今回は「業務にあたる」の言い換え表現を紹介します！
「業務にあたる」は、定められた仕事を担当し、取り組むという意味の表現です。
彼は現在、経理業務にあたっています。
「業務にあたる」は、ビジネスでよく用いられる、ややフォーマルな表現です。
この記事では「業務にあたる」の言い換えを15語紹介しています！興味がある方は記事の続きへどうぞ！
業務にあたるの”フォーマルな”言い換え・類語！ビジネスやレポートで使える言葉を紹介！
まずは「業務にあたる」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①業務に携わる
業務に携わる＝「仕事に従事する、行う」の意味
「業務に携わる」とは、毎日繰り返し行うような作業に従事することを意味する表現です。
「携わる」という言葉を用いることで、ただ単に関わるということではなく、積極的に関わるという意味合いを含みます。
「業務に携わる」は、ビジネスシーンでよく使われる、ややフォーマルな表現です。
例文
彼は現在、経理業務に携わっています。
②職に就く
職に就く＝「ある役職や役目に身を置く」の意味
「職に就く」は、ある職業につくことを意味する「就職」や、ある職務につくことを意味する「就任」を表す際によく使われる表現です。
「職に就く」は、日常からビジネスまで使われる、ややフォーマルな表現です。
例文
彼は現在、経理職に就いています。
③業務に従事する
業務に従事する＝「ある仕事や職務に深く関わり、その仕事を行う」の意味
「業務に従事する」は、「業務に携わる」とほぼ同じ意味であると考えられますが、「従事する」のほうがその仕事を専門としている意味合いが強いです。
「業務に従事する」は、ビジネス文書でよく使われる、フォーマルな表現です。
例文
彼は現在、経理業務に従事しています。
④業務を遂行する
業務を遂行する＝「与えられた仕事を最後まで責任を持ってやり遂げる」の意味
「業務にあたる」は、これから仕事に取り掛かったり、取り組んだりしている状態を表すのに対し、「業務を遂行する」は、仕事を最後までやり遂げるという意味合いが強いです。
「業務を遂行する」は、日常生活ではまず使われず、ビジネスシーンでよく使われる、フォーマルな表現です。
例文
彼は現在、経理業務を遂行しています。
⑤業務に励む
業務に励む＝「仕事に熱心に取り組む」の意味
「業務に励む」は、仕事への熱意や献身を表す際に使われることが多い表現です。
「業務にあたる」が仕事をしている状態を表すのに対し、「業務に励む」は仕事に向き合う姿勢を表すという違いがあります。
「業務に励む」は、ビジネスにおいて話し言葉としても書き言葉としても使われる、ややフォーマルな表現です。
例文
彼は現在、経理業務に励んでいます。
⑥業務に邁進する
業務に邁進する＝「仕事の目標に向かってまっすぐに突き進む」の意味
「業務に邁進する」は「業務に励む」と同様に仕事に向き合う姿勢を表し、「業務に励む」よりもかしこまった印象を与える表現です。
「業務に邁進する」は、ビジネスにおいて挨拶などの改まった場面で使われる、フォーマルな表現です。
例文
彼は現在、経理業務に邁進しています。
⑦役割を担う
役割を担う＝「割り当てられた役目を自分の責任として引き受ける」の意味
「業務にあたる」も「役割を担う」も仕事を引き受けるという意味を持ちますが、「役割を担う」はその仕事を自分の責任として負担する意味合いを含むことが違いと考えられます。
「役割を担う」は、日常からビジネスまで幅広く使われる、ややフォーマルな表現です。
例文
彼は現在、経理の役割を担っています。
⑧役割を務める
役割を務める＝「割り当てられた役目を引き受けてその仕事をする、役割を果たす」の意味
「役割を務める」は、「役割を担う」とほぼ同じ意味の表現といえるでしょう。
「役割を務める」は、日常生活からビジネスシーンまで広く使われる、ややフォーマルな表現です。
例文
彼は現在、経理の役割を務めています。
業務にあたるの”カジュアル”な言い換え・類語！
「業務にあたる」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨業務を引き受ける
業務を引き受ける＝「責任を持って仕事を受け持つ」の意味
「業務を引き受ける」は、責任感のニュアンスもあり、「役割を担う」や「役割を務める」とほぼ同じ意味ですが、他の2つよりも易しく柔らかい表現といえるでしょう。
「業務を引き受ける」は、日常からビジネスまで使える、ニュートラルな表現です。
例文
彼は現在、経理の仕事を引き受けています。
⑩仕事を担当する
仕事を担当する＝「仕事を引き受ける、受け持つ」の意味
「仕事を担当する」は、「役割を担う」「役割を務める」「業務を引き受ける」とほぼ同じ意味ですが、責任感は他の3つの表現ほど感じられません。
「仕事を担当する」は、責任感の度合いでいうと「業務にあたる」に近いと考えられますが、「業務にあたる」よりもソフトな印象を受けます。
「仕事を担当する」は、日常生活からビジネスまでよく使われる、ニュートラルな表現です。
例文
彼は現在、経理の仕事を担当しています。
⑪仕事に取り組む
仕事に取り組む＝「全力で仕事にあたる」の意味
「仕事に取り組む」は、「業務にあたる」とほぼ同じ意味と考えられますが、「仕事に取り組む」のほうが堅苦しくなく、意欲的な印象を受けます。
「仕事に取り組む」は、日常生活からビジネスシーンまで使われる、ニュートラルな表現です。
例文
彼は現在、経理の仕事に取り組んでいます。
⑫仕事に取り掛かる
仕事に取り掛かる＝「仕事に着手する、手を付ける」の意味
「業務にあたる」は、これから仕事を開始する意味を含んでおり、それを易しい表現にしたものが「仕事に取り掛かる」であるといえます。
「仕事に取り掛かる」は、ビジネスでも使われますが、どちらかというと日常会話で使われる、ややカジュアルな表現です。
例文
彼は現在、経理の仕事に取り掛かっています。
⑬業務を行う
業務を行う＝「仕事を実施する、実行する」の意味
「業務を行う」は、「業務にあたる」をストレートに表現したものです。
「業務を行う」はビジネスで使われることもありますが、どちらかというと日常会話向けの、ややカジュアルな表現です。
例文
彼は現在、経理業務を行っています。
⑭業務をこなす
業務をこなす＝「任された仕事をうまく処理する」の意味
「業務をこなす」は、仕事を効率よく、円滑に進めることを意味します。
しかし、与えられた最低限の仕事をする、仕事をやっつけるというようなネガティブな意味で使われることもあり、相手や状況を考慮して使う必要があります。特に目上の人が主語となる場合は失礼に当たるため、使用は控えましょう。
「業務をこなす」は、どちらかというと日常会話向けの、ややカジュアルな表現です。
例文
彼は現在、経理業務をこなしています。
⑮仕事をする
仕事をする＝「働く、職業に就いている」の意味
「仕事をする」は、「業務にあたる」を非常にシンプルな表現にしたものです。
「仕事をする」は、日常生活でよく使われる、カジュアルな表現です。
例文
彼は今、経理の仕事をしているよ。
