今回は「ご賞味ください」の言い換え表現を紹介します!
「ご賞味ください」はおいしく食べてくださいという意味の言葉です。
端正込めて作りました、ぜひご賞味ください。
「ご賞味ください」はフォーマルな会話で使用されていますが、ビジネスシーンで使用するには注意が必要です。
この記事では「ご賞味ください」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ご賞味くださいの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはご賞味くださいのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①召し上がってください
召し上がってください=「食べてください、飲んでください」の意味
手料理や、自身で持ってきた手土産を勧めたいときに使う表現です。似たような表現で「お召し上がりください」という言葉もありますが、二重敬語になってしまうため「召し上がってください」の方が適切です。
丁寧なな表現なので、フォーマルやビジネスシーンでよく使われています。
端正込めて作りました、召し上がってください。
②ご堪能ください
ご堪能ください=「満足してください」の意味
相手に特定の物事や経験を楽しんでほしいときにこの表現を使用します。
フォーマルな会話でよく使われています。
端正込めて作りました、どうぞご堪能ください。
③ご笑味ください
ご笑味ください=「粗末な品ですが、どうか笑って味わってください」の意味
相手に送る際に、つまらないものですがどうぞお笑いのネタにして食べてみてください、という謙遜の思いを込めて表現する言葉です。
内容はカジュアルな感じですが、言葉自体はフォーマルな会話で使用されています。
つまらないものですが、ぜひご笑味ください。
④ご笑納ください
ご笑納ください=「つまらないものですが、笑って受け取ってください」の意味
相手に贈り物をするときに、へりくだった表現として使われます。
フォーマルな場で使用可能ですが、ビジネスシーンでは目上の人・取引先などに使うと失礼に当たるので注意が必要です。
つまらないものですが、どうかご笑納ください。
⑤お楽しみください
お楽しみください=「楽しんでくださいの丁寧語」の意味
相手に心から喜んでほしい時に使うニュアンスです。
フォーマルでも使える丁寧語ですが、目上の人に言う場合は「楽しんでいただけると幸いです。」という風に言い換えると良いでしょう。
端正込めて作りました、どうぞお楽しみください。
⑥お味わいください
お味わいください=「味わってみてください」の意味
味わいとは飲食物が舌に与える感覚(良い意味で)を表す言葉で、これを丁寧に表現したものです。
ほとんどカジュアルな会話で聞くことはありません。
端正込めて作りました、ぜひお味わいください。
⑦お食べください
お食べください=「食べてください」の意味
こちらも丁寧な表現になるのですが、目上の人や格上の相手に使うことは失礼にあたります。
しかし、カジュアルな会話で使われることはありません。
端正込めて作りました、どうぞお食べください。
⑧お試しください
お試しください=「試してください」の意味
元の言葉「試してください」は命令形のニュアンスを含みます。
ビジネスシーンでも、目下の人に使うほうが良いでしょう。
端正込めて作りました、ぜひお試しください。
⑨お口に合えば幸いです
お口に合えば幸いです=「あなたの好みだったらうれしい」の意味
相手に贈り物や食べ物・飲み物をプレゼントする時に、相手の好みに合えばうれしいという気持ちを伝える丁寧な表現です。
ビジネスシーン・フォーマルでよく使われています。
端正込めて作りました、お口に合えば幸いです。
ご賞味くださいの”カジュアル”な言い換え・類語!
ご賞味くださいのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩どうぞ
どうぞ=「相手に物事を勧めたり、許可・承知を与える気持ちを示す」の意味
食べ物飲み物だけでなく、物事を相手にゆだねる際に表現されます。
カジュアルな会話でよく使われていますが、「どうぞ~ください」というと丁寧な表現になり、フォーマルでも使用可能です。
心を込めて作りました。ぜひどうぞ。
⑪おあがり
おあがり=「どうぞ食べてください」の意味
上記の意味の丁寧な表現になりますが、目上の人や上司には使いません。
ですので、カジュアルな会話で友人や後輩、子どもなどに言うことが多いです。
心を込めて作ったの、おあがりなさい。
⑫召し上がれ
召し上がれ=「どうぞ食べてください」の意味
相手にご飯をふるまうときに、上記の意味で使う挨拶言葉の表現です。
カジュアルな会話でよく耳にします。
心を込めて作ったの、召し上がれ。
⑬食べてみてください
食べてみてください=「相手に食べ物を口にしてほしいときにお願いする」の意味
相手に食べてほしい時に使う普通の丁寧語です。「~してみてください」が相手にお願いするニュアンスを感じさせます。
カジュアルな会話でよく使われています。
心を込めて作りました、食べてみてください。
⑭お食べなさい
お食べなさい=「食べなさい」の意味
食べなさいという命令形の言葉に接頭語の「お」を付けて、ニュアンスを和らげて表現しています。
どちらかというと、「どうぞ召し上がれ」に近い意味合いです。
カジュアルな会話で使用できます。
たくさん作りました、どうぞお食べなさい。
⑮味見してみてください
味見してみてください=「賞味してみてください」の意味
そもそも味見するとは、料理の良しあしを調べるために少し口に入れて確かめることを指します。それを人に依頼するということはつまり、お口に合うかどうかわかりませんが、どうか食べてみてくださいという意味合いを表現しています。
カジュアルな場面でよく使われています。
心を込めて作りました、よければ味見してみてください。