今回は「一方で」の言い換え表現を紹介します!
「一方で」は~する反面、~と同時にという意味の言葉です。
また、もっぱらその方向・方面にかたよることや、一つの方面、一つの方向、二つあるうちの一つ、片方、関連するもう一つのほうについて言うと、話かわってなどの意味もあります。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍する一方で、技術的なサポートもおこなっています。
ビジネスシーンでも使える、ニュートラルな言葉です。
この記事では「一方で」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
一方での”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは一方でのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①他方で
他方で=「ほかの方面から見ると、一方」という意味
ほかの方面、別の方向、また、二つのものの、もう一方という意味もあります。
先に述べた内容に対して、別の側面を強調して述べるときに使われます。
カジュアルな場面であまりみられない、フォーマル寄りな言葉です。
彼はプロジェクトの目標達成に向けて全力を尽くしており、他方では次の企画の準備も進めています。
②する反面
する反面=「他の面から見る場合、他面」という意味
ある事柄の良い面と悪い面や、メリットとデメリットを同時に述べる場合に使われます。
ネガティブな要素が含まれることがあるので、使う際には注意が必要です。
フォーマル寄りな言葉で、ビジネスシーンでも使われます。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍する反面、他人に仕事を任せるのが苦手です。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③とはいえ
とはいえ=「前に述べた事柄と相反する内容を導く語、そうはいっても」という意味
そうだとしても、それでもなお、といったニュアンスを持ちます。
前の内容を踏まえつつ、それを完全に肯定せず、別の意見や結果を述べたいときに使われます。
ビジネスシーンでも使える、フォーマル寄りな言葉です。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍しているとはいえ、他人に仕事を任せるのが苦手です。
④けれども
けれども=「前に述べた事柄と相反する内容を導く語、だが、しかし」という意味
しかし、でも、とはいえ、とほぼ同じように使えます。
逆接を表現しつつ、前の内容をやわらかく認めるニュアンスがあります。
ビジネスシーンでもよく使われる言葉です。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍しているけれども、他人に仕事を任せるのが苦手です。
⑤に加えて
に加えて=「すでに存在する事柄に、さらに別の要素や事柄を付け加えることを表す言葉」の意味
文法的には接続助詞として使われ、通常は名詞や名詞相当の語句に接続します。
ある事柄に、新しい情報や要素を付け加える際に使われます。
フォーマルなシーンや、ビジネスシーンで使える言葉です。
彼はプロジェクトリーダーという役割に加えて、技術的なサポートもおこなっています。
⑥ですが
ですが=「だがの丁寧な言い方、ですけれど」という意味
接続詞のように使われ、前後の内容が逆の関係や矛盾する関係にあることを示します。
控えめに前置きや、依頼をするための表現としても使われます。
さまざまなシーンで使える、フォーマル寄りな言葉です。
彼はプロジェクトリーダーですが、他人に仕事を任せるのが苦手です。
⑦に対して
に対して=「前述のものと対比して物事を述べる際に用いる接続詞」という意味
反応、対応、意見などを、具体的に何かに向けて述べる時に使われます。
対象や、相手に対する行動や態度を示す表現です。
カジュアルな場面でも使える、フォーマル寄りな言葉です。
彼はプロジェクトリーダーとしての役割に対して、大きなプレッシャーを感じています。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧片や
片や=「相対するものの片一方は」という意味
物事を比較する際や、対照的な状況を述べる際に使われます。
場合によっては感情的・批評的な響きを含むことがあります。
フォーマル寄りな言葉で、カジュアルシーンでも使えます。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍する片や、技術的なサポートもおこなっています。
一方での”カジュアル”な言い換え・類語!
一方でのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨しかし
しかし=「今まで述べてきた事柄を受けて、それと相反することを述べるときに用いる、そうではあるが、けれども」という意味
今まで述べてきた事柄を受けて、話題を転じるときに用いる、それはともかく、それはそれとしてなどの意味もあります。
問題点や対立を、強く打ち出したい場合などに使われます。
日常会話でも使われる、ニュートラルな言葉です。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍している。しかし、彼は他人に仕事を任せるのが苦手だ。
⑩と同時に
と同時に=「同じ時に、いちどきに」という意味
二つ以上の事柄が同じ時間に起こることや、同時に成り立つことを表す表現です。
状況によっては、二つの事柄が密接に関連していることや、並行して存在していることを示すこともあります。
ニュートラルな言葉で、さまざまなシーンで使えます。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍すると同時に、技術的なサポートもおこなっている。
⑪ところが
ところが=「前の事柄から予想されるものと相反する内容を導く、そうであるのに、しかるに」という意味
話し手や聞き手の期待を裏切る結果を提示し、驚きや意外性を強調する役割があります。
予想外の展開や事実を述べるときに使われます。
さまざまなシーンで使われる、ニュートラルな言葉です。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍している。ところが、他人に仕事を任せるのは苦手なようだ。
⑫だが
だが=「前に述べた事柄と反対・対立の関係の内容を述べるのに用いる語、そうではあるが、けれど、だけど」という意味
驚きや、意外性を含む場合もあります。
硬めのニュアンスを持つ言葉です。
ニュートラルな言葉で、目上の人に対しては使われません。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍している。だが、彼は他人に仕事を任せるのが苦手だ。
⑬逆に
逆に=「通常の関係とは反対に」という意味
予想や期待とは反対に、かえってという意味もあります。
前の内容を受けて、それとは逆の状況や、意外性を強調します。
ニュートラルな言葉で、カジュアルなシーンでも使われます。
彼はプロジェクトリーダーとして不安があったが、逆にその経験が彼を成長させた。
⑭のに
のに=「内容的に対立する二つの事柄を、意外・不服の気持ちを込めてつなげる意を表す言葉」の意味
不平・不満・恨み・非難などの気持ちを表す言葉の意味もあります。
予想や期待に反する結果を強調する場合に使われ、前の内容と反対の結果や状況があることを示します。
カジュアル寄りな言葉で、日常会話でも使われます。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍しているのに、他人に仕事を任せるのが苦手だ。
⑮し
し=「前に述べる事柄が、後に述べる事柄と並列的、対比的な関係であることを表す言葉」の意味
前に挙げた事柄を原因・理由として下の事柄に続ける意を表す言葉、から、のでという意味もあります。
話の流れをスムーズに続けることができ、口語でよく使われます。
フォーマルなシーンでは使われない、カジュアル寄りな言葉です。
彼はプロジェクトリーダーとして活躍しているし、技術的なサポートもおこなっている。
退職や転職で悩んでいるあなたへ