ご指導ご鞭撻の言い換え15語!別の言い方や上司に使える類語を紹介!

当サイトのコンテンツには広告が含まれています

今回は「ご指導ご鞭撻(ごしどうごべんたつ)」の言い換え表現を紹介します!

「ご指導ご鞭撻」は強く励ましたり、厳しく指導したりすることを表す言葉です。

この言葉は、フォーマルな言葉で、目上の方に対して使うことが多い定型句です。

この記事では「ご指導ご鞭撻」の言い換え語について紹介しています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

ご指導ご鞭撻とは?意味は「目上の人からの指導や励ましを意味する」

「ご指導ご鞭撻」の意味=目上の人からの指導や励ましを意味する言葉

新しい部署に異動した時や、結婚式、宴会での挨拶、年賀状の文面でよく聞いたり見たりしますね。

「頑張るので、厳しく指導してください」とお願いする時に使います。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

ご指導ご鞭撻の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!

まずはご指導ご鞭撻のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①ご教示

ややフォーマルな言葉を表す画像

ご教示=「教えること、伝達すること」の意味

「ご教示」は「ご指導ご鞭撻」よりもややカジュアルですが、フォーマルな場面でも問題なく使えます。

不明点を確認する時に「〇〇についてご教示いただけますでしょうか」とメールに記載することがありますね。情報などを教えてもらいたい時に幅広く使える便利な言葉です。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご教示のほどよろしくお願いいたします。

②ご教授

フォーマルな言葉を表す画像

ご教授=「学問や技芸を教え授けること」の意味

「ご教授」は専門的な内容を教わる時に使われるフォーマルな言葉です。教授や先生に学問や技芸を教えていただく時に使われますね。

一般的な企業で「ご教授」を使うと重くなってしまいます。仕事の内容などを聞きたい場合には「ご教示」を使うと良いでしょう。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、〇〇先生にご教授賜りたく、よろしくお願いいたします。

③ご指南

フォーマルな言葉を表す画像

ご指南=「武道や芸術分野を指導すること」の意味

「ご指南」は武道や芸術分野を教える場合に使われることが多く、フォーマルな言葉です。古風な響きがあるため「教示」や「教授」とは使い方が多少異なります。

なぜ「南」を使うのか気になりますね。これは「指南車」から生まれたことに由来します。

「指南車」とは、中国の黄帝が戦のために使用した装置と言われています。車の上の人形が常に南の方角を差すように作られました。

中国では南を基準にする習慣があるため「指南」となっています。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、剣道のご指南のほど、よろしくお願いいたします。

④ご指導

ややフォーマルな言葉を表す画像

ご指導=「ある目的や方向に向かって教え導くこと」の意味

「ご指導」はビジネスの場面などでも使える、ややフォーマルな言葉です。相手への敬意を示しながら、教えて欲しいと伝える時に使います。

新人さんが先輩に業務を教わりたい場合や、新しい部署に異動したばかりの時にも使えますね。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

⑤お導き

フォーマルな言葉を表す画像

お導き=「正しい方向に進むよう案内すること」の意味

「お導き」は「ご指導ご鞭撻」よりも柔らかい印象ですが、フォーマルな言葉です。目的達成のために尽力いただく場合や、適切なアドバイスをいただく時などに使えます。

「神のお導き」や「天のお導き」と使うこともありますね。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、お導きのほどよろしくお願いいたします。

⑥お教えいただく

ややフォーマルな言葉を表す画像

お教えいただく=「教えを受けること」の意味

「お教えいただく」はややフォーマルな言葉で「教えを受けること」の丁寧語です。

ビジネスや日常会話の中で、相手に敬意を示しながら、情報を尋ねる時に幅広く使用できる言葉です。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、お教えいただきたくよろしくお願いいたします。

⑦伝授

フォーマルな言葉を表す画像

伝授=「特定の知識、技術、経験を伝え授けること」の意味

「伝授」は特定の知識、技術、経験を師匠や先輩から伝え授けるという意味のフォーマルな言葉です。

お互いの信頼関係が築けてから伝授が始まるイメージなので、特別な意味に感じますね!

〇〇の作り方について伝授いただきたく、よろしくお願いいたします。

⑧教わる

ややフォーマルな言葉を表す画像

教わる=「他人から何かを教えてもらうこと、または指導を受けること」の意味

「教わる」は他人から何かを教えてもらったり、指導してもらったりすることで、ややフォーマルな言葉です。

謙虚な態度や、学びたい姿勢が表現されていますね。どのような場面でも使いやすい言葉です。

〇〇について教わりたく、よろしくお願いいたします。

⑨指導を仰ぐ

フォーマルな言葉を表す画像

指導を仰ぐ=「他者に助言や指導を求めること、または尋ねること」の意味

「指導を仰ぐ」は相手に対して敬意を表しながら、助言や指導をいただく状況を伝えるフォーマルな言葉です。

「指導を仰ぐ」というのは、第三者に対してその時の状況を話す時に使います。指導をいただきたい相手に対して直接使う言葉ではありません。

なぜなら「仰ぐ」には「目上の方にお願いする」という意味がありますが、敬語ではないからです。「指導を仰ぎたい」と相手に直接言うのは失礼にあたります。

〇〇について、□□さんに指導を仰ぐことにしました。

⑩ご助言

ややフォーマルな言葉を表す画像

ご助言=「有益になるような言葉をかけること」の意味

「ご助言」は目下の者が目上の方にアドバイスを求める時に使います。

「ご助言してもよろしいでしょうか」と上司や先輩に言うことは失礼になりますので、気をつけましょう。

上司や先輩に意見を伝えたい場合は「発言してもよろしいでしょうか」のように聞くと良いですね。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご助言をいただきたく、よろしくお願いいたします。

ご指導ご鞭撻の”カジュアル”な言い換え・類語!

ご指導ご鞭撻のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑪教えて

カジュアルな言葉を表す画像

教えて=「自分が知っていることを相手に伝えること」の意味

「教えて」は「知識など、自分が知っていることを相手に伝えること」のカジュアルな言い方です。

同僚や友人、部下などに対して、どのような場面でも使える言葉です。上司や先輩には使用しない方が良いでしょう。

〇〇について教えて!

⑫ヘルプ

どちらでもない言葉を表す画像

ヘルプ=「助けや支援を求めること」の意味

「ヘルプ」は英語の「help」をカタカナ読みしたもので、助けや支援を求める時に使います。

スタッフが急病などで突然休んだ時に、他の人が代わりにシフトに入る場合もヘルプと言いますね。

ヘルプをお願いします。

⑬サポート

どちらでもない言葉を表す画像

サポート=「援助や支援をすること」の意味

「サポート」は英語の「support」をカタカナ読みしたもので、援助や支援することを指します。

「サポーター」と言い換えると、足首などを保護する商品や、スポーツチームのファンという意味になります。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、サポートをお願いします。

⑭アドバイス

どちらでもない言葉を表す画像

アドバイス=「相手に対して、知識や経験に基づいた助言や指導を提供すること」の意味

「アドバイス」は相手のためを思って、忠告や助言をすることです。そのため、目上の方に使うと失礼になってしまいます。

上司や先輩に対して、自分からアドバイスを求めるのは問題ありません。

「何かアドバイスできるかもしれないので、気になることがあったら相談してくださいね」と同僚や後輩に伝えると、相手に対する配慮や思いやりが感じられてとても良いですね!

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、アドバイスをお願いします。

⑮伝える

どちらでもない言葉を表す画像

伝える=「情報やメッセージを他人に伝わるように言うこと」の意味

「伝える」は情報を共有するという意味があり「ご指導ご鞭撻」よりもやわらかい言葉です。

情報共有の他に、意思疎通や指示、指導などにも幅広く使える便利な言葉です。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、お伝えいただきたく、よろしくお願いします。

目次