今回は「ご確認お願いします」の言い換え表現を紹介します!
「ご確認お願いします」は相手に何かをはっきりと確かめ、認めてもらうことを依頼する言葉です。
書類が完成したので、ご確認お願いします。
この言葉は、敬意を表す接頭辞「ご」がついており、そのままの表現でも相手への敬意を示すことができるため、フォーマル寄りな言葉に分類されます。
この記事では「ご確認お願いします」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ご確認お願いしますの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはご確認お願いしますのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①ご確認のほどお願いいたします
ご確認のほどお願いいたします=「はっきりと確かめ、認めてもらうことを柔らかく依頼する」の意味
元の表現と同じ意味ですが、「~のほど」を加えることで、断定を避けることができ、ソフトな印象を与えることができます。
確認を依頼する相手への配慮の気持ちを込められます。
口頭でも文面でも汎用性があり、どのようなビジネスシーンでも活用できる便利な表現です。
例文
書類が完成いたしましたので、ご確認のほどお願いいたします。
②ご確認いただきたく存じます
ご確認いただきたく存じます=「はっきりと確かめ、認めてもらいたいと思う」の意味
「いただきたく」は「~してもらいたい」という意味があり、「存じます」は「思う」の謙譲表現です。
書類などの確認を促すとき、また、積極的な依頼の姿勢を伝えるときに使うことができます。
とても丁寧である一方、積極的な依頼の姿勢が伝わる言葉でもあるため、厳しい印象を与えてしまいかねません。「お忙しいところ恐縮ですが」、「ご多忙の中恐れ入りますが」などのクッション言葉を一緒に使い、言葉の響きを和らげることがおすすめです。
例文
書類が完成いたしましたので、お忙しいところ恐縮ですが、ご確認いただきたく存じます。
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③ご確認いただければと存じます
ご確認いただければと存じます=「はっきりと確かめ、認めてもらえると嬉しいと思う」の意味
「ご確認いただきたく存じます」と似ていますが、「いただければ」という仮定の形にすることで、「もしそうしてもらえると嬉しい」という意味になります。
依頼をしつつも、「可能であればお願いしたい」という柔らかいニュアンスを伝えることができ、相手に委ねている印象を与える表現です。
例文
書類が完成いたしましたので、お手すきの際に、ご確認いただければと存じます。
④ご確認いただけますと幸いです
ご確認いただけますと幸いです=「はっきりと確かめ、認めてもらえると嬉しい」の意味
こちらも「ご確認いただきたく存じます」と似ていますが、「幸いです」という言葉を使うことで、「確認してもらえると嬉しい」という意味を伝えることができます。
口頭で使うことよりも、ビジネスメールや文書などの締めに使うことが多い表現です。
この言葉もとても丁寧な表現なので、クッション言葉を一緒に使い、響きを和らげることがおすすめです。
例文
書類が完成いたしましたので、ご多忙の折とは存じますが、ご確認いただけますと幸いです。
⑤ご確認賜りますようお願い申し上げます
ご確認賜りますようお願い申し上げます=「はっきりと確かめ、認めてもらうことを依頼する」の意味
「もらう」の謙譲表現である「賜る」を使うことで、元の言葉と同じ意味でありながら、より丁寧に敬意を示す表現にすることができます。
非常にフォーマルな表現なので、ビジネスメールや書類などの文面で使われることがほとんどです。
例文
書類が完成いたしましたので、ご確認賜りますようお願い申し上げます。
⑥ご査収ください
ご査収ください=「よく確認したうえで受け取りをしてほしい」の意味
単に何かを確認することのみを依頼するのではなく、「確認したうえで受け取ってほしいもの」がある場合に使うことができる表現です。受け取ってほしいものがない場合には使うことができません。
特に、「書類や金銭」を相手に受け取ってほしいときに使うことが多い言葉です。
「ご査収ください」のまま使うと、確認及び受け取りを若干強いる印象があるため、「ご査収のほどよろしくお願いいたします」「ご査収いただければ幸いです」など少し表現を変えると柔らかい印象になります。
例文
メールに書類を添付いたしましたので、ご査収ください。
⑦ご検収ください
ご検収ください=「よく確認したうえで受け取りをしてほしい」の意味
「ご査収ください」と大まかな意味は同じですが、こちらは、「発注に応じて納品された商品やサービス」を相手に受け取ってほしい場合に使うことができます。
この言葉も、そのまま使うと、若干強いる印象があるため、「ご検収のほどよろしくお願いいたします」「ご検収いただければ幸いです」など少し表現を変えて柔らかい印象にすることがおすすめです。
例文
ご注文いただいた商品をお送りしましたので、ご検収ください。
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⑧お目通しください
お目通しください=「書類や資料を確かめて認めてもらうことを依頼する」の意味
他の表現よりもフォーマルさがやや薄れる表現ではありますが、書類などを見てほしいときに使うことができる丁寧な表現です。
じっくりと確認してもらうというよりも、さっと見てほしいときに適しています。
口頭で使うことに向いており、ビジネスメールや書類で使われることは多くありません。また、社内で使われることが多く、社外で使う機会も少ない言葉です。
例文
書類が完成いたしましたので、お目通しください。
⑨ご一読ください
ご一読ください=「書類や資料などを一度読んでもらいたい」の意味
この言葉も、他の表現よりもフォーマルさがやや薄れる表現ではありますが、書類などを見てほしいときに使うことができる丁寧な表現です。
じっくりと確認してもらうというよりも、一通り読んでほしいときに適しています。
例文
書類が完成いたしましたので、ご一読ください。
⑩ご高覧のほどお願い申し上げます
ご高覧のほどお願い申し上げます=「見てもらうよう依頼する」の意味
「確認する」というニュアンスは薄れてしまいますが、何かを見てほしいときに使うことができるフォーマルな表現です。
非常に丁寧な表現なので、たとえ上司であっても、接する機会が多かったり親しかったりする相手に使ってしまうと、丁寧すぎてかえって無礼になってしまうので、注意が必要です。
また、口頭での使用は大げさに捉えられてしまうため、ビジネスメールや書類などの文面で使われます。
例文
メールに書類を添付いたしますので、ご高覧のほどお願い申し上げます。
ご確認お願いしますの”カジュアル”な言い換え・類語!
ご確認お願いしますのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪確かめてください
確かめてください=「あいまいな物事をはっきりさせる、確認する」の意味
「確認する」と同じ意味を持つ言葉「確かめる」を使うことで、元の言葉をカジュアルに言い換えることができます。
書類などの文面よりも口頭で使うことが適しています。
例文
わからないことがあれば書類を確かめてください。
⑫チェックしてください
チェックしてください=「確認することを依頼する」の意味
「確認する」の意味を持つ「チェックする」という言葉を使うことで、元の言葉をカジュアルに言い換えることができます。
この言葉も、書類などの文面よりも口頭で使うことが適しています。
例文
書類が完成したので、チェックしてください。
⑬目を通してください
目を通してください=「書類や資料を確かめて認めてもらうことを依頼する」の意味
「お目通しください」から接頭辞「お」を外し、ややカジュアルに言い換えた表現です。
意味としては大きな差がないので、さっと見ておいてほしいことを口頭で伝えるときに適しています。
例文
書類が完成したので、目を通してください。
⑭見定めてください
見定めてください=「何かをよく見て確認することを依頼する」の意味
元の言葉の「確認する」というニュアンスを含み、何かを見て決断することを依頼するときに使うことができる表現です。
書類そのものの出来などを見るのではなく、内容が適しているかなども含めて判断することを依頼する場面に適しています。
例文
どの書類を提出すべきか、見定めてください。
⑮見極めてください
見極めてください=「時間をかけて本質をつかむまでよく確かめることを依頼する」の意味
単に「確認する」「見定める」よりも、より専門的な知識を持って、時間をかけて確認するニュアンスがある表現です。
詳細に、かつ、真剣に確認する必要があるニュアンスを伝える場合に使うことができます。
例文
このデータを用いて書類を作成することが適切か、見極めてください。
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