今回は「必要ない」の言い換え表現を紹介します!
「必要ない」は「なくても構わない」や「必ずしも不可欠なもモノやコトではない」という意味の言葉です。
状況によっては「かえって邪魔になるもの」という意味でも使われます。
その書類は必要ないですよ。
「必要ない」は日常会話など様々なシーンで使われるのでややカジュアル寄りな言葉ですが、仕事中でも使用できます。
この記事では「必要ない」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
必要ないの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは必要ないのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①不要
不要=「なくても構わないものやこと」の意味
不要は「必要」の対義語です。
「あるとかえって邪魔になる」というニュアンスを含み、「必要ない」と同じように明確な意思表示をしたいときに使われる言葉です。
フォーマルな場面でも問題なく使用できますが、目上の人には「不要でございます」などと語尾を丁寧にすると良いでしょう。
例文
その書類は不要ですよ。
②無用
無用=「いらないこと、またそのさま」の意味
また「役に立たないこと」や「使い道がない」、「用事がない」、「してはいけない」という意味があります。
「無用」は「必要ない」の言い換えとして使えますが、他にも様々な意味で使われているため、使用場面はよく確認すると良いでしょう。
やや固い表現になるので、業務中の会話に向いています。
例文
その書類の用意はご無用です。
③不必要
不必要=「必要でないこと」の意味
「必要」の頭に打消しの意味を持つ「不」を付けた言葉です。
「必要ない」と同じように使えますが、「不必要に~する」という使い方のときは「いたずらに~する」というニュアンスになるので注意が必要です。
難しい言葉ではありませんが、会社や業務中でも問題なく使えるでしょう。
例文
その書類は不必要ですよ。
④余計
余計=「度を超えており、無駄である」の意味
他にも「物が余っている」や「通常よりも分量や数が多い」、「程度がさらに増す」という意味があります。
必要とされるよりずっと多くものがあるという状況では「必要ない」から「余計」と言い換えることができるでしょう。
日常会話で耳にすることもありますが、ややフォーマル寄りな言葉です。
例文
その書類は余計ですよ。
⑤結構です
結構=「要らない」の意味
「結構です」は肯定の意味でも否定の意味でも使われます。
「拒否する」「断る」という意味で使用されるときもあれば、「問題ない」「良い」という意味で使われることがあるため、文脈を見極めることが重要です。
仕事相手に対して使われることも多く、ややフォーマルな言葉です。
例文
その書類は結構ですよ。
⑥お気遣いなく
お気遣いなく=「気をつかわないでください」の意味
相手からの配慮や好意をやんわりと断りたいときに使う言葉です。
「必要ない」よりも丁寧に拒否の意志を伝えることができます。
仕事中の会話で使われることも多いため、フォーマル寄りの言葉と言えるでしょう。
例文
その書類はお気遣いなく。
⑦心配には及びません
心配には及びません=「先行きを気にして心を悩ますまでもない」の意味
「不安になったり、気がかりに感じたりしなくて良い」というニュアンスを含む言葉です。
判断に確信が持てない人には「心配には及びません」を使うと良いでしょう。
日常会話よりも業務における会話でよく使われる言葉です。
例文
その書類についてはご心配には及びませんよ。
必要ないの”カジュアル”な言い換え・類語!
必要ないのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧無くても問題ない
無くても問題ない=「あるものが揃っていないことはさして重要でない」の意味
「あらためて検討する必要がない」や「解決する必要がない」というニュアンスを含む言葉です。
「必要ない」よりも優しく不要であることを伝えることができます。
難しい言葉ではありませんが、仕事中でも問題なく使えるでしょう。
例文
その書類は無くても問題ないですよ。
⑨無くても大丈夫
無くても大丈夫=「あるものが揃っていなくてもリスクはない」の意味
「大丈夫」には「危なげがない」や「安心できる」、「間違いがない」、「しっかりしていて確かである」などの意味があります。
「無くても大丈夫」は「必要ない」よりポジティブな印象を与えることができるでしょう。
幅広い場面で使えて、業務中の会話や日常会話に登場する言葉です。
例文
その書類は無くても大丈夫ですよ。
⑩誰も頼んでいない
誰も頼んでいない=「必要性を認めている人がいない」の意味
「必要ない」よりもさらに突き放した表現になるので、使用の際は注意が必要です。
世間話など日常会話で多く使われる表現なので、ややカジュアルなニュアンスの言葉です。
例文
その書類は誰も頼んでいませんよ。
⑪お呼びでない
お呼びでない=「求められていない」の意味
必要だと言われていないのに訪れた人や物事には「お呼びでない」が適しています。
日常会話など様々なシーンで使われるのでややカジュアル寄りな言葉ですが、業務中も使用できます。
例文
その書類はお呼びでないですよ。
⑫出番がない
出番がない=「活躍すべき場面がない」の意味
必要性を認めている人がいないという意味があり、「必要ない」と同じように使えます。
どちらかというとカジュアルな会話でよく使われています。
例文
その書類は出番がないですよ。
⑬邪魔なだけ
邪魔なだけ=「あるとかえって妨げとなる」の意味
邪魔という言葉には「不快感を与える」や「場の雰囲気を乱す」などの意味があります。
「不要であるばかりか、その人や物があると進行を妨害することになる」という状況では「邪魔なだけ」と言い換えることができるでしょう。
カジュアルな言葉で、世間話や日常会話で使われます。
例文
その書類は邪魔なだけですよ。
⑭必要としていない
必要としていない=「不可欠ではない」の意味
「大きな重要性を持たない」や「省いても問題ない」というニュアンスを伝えられる言葉です。
日常生活でも使いやすいカジュアルな言葉です。
例文
その書類は必要としていないですよ。
⑮要らない
要らない=「不要であること」の意味
必要性を感じられない場合は「必要ない」と「要らない」どちらを使っても良いでしょう。
幼い子どもにも伝わりやすい、カジュアルな言葉です。
例文
その書類は要らないですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。