今回は「ひどい」の言い換え表現を紹介します!
「ひどい」は残酷である、むごいという意味の言葉です。
あのような仕打ちはひどいと思います。
「ひどい」という言葉はどちらかというとカジュアルな会話で使われることが多いです。
この記事では「ひどい」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ひどいの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはひどいのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①冷酷
冷酷=「思いやりがなく、むごいこと」の意味
人への思いやりが全くない様子を表す言葉です。
フォーマルな場やビジネスシーンで使うことができます。
あのような処分は冷酷だと考えます。
②残酷
残酷=「人や動物に対して扱いがひどいこと、むごいこと」の意味
人だけでなく動物にも、情けをかけることがなくひどいことをするさまを表現しています。
フォーマルな会話・ビジネスシーンで使用可能です。
あのような仕打ちは残酷だと思います。
③惨酷
惨酷=「無慈悲な、むごたらしいさま」の意味
残酷とほぼ同じ意味合いを持つ言葉です。「ざんこく」と読みますが、「さんこく」と読む場合もあります。
カジュアルな会話ではほとんど使用されません。
あのような処遇は惨酷であると思います。
④厳酷
厳酷=「むごいほど厳しい様子」の意味
相手に思いやりがほとんどなく、厳しい様子を表現しています。同じ読みで「厳刻」と表すと、気候が厳しいことを表現する言葉にもなります。
フォーマル・ビジネスシーンで使えます。
あの処分は彼にとっては厳酷だと思います。
⑤苛酷
苛酷=「非常に厳しくむごいこと」の意味
相手が耐えられないほど厳しく容赦のない様子を表す言葉です。
ビジネスシーンで使用可能です。
あのような処分は、彼にとっては苛酷だと思います。
⑥残忍
残忍=「むごいことを平然とすること」の意味
情け容赦ない仕打ちを平気でする様子を表しています。
どちらかというとフォーマル寄りの言葉です。
あのような仕打ちは残忍だと思います。
⑦無慈悲
無慈悲=「あわれみや情けをかける心がないこと」の意味
とにかく人の心がない様子、慈悲の心が全く見えない様子を表しています。
こちらもフォーマル寄りの言葉です。
あのような無慈悲な処分はあり得ません。
⑧苛虐
苛虐=「むごいしうちをあたえること、いじめ抜くこと」の意味
相手に手を抜くことなくひどいことをする様子を表す言葉です。
カジュアルな会話ではほとんど見られない表現です。
あのような処分は苛虐といっても過言ではありません。
⑨無情
無情=「思いやりのないこと、人間的な感情がないこと」の意味
慈しむ心がない、情愛の乏しいさまを表す言葉です。
フォーマル寄りの表現で使われることが多いです。
あのような処分は無情だと思います。
ひどいの”カジュアル”な言い換え・類語!
ひどいのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩手酷い
手酷い=「手加減なしにきつい、立ち直れないほどひどい」の意味
手心を加えることなく、とてもあたりが厳しい様子を示す表現です。
どちらかというとカジュアルな会話でよく見られます。
あのような処分は彼にとって手酷いものだと思います。
⑪むごい
むごい=「残酷、悲惨」の意味
見ていられないほど残酷で惨めなさまを表していますが、可哀想なという意味合いでも使われています。
カジュアルな会話で使用できます。
彼にとってあのような処遇はむごいと思います。
⑫惨めたらしい
惨めたらしい=「惨めに見える、可哀想に見える」の意味
同情を誘うような悲惨な見た目を表す言葉です。可哀想で見ていられないというニュアンスで使われることもあります。
カジュアルな会話でよく使われています。
あのような処分は彼を惨めたらしくさせるだけです。
⑬まずい
まずい=「醜い、みっともない」の意味
この言葉には他にいろいろな意味があり、「味がおいしくない」「下手」「具合がよくない」などを表すときにも使うことができます。
複数の意味があることから、カジュアルな会話で多用されています。
あのような処分はまずいと思います。
⑭厳しい
厳しい=「厳格で少しの緩みも許容しない様子」の意味
この言葉も複数の意味があります。トラブルが多く物事を遂行するのに困難な様子を表したり、自然現象が著しいさまを表すのにも使います。
汎用性が高いため、カジュアルな会話で頻繁に使われています。
彼にあのような処分は厳しいと思います。
⑮きつい
きつい=「ある物事を遂行したり、それに耐えようとするのが困難な様子」の意味
これもいろいろなニュアンスで使用できる言葉で、物事の程度が甚だしい場合や味覚・嗅覚を強く刺激されたときを表現するのに使用します。また、力の入れ方が強い時の表現にも使われます。
これもカジュアルな会話で多用されています。
あのような処分は彼にとってきついと思います。