐え忍んできました。
⑭根性
根性=「苦しさに耐えてやり遂げる強い精神力」の意味
- その人の根本的な性質、こころね、しょうね、また、困難にもくじけない強い性質という意味があります。
- 日常使いしやすい言葉です。
例文
学生時代スポーツに打ち込んでおり、根性には自信があります。
⑮堪える
堪える=「苦しみや痛みなどを我慢する」の意味
- 感情などを抑えて外に出さない、苦痛や不快を我慢する、また感情や欲求を表にださないように抑える、という意味もあります。
- 外部からの影響というよりは、自分の内に生じたものを抑える場合に使います。
- 「堪え性」は、苦しいことやつらいことを我慢する気力・性分、我慢のできる性分、をあらわす言葉です。
- フォーマルなシーンよりは日常で使用する機会が多いといえるでしょう。
例文
幼少期よりスポーツに打ち込んでおり、一つのことに対して堪え続ける自信があります。
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