橋渡しの言い換え15語!ビジネスやレポート・論文で使える類語を紹介!

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今回は「橋渡し」の言い換え表現を紹介します!

「橋渡し」は「両者の間に入って仲をとりもつこと、またはその人」を意味する言葉です。

橋を架けることから転じた言葉で、組織や人物などを結びつける人、もしくはモノを指します。

文字どおり、二つの異なるものを繋ぐ「橋」としての役割を果たします。

彼女は営業部門と生産部門の橋渡しをしてくれました。

さまざまなシーンで耳にする「橋渡し」は、日常会話でもビジネス等の真面目な会話でも使うことができるニュートラルな言葉です。

この記事では「橋渡し」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

橋渡しの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!

まずは橋渡しのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①仲介

ややフォーマルな言葉を表す画像

仲介=「二者のあいだに入って、意見を取りついだりまとめたりすること」の意味

関係者の間に立ち、便宜を図るときに用いる言葉ですね。

ビジネスシーンにおいては「売り手と買い手の間に入って商談をまとめ、契約を成立させる」という意味でよく使われます。

「橋渡し」は新しく親しい関係を結ぶときに多く使われますが、「仲介」は二者が対立している場合や、二者間だけでは話をすすめるのが難しい場面で使われることが多い印象です。

また、新居の契約など目的とするゴールがはっきりしている場合に使うことが多いでしょう。

日常生活でも使えますが、ビジネスシーンでも多用されているためフォーマル寄りの言葉といえます。

例文

彼女の仲介がなければ、営業部門と生産部門の関係は険悪なままだっただろう。

②斡旋

フォーマルな言葉を表す画像

斡旋=「契約や商談の際、間にはいって両者がうまくいくよう取りはからうこと」の意味

関係者間で問題が起こったとき、その問題が解決されるように第三者が手助けをするという意味です。

「橋渡し」と比較すると「斡旋」は固い文脈で使われることが多い印象です。

「斡旋会社」「斡旋業者」「斡旋行為」というように、斡旋は他の言葉と連ねて使われることがよくあります。

労働条件に関する問題が起こったときには「労働委員会が斡旋を図る」と表現することもあり、主にフォーマルな場面で使用される言葉といえるでしょう。

例文

営業部門と生産部門の関係性強化を狙って彼女が斡旋されました。

③媒介

ややフォーマルな言葉を表す画像

媒介=「二つのものの間に入り、両者の関係を仲立ちすること」の意味

また、複数の事物を関連付けるための中間的な存在そのものを指す場合もあります。

「橋渡し」が主に人や企業に対して使われるのに対し、「媒介」は「昆虫が媒介となって受粉にいたる」など動物や虫に対して使われる点が特徴的です。

不動産用語に「媒介契約」という言葉があるように、「媒介」はビジネスの場面でも問題なく使えるでしょう。

例文

彼女を媒介することによって生じたメリットは数多くあります。

④仲裁

ややフォーマルな言葉を表す画像

仲裁=「問題が起こっている二者の間に入る」という意味

関係者の間に立ってそれぞれの意見を汲み取り、和解させるという意味です。

「橋渡し」とは少し異なり、トラブルを解決させるといった明確な目的がある場合に使われます。

日常会話でもビジネスシーンでも違和感なく使える言葉でしょう。

例文

彼女は営業部門と生産部門で起こった論争を仲裁してくれました。

⑤中継ぎ

ややフォーマルな言葉を表す画像

中継ぎ=「二者の間に立って取り次ぐこと」の意味

単に「モノを中間地点でつなぎ合わせること」という意味もありますが、ビジネスシーンにおいては「間に入って二者の関係性を強くする」という意味で使われることがあります。

また、「仕事を引き継いで次の担当者に受け渡す」という意味もあり、後継者が成長するまでの間だけ仕事を担う人を指す場合もあります。

野球の世界でよく登場する言葉ですが、ビジネスシーンでも問題なく使える言葉です。

例文

彼女が中継ぎしてくれたおかげで、営業部門と生産部門の関係性は良好なものになりました。

⑥口利き

ややフォーマルな言葉を表す画像

口利き=「商談などをまとめようとして、二者の間を取りもつこと」の意味

親しくない人同士の間に入り、関係構築のお手伝いをするときに使われる言葉です。

交渉や仲裁が上手な人そのものを指す場合もありますね。

「橋渡し」と比べると、積極的に第三者が介入するという印象が強くなります。

ビジネスシーンで使われることも多いため、フォーマル寄りの言葉と言えるでしょう。

例文

彼女に口利きを頼みましょう。

⑦ファシリテーター

ややフォーマルな言葉を表す画像

ファシリテーター=「中立的な立場で意見を取りまとめ、より良い結論に導く人」の意味

会議や議論の場でよく登場する言葉ですね。

「ファシリテーター」は特定の側に立つことはなく、様々な意見や考えを公平に扱います。

また、ファシリテーターは自身が想像する結論に参加者たちを誘導しないよう、二つの意味で中立の立場を保つことが求められます。

その場で起こった意見の対立や感情のぶつかり合いをうまくコントロールする必要があり、単なる「橋渡し」よりも場をまとめる役割が強い印象です。

日常会話ではあまり耳にしないフォーマルな言葉といえるでしょう。

例文

彼女のファシリテーターとしての腕前は見事なものでした。

⑧窓口

ややフォーマルな言葉を表す画像

窓口=「事務的な手続きをするところ。外部との折衝をする人」の意味

公的機関や郵便局、銀行、駅などでサービスを受ける場所という意味がありますが、ビジネスにおいては「交渉の際に担当となる人」を指すこともあります。

組織や部署間の連絡係を意味することから、「橋渡し」よりも責任のある対応が求められる印象です。

難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使える言葉でしょう。

例文

彼女が生産部門の窓口となって以来、営業部門とのやりとりがスムーズになりました。

橋渡しの”カジュアルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!

橋渡しのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑨紹介

どちらでもない言葉を表す画像

紹介=「人やものを引き合わせること、また広く知らしめること」の意味

まだ親しい関係ではない人を結びつけるときによく使われる言葉です。

「紹介」は多くの場合、結果にまでは関わりません。

面識のない人たちを単に引き合わせるだけ、というニュアンスが含まれます。

幅広い場面で使えるため、フォーマルでもカジュアルでもないニュートラルな言葉といえるでしょう。

例文

彼女はまず、生産部門のキーマンを紹介してくれました。

⑩世話する

ややカジュアルな言葉を表す画像

世話する=「面倒をみる」の意味

育児や介護のシーンにおいて特定の相手をお手伝いするときによく使われる言葉ですが、ビジネスの場面では「二者の間に入って仲を取り持つ」という意味で用いることがあります。

「世話」という言葉自体に「尽力する」という意味があるので、「橋渡し」よりも親身になってくれそうな印象がありますね。

「世話する」はカジュアルとフォーマルの線引きがあいまいな言葉です。相手の年齢や状況などを判断して使うと良いでしょう。

例文

彼女が世話してくれたおかげで部門間のやりとりがスムーズになりました。

⑪引き合わせる

ややカジュアルな言葉を表す画像

引き合わせる=「人やものを直接対面させるかたちで仲を取り持つ」の意味

引き寄せてあわせる、比べ合わせる、という意味がありますが、ビジネスシーンにおいては「人や企業を結びつけて商談の機会を生み出す」という意味でも使われます。

単に人と人を結びつける「橋渡し」とは異なり、「引き合わせる」には新たな関係性を作り出すというニュアンスが強く含まれます。

日常会話で多く使われる言葉ですが、ビジネスの場面でも違和感なく使える言葉でしょう。

例文

ご質問があれば、法務部の者をお引き合わせいたします。

⑫取り持つ

ややカジュアルな言葉を表す画像

取り持つ=「関係者同士の間に入って、良好な関係が成立するようにはたらく」の意味

または仕事を引き受ける、という意味もあります。

ビジネスの場面では「二者の間に立って物事がうまくすすむように世話する」という意味で使われることがよくあります。

「橋渡し」と同じように使えますが、「取り持つ」のほうが「良好な関係を築けるようにはたらく」という印象が強くなりますね。

日常会話など様々なシーンで使われますが、ややカジュアル寄りな言葉でしょう。

例文

企画の成功に向けて、営業部門と生産部門の仲を取り持つ必要がありました。

⑬つなぎ役

ややカジュアルな言葉を表す画像

つなぎ役=「片方の情報をもう片方に伝える人、またはその役割」の意味

「つなぎ役」は複数のものや人をつなぐ存在を表します。

ビジネスシーンにおいては、人や部署などの間に入って関係性を強固にしてくれる人に対して使います。

日常会話でも使われるため、どちらかといえばカジュアル寄りの言葉でしょう。

例文

彼女は営業部門と生産部門のつなぎ役として活躍してくれました。

⑭パイプ役

ややカジュアルな言葉を表す画像

パイプ役=「人や部署、組織などの間に入って交渉・連絡・調整などを行う役割」を意味します

また、「彼女はチーム全体のパイプ役だ」というように上記の役割を行う人そのものを指す場合もあります。

中間管理職の方は上司の意向を部下にわかりやすく伝えたり、部下の不満を受け止めて上司に職場改善の提言を行ったりすることも多いかと思いますが、まさにそのはたらきが「パイプ役」としての役割と言えるでしょう。

どちらかというとカジュアルな会話でよく使われますが、様々なシーンで使用可能です。

例文

彼女のパイプ役としてのはたらきには感謝しています。

⑮キューピッド

カジュアルな言葉を表す画像

キューピッド=「二者間の縁を結ぶ人もしくはモノ」の意味

もともとはローマ神話における恋愛の神を指しますが、転じて「縁結びの力添えをしてくれる存在」に対して使う場合があります。

個人間のつながり、とくに恋愛に関してよく用いられる表現ですので、ビジネスシーンにはあまり登場しない印象です。

「キューピッド」という言葉は、親しい関係やカジュアルな会話で使用されることが多いでしょう。

例文

彼女は営業部門と生産部門をむすぶキューピッドですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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