今回は「実感」の言い換え表現を紹介します!
「実感」は現実のものとして感じることや、心からそうだと感じることという意味の言葉です。
上司の懐の広さを実感しました!
実感はフォーマルでもカジュアルでも使用できる言葉です。
この記事では「実感」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
実感の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは実感のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①直覚
直覚=「直観的に分ったり知ったりすること」の意味
実感には心で感じる感覚的なニュアンスがあります。
一方、直覚は推理や考察に依らず物事の本質を知覚する様子を指します。
「直覚」の例文
上司の懐の広さを直覚しました!
②体得
体得=「完全に会得して身につけること」の意味
実感は感覚的に感じることに対して、体得は十分に理解して自分のものとすることを意味します。
体験を通して知ること、理解して自分のものにすることを表します。
「体得」の例文
上司の懐の広さを自分も体得したいものです!
③感得
感得=「感じて会得すること」の意味
神仏への信心が通じて、願っていたものを得るように、深遠な真理などを悟り知ることの意味合いがあります。
転じて、思いがけず手に入れることを表します。
「感得」の例文
上司の懐の広さは、僕に理想の上司像を感得させてくれました!
④感受
感受=「外界の刺激や印象を感じて心に受けとめること」の意味
病気にかかりやすいことの意味合いでも使われることがあります。
「感受性」は、相手の気持ちを汲み取ることができる誉め言葉としてよく使われます。
「感受」の例文
上司は懐が広く感受性のすぐれた人です!
⑤予感
予感=「前もって何となく感じること」の意味
何かが起こる前触れを感じ取ることの意味合いがあります。
実感は実際に起こったことを現実のものとして感じていることで、予感はこれから起こるであろうことを事前に感じる言葉です。
「予感」の例文
上司の懐の広さから見ても、新チームにはプラスの予感しかない!
⑥感知
感知=「直観的に心に感じて知ること」の意味
実感はそう感じるなど感覚的なものに対して、感知の場合は次のようなニュアンスがあります。
〇機械の場合・・・一定以上の刺激などに反応することを意味します。
〇人間や動物の場合・・・直観的、本能的に気づくことを意味します。
「感知」の例文
上司の懐の広さを感知しました!
⑦直感
直感=「感覚的にただちにとらえること」の意味
直感は理性を働かすというよりも、「感覚的なもの」や「考えずにピンとくる様子」、「何となくこんな気がする」というような説明がつかないひらめきのことを意味します。
「直感」の例文
直感で上司の懐の広さを理解しました!
⑧痛感
痛感=「強く心に感じること。身にしみて感じること」の意味
「実感」と「痛感」は、どちらも「そう感じること」を意味する言葉ですが、ニュアンスが異なります。
痛感は、ある事をきっかけに強く心に感じるようになることに使われる言葉です。
「痛感」の例文
上司の懐の広さを痛感しました!
実感の”カジュアル”な言い換え・類語!
実感のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨身に染みる
身に染みる=「心にしみじみと深く感じること」の意味である慣用句
身に染みるとは何かを深く理解したり、強く感じたりする状態を示します。
過去の体験や教訓がとても深く影響を及ぼしているというニュアンスが強い言葉です。
「身に染みる」の例文
上司の懐の広さが身に染みました!
⑩ひしひしと感じる
ひしひしと感じる=「心の底からそうだと感じる」の意味
他にも「痛いほどよくわかる」という意味や、「強く共感できる」といった意味合いもあります。
表面的に感じるのとは異なり、心の奥底に響いている様子を表しています。
「ひしひしと感じる」の例文
上司の懐の広さをひしひしと感じました!
⑪深く感じる
深く感じる=「心の底からそうだと感じること」の意味
既出の「身に染みる」や「ひしひしと感じる」と同様の意味合いです。
難しい言い回しを使用していないため、老若男女問わず使用できる言葉でもありますね。
「深く感じる」の例文
上司の懐の広さを深く感じました!
⑫心底感じる
心底感じる=「心の底からそうだと感じるさま」の意味
既出の「身に染みる」や「ひしひしと感じる」、「深く感じる」と同様の意味合いです。
「心底」の言葉は、心の奥底の深い場所を意味しており、うわべではない本当の心を表しています。
「心底感じる」の例文
上司の懐の広さを心底感じました!
⑬心の底から思う
心の底から思う=「内心で思っていることや本心」の意味
既出の「身に染みる」や「ひしひしと感じる」、「深く感じる」、「心底感じる」と同様の意味です。
「心の底から」の言葉が示す通り、偽りのない心や建前でない意見のことを表しています。
「心の底から思う」の例文
上司は懐が広いなと心の底から思いました!
⑭感じ取る
感じ取る=「ある事柄から感じを察する」の意味
「感じとして受け取る」「様子などから心にさとる」といった様子を表します。
直接「感じる」よりも、「察する」意味合いが強い言葉です。
「感じ取る」の例文
上司の懐の広さを感じ取りました!
⑮ぴんと来る
ぴんと来る=「相手の態度や状況などから、直感で気づく」の意味
直観的・瞬間的に、隠された事情や理由を敏感に感じ取るという意味合いがあります。
「思う」という自分の感情では無く、本能的に気づく感情です。
「ぴんと来る」の例文
上司の懐の広さには最初にぴんと来ました!