今回は「意識」の言い換え表現を紹介します!
「意識」は知識を持つこと、認識、自覚、感覚という意味の言葉です。
この言葉は、カジュアルでもフォーマルでも使える、ニュートラルな言葉に分類されます。
この記事では「意識」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
意識とは?意味は「物ごとを感知・知覚する」
「意識」の意味=物ごとを感知・知覚すること
「意識」は日常生活だけでなく、ビジネスシーンでもよく耳にする汎用性の高い言葉といえます。
会社のイメージアップに繋がるように意識して作業に取り組んだ
意識の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは意識のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①配慮(はいりょ)
配慮=「深く考えて気を配ること」の意味
配慮とは相手のことを思いやり、行動・発言をすることです。
自身が行ったことに関しては配慮で構いませんが、配慮してもらった場合には「ご配慮」と表現し相手に対しての敬意を忘れないようにしましょう。
先日は温かいご配慮をいただきありがとうございました。おかげさまで滞りなく作業を終わらせることができました
②着目(ちゃくもく)
着目=「注意して見ること、目をつけること」の意味
着目とは特定のテーマや事柄に目をつけ、注目することです。
話し言葉よりも書き言葉としての印象が強いため使用する場面には注意しましょう。
彼が着目した問題点が改善されたことで、作業効率が上がった
③頓着(とんちゃく)
頓着=「深く心にかけること、関心を持つこと」の意味
「無頓着」という言葉はよく耳にしたことがあるかもしれませんが、こちらは頓着とは逆の意味になりますので注意しましょう。
彼はこの作業をどれだけ丁寧に行えるかということに頓着している
④注意を払う(ちゅういをはらう)
注意を払う=「ある人や物事などについて動向や詳細を強く意識すること、または念入りに調べること」の意味
注意を払うとは上記の意味以外にも興味を持つ、警戒して気を張るという意味も持ちます。
様々な意味を持つ言葉ですが、意識の類義語として使用する場合には意識すること、興味を持つなどが当てはまります。
今回の作業は危険を伴うため、怪我をしないよう注意を払わなければならない
⑤自覚(じかく)
自覚=「自分の置かれている位置・状態、自分の価値・能力をはっきりと知ること」の意味
自覚とは自分の地位・状態・価値を知り自身の在り方を知るということです。
他者から気付かされるのではなく、自分自身で気付いた際に使用します。
この作業は自分に向いているものだと自覚した
⑥認識(にんしき)
認識=「ある物事を知り、その本質・意義などを理解することやそういった心の働き」の意味
認識とは物事をはっきりと見分け、判断することです。
ビジネスにおいて「ご認識ください」と伝えられた際には、理解してほしいという意味合いが含まれています。
改めてこの作業は自分に向いているものだと認識した
意識の”カジュアル”な言い換え・類語!
意識のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦関心(かんしん)
関心=「心にかけると、気がかり、興味を持って注意すること」の意味
関心とは物事に注意を向けたり、気にかけたりすることです。
似た意味の言葉に興味とありますが、そちらは物事に心を惹かれるという意味になるので間違えないよう注意しましょう。
最近話題の新しく、画期的な作業方法に業界の人々が関心を寄せている
⑧注目(ちゅうもく)
注目=「注意して見つめること、関心を持って見守ること、敬意を表すこと」の意味
注目は着目と非常に似た意味合いを持ちます。
着目は特に注意して見ること、注目は物事に視線を注ぐこと・関心を寄せることですので注意しましょう。
最近話題の新しく、画期的な作業方法に業界の人々が注目している
⑨気にかける(きにかける)
気にかける=「心に留めて考える、心配すること」の意味
気にかけるとはビジネスにおいて、「お気遣いいただき」という使い方でよく耳にします。
相手に感謝を伝えるとともに自身の状況を理解してもらえる言葉なので、覚えておくと便利でしょう。
新人が作業でミスをしないよう気にかけなければならない
⑩注意(ちゅうい)
注意=「気を付けること、気を配ること、用心すること」の意味
注意とは意識を一つの事柄に集中させること、相手に忠告することという意味があります。
日常生活だけでなく、ビジネスシーンでもよく使用される言葉です。
作業中のミスが多く、大きな事故につながらないよう注意しなければならない
⑪正体(しょうたい)
正体=「本来の姿、本体、正常に意識が働いている様子」の意味
正体とはそのものの本当の姿を表す語です。
意識が正常であるという意味もありますが、こちらは正体よりも「正気(しょうき)」という言葉が使われるのが一般的です。
突然やってきて作業現場を仕切り始めた人の正体は、社長が知っていた
⑫感覚(かんかく)
感覚=「目・耳・鼻舌などでとらえた外部の刺激を感じる働きとそれによって起こる意識、美 醜、良し悪し、感受性」の意味
感覚とは五官による刺激、ものごとの機微を感じ取る心の働きを指します。
様々な場面で使用される汎用性の高い言葉です。
この作業は技術だけでなく、指先の感覚で行う難しいものだ
⑬思い(おもい)
思い=「ある物事について考えを持つこと、予想、願い、回想、恋心、執念、あることを経験してもたらされる感じ」の意味
思いとは様々な意味を持ち、実に多くの場面で使用される言葉です。
書き言葉よりも話し言葉として使用されることが多く、またカジュアルな印象を与えます 。
ビジネスメールやレポートで使用する際には「存じます」と言葉を変えるといいでしょう。
この作業が終われば終業だと思うと、頑張れる気がする
⑭感じ(かんじ)
感じ=「感覚、物・事から受ける印象・感情・特有の雰囲気、刺激に対する反応」の意味
感じとは感覚をよりフランクにした言葉です。
ビジネスには向かないため、プライベートでの使用に留めましょう。
この作業は自分に向いていない感じがする
⑮気持ち(きもち)
気持ち=「物事に接したときに抱く感情や考え方、心の状態、気分、体の状態から生じる快・不快、 感謝の心・慶弔の意を表す語、ほんのわずか」の意味
気持ちとは主観的な個人の感情や考え方のことです。
「心持ち(こころもち)」と表現されることもありますが、こちらの言葉は気持ちよりも 堅い印象を与えます。
安易な気持ちでこの作業依頼を受けたが、案外難しく後悔している