今回は「頑張って」の言い換え表現を紹介します!
「頑張って」は困難な状況でも力を出して努力してほしいという意味の言葉です。
他者に対し、励ましや応援の言葉として用いられる際に頑張るという言葉が変化したものになります。
来週の試合、全力で頑張って。
頑張っては親しい間柄で使われる応援の言葉であり、文脈次第では目上の人や上司に対して使用することは、敬意を欠いてしまう恐れがあるのでカジュアルな言葉と言えます。
この記事では「頑張って」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
頑張っての”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは頑張ってのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①最善を尽くして
最善を尽くして=「今できる最もいいことをする」の意味
最善を尽くすという言葉には、最高の成果を得るために全力を尽くすという意味があります。
最善を尽くしてという表現は、頑張ってと同様に、上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現となります。
下の立場の人が、自身のやる気を伝えたい場合には、『最善を尽くして参ります』や『最善を尽くす所存です』などと変化させると相手に敬意を示すことができます。
例文
来週の試合、最善を尽くして。
②ベストを尽くして
ベストを尽くして=「目的を果たすためにできる限りのことをして」の意味
ベストを尽くすという言葉には、今できる限りの努力をする、全力を出し切るという意味があります。
ベストを尽くしてという表現は、頑張ってと同様に、上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現となります。
ビジネスシーンなどでも用いられることが多くフォーマルな言葉ですが、下の立場の人が、自身のやる気を伝えたい場合にはより丁寧な言い換えが必要となりますので注意が必要です。
例文
来週の試合、ベストを尽くして。
③挑戦して
挑戦して=「新しいことや困難なことに果敢に挑んで」の意味
頑張っても挑戦しても、目標や成果の為に最大限の努力をするという点が共通しており類語と言えます。
ただし、挑戦してという言葉の方が、頑張ってよりも格式ばったフォーマルな表現です。
上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現となりますが、下の立場の人が、自身のやる気を伝えたい場合には、『挑戦して参ります』などと変化させると相手に敬意を示すことができます。
例文
来週の試合、全力で挑戦して。
④全力を出しきって
全力を出しきって=「自分の持てる力をすべて注ぐ」の意味
頑張っても全力を出しきっても、どちらも全力を尽くして取り組むという意味合いがあり言い換え可能です。
上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現となりますが、下の立場の人が、自身のやる気を伝えたい場合には、『全力を出しきり取り組んで参りたいと思います』などと変化させると相手に敬意を示すことができます。
日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使える柔軟な言葉です。
例文
来週の試合、全力を出しきって。
⑤成功を祈る
成功を祈る=「これから手掛けることが良い結果になるよう心から願う」の意味
頑張っても成功を祈るも、相手の挑戦を心から応援しているという点で類語と言えます。
成功を祈るという言葉は、上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現となりますが
『成功を祈っております』と変化させると、上の立場の人にも使うことが可能となります。
日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使える柔軟な言葉です。
例文
来週の試合、成功を祈る。
⑥やり遂げて
やり遂げて=「最後まで粘り強く取り組む、目標を達成する」の意味
頑張ってもやり遂げても、何かを達成するために努力や粘り強さを発揮するという前向きな姿勢を表すという点が共通しており、類語と言えます。
やり遂げては、上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現です。
下の立場の人が、自身のやる気を伝えたい場合には、『やり遂げたいと思います。』や『やり遂げて参ります。』などと変化させると相手に敬意を示すことができます。
例文
来週の試合、精一杯やり遂げて。
⑦応援している
応援している=「他者の取り組みを支持している」の意味
応援という言葉には、他者の取り組みを支持し、励まし、協力するという意味が含まれます。
応援しているは、上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現となります。
下の立場の人が、上の立場の人に使う場合には、『応援しています』や『心より応援しております』などと変化させると相手に敬意を示すことができます。
例文
来週の試合、応援している。
⑧期待している
期待している=「望ましい結果になることを心から願っている」の意味
期待しているという言葉には、何か望ましい状況が実現することを心から願っているという意味があります。
期待しているは、上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現となります。
下の立場の人が、上の立場の人に使う場合には、『期待しています』や『ご活躍を期待しております』などと変化させると相手に敬意を示すことができます。
例文
来週の試合、いい結果になることを期待している。
⑨健闘を祈る
健闘を祈る=「相手が最善を尽くして活躍することを期待する」の意味
健闘という言葉には立派に戦うという意味があり、健闘を祈るということは、他者が持てる力の限りに活躍し、成功を収めることを期待しているという応援の気持が込められています。
健闘を祈るは、上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現となります。
下の立場の人が、上の立場の人に使う場合には、『ご健闘をお祈りいたします。』などと変化させると相手に敬意を示すことができます。
例文
来週の試合、健闘を祈る。
⑩信じている
信じている=「人物や物事に対して確信したり、信頼している様子」の意味
頑張っても信じているも他者を励まし、応援する際によく使われる表現です。
信じているは、上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現となります。
下の立場の人が、上の立場の人に使う場合には、『信じております。』などと変化させると相手に敬意を示すことができます。
例文
来週の試合、いい結果になることを信じている。
頑張っての”カジュアル”な言い換え・類語!
頑張ってのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪ファイト
ファイト=「頑張れ」の意味
ファイトの本来の意味は、戦闘や喧嘩、試合などを意味しますが、日本語圏では頑張れという意味合いを応援や激励の言葉として用いられます。
親しい間柄で使われることが多く、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面には適していません。
また英語圏の方には『頑張れ』という意味ではなく『喧嘩しろ』『争え』という意味でとられてしまう可能性があるため注意が必要です。
例文
来週の試合、ファイト。
⑫上手くいきますように
上手くいきますように=「順調にいきますように、成功しますように」の意味
上手くいきますようには、他者の取り組みが順調に進行するように、成功するようにという願いと込めた言葉です。
日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも使用できる言葉ですが、目上や上司に使う場合には、『成功をお祈りしています。』などと言い換えると、より相手への敬意を示すことができます。
例文
来週の試合、上手くいきますように。
⑬〇〇ならできる
〇〇ならできる=「〇〇なら目標や、行動を達成できる」の意味
〇〇ならできるは相手の能力や才能を信じていることを伝え、相手に自信を持たせることを目的とした応援、励ましの言葉です。
〇〇ならできるはカジュアルな表現となり、目上や上司に使うには失礼な言葉となってしまうので注意が必要です。
例文
来週の試合、君ならできる。
⑭励んで
励んで=「気持ちを奮い立たせて何かに熱心に取り組んで」の意味
励むという言葉は、自分の気持ちを奮い立たせて、何かに熱心に取り組むことを意味します。
励んでという表現は、上の立場の人から下の立場の人を応援、鼓舞する際に使用する表現となります。
下の立場の人が、自身のやる気を伝えたい場合には、『励んで参ります』などと変化させると相手に敬意を示すことができます
来週の試合、大いに励んで。
⑮気張っていこう
気張っていこう=「熱心に行動しよう」の意味
気張るという言葉には、熱心に行動するという意味の他に、意欲的に取り組むという意味があります。
頑張ってと気張っていこうは、どちらも精一杯取り組むという意味があり類語と言えます。
気張っていこうは親しい間柄で使われるカジュアルな表現です。
例文
来週の試合、気張っていこう。