今回は「価値観」の言い換え表現を紹介します!
「価値観」は正しい・美しいなどの価値を判断する際の基準や捉え方という意味の言葉です。
この案件に関しては、部長と価値観が合っている
この言葉は、人や組織が何を大切にして尊重するかの考え方を表す、ややフォーマルな言葉です。
この記事では「価値観」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
価値観の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは価値観のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①価値基準
価値基準=「人が何かを判断したり評価したりするための基準や条件」の意味
価値基準はひとつひとつの価値観に優先順位がついたうえで、物事の判断基準になっていることを表します。
カジュアルな場面ではあまり使われない、論文やレポートなどでのフォーマルな表現です。
「価値基準」の例文
この案件に関しては、部長と価値基準が似ている
②判断基準
判断基準=「ある考えを決めて判断を下すための条件や指標」の意味
判断基準は、判断をする際によりどころとなる物事や数値などを表す言葉です。
主にフォーマルな場で使われる表現で、日常の会話ではあまり使われることはありません。
「判断基準」の例文
この案件に関しては、部長と判断基準が似ている
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③意義
意義=「物事の存在・実行などにおける価値や重要性」の意味
意義はその事柄にふさわしい値打ちや、価値を表す言葉です。
価値観がその人の感覚的なものであるのに対して、意義は客観的な視点から判断されるという違いがあります。
日常会話には向いておらず、プレゼンやビジネス上のフォーマルな場面などで使われます。
「意義」の例文
部長と同じく、私もこの案件に意義を感じています
④見解
見解=「物事や特定の問題に対して、個人や団体が下す判断や考え方」の意味
見解は、個人の経験や知識に基づいて作り出された結論を表している言葉とも言えます。
研究発表や会議の場などで使用されることのあるフォーマルな表現です。
「見解」の例文
この案件に関しては、部長と見解が一致している
⑤理念
理念=「物事において、このようにあるべきという根本となる考え」の意味
ビジネスシーンでは「経営理念」や「企業理念」のように使用されますね。
個人や組織において、理念は「なぜその活動や行動をするのか」を示す根本となる考えのことです。
日常の場面では使われないフォーマルな表現でしょう。
「理念」の例文
この案件に関しては、自分も部長と同じ理念に基づいていると感じる
⑥持論
持論=「かねてから主張している自分の意見・説」の意味
持論は、その人が昔から持っている強い考えを表す時などに使われます。
価値観よりも限定的な場面で使われることが多いでしょう。
日常会話ではあまり使われない、ややフォーマルな言葉です。
「持論」の例文
この案件に関しては、部長の持論に賛成だ
⑦信条
信条=「堅く信じて守っている事柄」の意味
信条には、考えたり行動したりするうえでの基本とするやり方や、信仰の教義という意味もあります。
フォーマルな表現で、価値観と近い意味となるのは前者でしょう。
「信条」の例文
この案件に関しては、部長の持つ信条に共感する
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧信念
信念=「正しいと信じる自分の考え」の意味
価値観は人や組織にとっての基本的な指針となりますが、信念はある特定の信条やその人が信じていることを表します。
どちらかというとややフォーマル寄りの言葉です。
「信念」の例文
この案件に関しては、部長の持つ信念に共感する
価値観の”カジュアル”な言い換え・類語!
価値観のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨ポリシー
ポリシー=「事を行う際の方針」の意味
ポリシーはおもに企業などの組織における指針を表す言葉として使われている言葉です。
ビジネスの場面で使われることが多いですが、「私のポリシー」などのように親しい間柄のカジュアルな会話でも使われることがあります。
「ポリシー」の例文
この案件に関しては、私も部長と同じポリシーを持っているんだ
⑩モラル
モラル=「人が生活するうえで守るべき社会的な模範、判断基準」の意味
モラルは「他人に迷惑をかけない」などの社会の一員として守るべき価値観のことです。
道徳や倫理と同様の意味を持ち、価値観のうちのひとつと言えます。
ビジネスの場では企業倫理に反する行為を指す場合などで使われますが、「モラルがない」「モラルが欠けている」のように日常会話で使うこともあるでしょう。
「モラル」の例文
この案件に関して、部長はモラルある判断をしたと思う
⑪優先順位
優先順位=「物事の優先される順番」の意味
ある観点から見てそれがどのくらい重要なのか、複数ある物事に順番をつけることを表す言葉です。
「優先順位が高い」などのように、高い・低いとともに使われていますね。
上司や同僚とのビジネスでの会話にも使われますが、「旅先での優先順位を決めよう」など日常の様々なシーンでも使いやすい、ややカジュアル寄りの言葉です。
「優先順位」の例文
この案件については、部長の意見と同じで優先順位が高いと思う
⑫スタイル
スタイル=「個人や団体などに固有の考え方や行動のしかた」の意味
スタイルには姿や背格好、美術などの様式という意味もあります。
また、「スタイルのある人」のように、自分なりの考えを持つことを表す意味もあります。
軽やかな表現で、友人や同僚との会話にも使いやすい言葉です。
「スタイル」の例文
この案件については、部長と同じスタイルでやっていこう
⑬スタンス
スタンス=「物事に取り組むときの態度や立場」の意味
スタンスはビジネスの場面においては「中立のスタンスをとる」などのように姿勢や立場の意味で使われます。
ビジネスシーンで使われることも多いですが、日常会話でも使われることのある言葉です。
「スタンス」の例文
この案件については、部長と同じスタンスを貫くつもりだよ
⑭考え方
考え方=「考えの向いている方向や物事の捉え方」の意味
考え方は、どういう方向で物事を見て、どういう方向に考えていくかを表す言葉です。
価値観をよりやさしく表現する言葉として使うことも出来ます。
日常会話で広く使われていますが、ビジネスの場でも同僚や上司との会話などで使いやすい言葉でしょう。
「考え方」の例文
この案件については、部長と考え方が一致しているな
⑮ものの見方
ものの見方=「目の前の出来事を、どう捉えてどう意味をつけているか」の意味
ものの見方は、あるものを見た時に、それをどう考えるかという捉え方とも言えます。
考え方とも似ている表現で、日常でもフォーマルな場面でも使うことが出来ます。
「ものの見方」の例文
この案件については、ものの見方が部長と同じだと感じるよ
退職や転職で悩んでいるあなたへ