今回は「IGL」について解説します!
早速ですが、「IGL」とは、In Game Leader(インゲームリーダー)の略語です。
「ゲーム内でリーダーとして指示を出す人」という意味のゲーム用語です。
「IGLに向いてないかも。」みたいに使うよ!
IGLは、チーム戦には欠かせない重要な存在とされています。
この記事では「IGL」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
IGLとは?意味は「ゲーム内でリーダーとして指示を出す人」
「IGL」の意味=ゲーム内でリーダーとして指示を出す人
IGLは、In Game Leader(インゲームリーダー)の略語です。
IGLは、リーダーとしてメンバーをまとめ、指示を出す人を意味するゲーム用語です。
主に、チームで戦うFPS・TPSと呼ばれるシューティングゲームで使われます。
FPS・TPSの中には、eスポーツの競技タイトルとなっているものもあり、勝利の鍵を握るIGLのプレイは、世界各地の大会で大きな注目を集めています。
IGLがゲームの中でどのような役割を果たしているのか、詳しく見ていきましょう。
「IGL」はリーダーとしてどんなことをしているのかな?
IGLの発祥や元ネタは「海外から伝わり広まった言葉」
「IGL」の元ネタ、発祥=海外から伝わり広まった言葉
IGL=In Game Leaderの発祥ははっきりしませんが、アメリカのeスポーツ組織であるDIGNITAS(ディグニタス)のサイトには、In Game Leaderについて2015年に書かれた記事があります。
この記事では、eスポーツの競技タイトルにもなっている「Counter Strike: Global Offensive」 (2012年)を例に挙げ、In Game Leaderとは何か、なぜ重要なのか、どうすればなることができるのかを解説しており、略語のIGLも使われています。
日本でIGLが使われるようになるのは、2019年頃からです。日本で海外のゲームをプレイする人が増え、eスポーツの認知度も上がっていく中で、徐々に広まっていったと考えられます。
IGLは、ゲーム内でリーダーとして指示を出す人という意味ですが、具体的には、
- マップから収集した情報(戦況や敵の位置など)や敵から発せられる音をもとに、メンバーに適切な指示を出す。
- 連敗が続いたときに、メンバーのメンタルを鼓舞する。
- メンバー間の対立を解決する。
- メンバーの意見を集約し、最終的な意思決定を行う。
というように、勝つための判断や指示、メンバーのケアまで一手に引き受けます。
勝利したときは大きな達成感を得られますが、かなりのプレッシャーがかかる立場でもあります。
そのため、ゲームの前半と後半で、IGLが交代できるようにしているチームもあるほどです。
ちなみに、IGLに向いている人は、
- チーム全体を俯瞰し、状況に応じて適切な意思決定を行うことができる人
- 決定したことをメンバーと共有できるコミュニケーション能力がある人
- メンバーが必要とする情報を正しく簡潔に伝えることができる人
- ムードメーカーもこなせる人
と言われており、ただゲームが強いだけでは務まりません。
IGLになるためには、最前線で活躍するIGLのプレイを見て参考にする、IGLとしてチームに参加する機会を増やすといった努力が必要です。
日本では、2022年7月と10月に「Apex Legends」の国内最強 IGLを決める「IGL MASTERS」が開催されました。
非公式ではあるものの、IGLに焦点を当てた大会が開催されるようになったのは、IGLに対する関心の高さの表れです。
多くの経験を積んで、他のプレイヤーから一目置かれるIGLを目指してみてはどうでしょうか?
「IGL」は大変なことも多いけど、勝利したときの喜びも大きいよ!
IGLの使い方・例文
「IGL」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
危なかったけど、何とか勝てたね。
IGLに向いてないかも。
使用例②
○○君がいるチーム、すごく強いよね。
あのチームはIGLの○○君とメンバーが協力し合っているからね。
使用例③
ゲームのコツがつかめてきたかも。
いつも冷静だよね。IGL目指してみたら?
IGLの類義語や対義語
IGLの類義語についても見ていきましょう!
IGLの類義語
IGLの類義語としては下記のものがあります。
司令塔
組織全体の指揮を執る部署や人のことです。
危なかったけど、何とか勝てたね。
司令塔には向いてないかも。
IGLの対義語
IGLの対義語はありません。