今回は「かけがえのない」の言い換え表現を紹介します!
「かけがえのない」は「(命・絆・友情・思い出などが)かわりになるものがない。唯一無二である。このうえなく大切な。」という意味の言葉です。
「かけがえのない」とは「これ以上なく大切である」ことであり、「大切さ」の度合いが上限に達していることを意味する表現といえます。
この経験は人生においてかけがえのないものになるでしょう。
「かけがえのない」という言葉は、フォーマルにもカジュアルにも使える表現です。
この記事では「かけがえのない」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
かけがえのないの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「かけがえのない」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①貴重な
貴重(きちょう)な=「非常に大切なさま。得がたいものであるさま。」の意味
「貴重」は「とうとびおもんじること。非常に大切にすること。」という意味です。
「貴重な」は希少性(手に入りづらいもの、数が少ないもの、滅多に見られないもの)、重要性(非常に大切であること、価値が高いこと)、かけがえのなさ(代替することができない、唯一無二であること)、感謝の気持ち(相手に与えてもらったものが自分にとって価値があるものであること)を表現することのできる言葉です。
例文
この経験は人生において貴重なものになるでしょう。
②唯一無二
唯一無二(ゆいいつむに)=「ただ一つあって、二つとないこと。」の意味
「唯一無二」という言葉は、その存在や価値が他に類似するものが一切なく、独自性や特異性が非常に高いことを指す表現です。「唯一」と「無二」という、同じ意味を持つ言葉を重ねることで、他と比較することができず、その独特な魅力や影響力を強調することができます。
「唯一無二」は、人や物、事象、アイデアなど、あらゆる対象に対して用いられます。フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使うことのできる言葉です。
例文
この経験は人生において唯一無二のものになるでしょう。
③至宝
至宝(しほう)=「この上なく大切な宝」の意味
「至」は「最も」という意味、「宝」は「貴重な品物」という意味を持つ漢字です。
「至宝」は「歴史的価値や文化的な価値が高い文化財や美術品」「かけがえのない存在や思い出」「非常に優れた才能や能力を持っている人」を表現したいときに使われる表現です。
フォーマルな場面でよく使われる言葉ですがカジュアルな場面でも使えます。
例文
この経験は人生において至宝なものになるでしょう。
④何にも代えがたい
何にも代えがたい=「他のものと代えることができないほど貴重である」の意味
「何にも代えがたい」は「かけがえのない人や物」「非常に貴重な経験や成果」「かけがえのない才能や能力」について表現したいときに使うことのできる言葉です。
フォーマルな場面で使うことが多いですが、カジュアルな場面でも使えます。
例文
この経験は人生において何にも代えがたいものになるでしょう。
⑤比類のない
比類(ひるい)のない=「他のものと比べるものが全くないほど優れている」の意味
「比類のない」は「非常に優れた才能や能力を持っている人や物」「かけがえのない人や物」「非常に貴重な経験や成果」を表現することのできる言葉です。
フォーマルな表現ですが、カジュアルな場面でも使える言葉です。
例文
この経験は人生において比類のないものになるでしょう。
⑥代替不可能
代替不可能(だいたいふかのう)=「他のものと置き換えられないこと。唯一無二のかけがえのない存在であること。」の意味
「代替不可能」は「代替」(あるものを別のものと取り換えること)と「不可能」(することができないこと)の2つの言葉が組み合わさった言葉です。
「代替不可能」は「大切なものの価値を強調する」「かけがえのない存在であることを伝える」「代替品の存在を否定する」「唯一無二の価値を訴求する」などと様々な場面で使うことのできる言葉です。
例文
この経験は人生において代替不可能なものになるでしょう。
かけがえのないの”カジュアル”な言い換え・類語!
「かけがえのない」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦無くてはならない存在
無くてはならない存在=「人や物がいなければ生活や仕事などが成り立たないほど重要である」の意味
「無くてはならない存在」は他に、「必要不可欠な存在」「欠かすことのできない存在」などに言い換えることが可能です。
「無くてはならない存在」は「家族や友人など、親しい人について」「仕事のパートナーやチームメンバーについて」「日常生活の中で必要不可欠な物やサービスについて」を表現するときに使うことのできる言葉です。
例文
この経験は人生において無くてはならない存在だったとなるでしょう。
⑧他にはない
他にはない=「その人や物、状況が唯一無二で、他に代わるものがない」の意味
「他にはない」は「大切な人の存在を強調する」「かけがえのない思い出を語る」「唯一無二の才能を称賛する」「特別な体験を伝える」「重要な課題を訴える」という場面で使うことのできる言葉です。
「代替不可能」という言葉と似ていますが、「他にはない」の方がより主観的な表現であり、話し手の強い思いが込められている点が特徴です。
例文
この経験は人生において他にはないものになるでしょう。
⑨替えがきかない
替えがきかない=「他のものと 置き換えることができない」の意味
「代替不可能」という言葉とほぼ同じ意味ですが、「替えがきかない」の方がより口語的な表現であり、親しみやすい印象を与えます。
「替えがきかない」と「他にいない」は、どちらも唯一無二の存在であることを意味する言葉ですが、「替えがきかない」は、(その人や物、状況が果たす役割を強調する)のに対し、「他にいない」は、(話し手の強い思いを表現する)のに適していると言えます。
例文
この経験は人生において替えがきかないものになるでしょう。
⑩これしかない
これしかない=「選択肢が他にない」の意味
「これしかない」は「現在の状況が唯一のもの」であることを表します。
「これしかない」は、「選択肢がないことを伝える」「現状を受け入れる」「ベストな選択であることを強調する」「他に望めないことを伝える」「満足の意を表す」という場面で使うことのできる言葉です。
状況によっては、ネガティブな印象を与えてしまう可能性があるので、前向きな表現と組み合わせて使うことで、印象を和らげることができます。
例文
この経験は人生においてこれしかなかったという思いになるでしょう。
⑪世界に一つだけの
世界に一つだけの=「そのものが唯一無二の存在であり、他に類を見ないものである」の意味
「代替不可能」や「他にいない」という言葉と似ていますが、「世界に一つだけ」はより強いニュアンスを持ち、そのものの希少性や価値を強調する表現です。
「世界に一つだけの」は「かけがえのない人や物への愛情を表現する」「唯一無二の才能や能力を称賛する「特別な体験や思い出を語る」「希少価値の高い商品をアピールする」「自分自身の個性やアイデンティティを強調する」などを表現することのできる言葉です。
例文
この経験は人生において世界に一つだけのものになるでしょう。
⑫大切な
大切な=「もっとも必要であり、重んじられるさま。重要であるさま。」の意味
最も一般的で、幅広い場面で使える表現です。
「大切な」と「かけがえのない」は、どちらも価値があり、失いたくないものであることを意味する言葉ですが、「大切な」:は(幅広い意味合いを持ち、程度を表す言葉)としても使えます。「かけがえのない」は、(唯一無二の存在であること)を強調することのできる表現です。
例文
この経験は人生において大切なものになるでしょう。
⑬大事な
大事な=「重要で、なくてはならない」の意味
「大切な」とほぼ同じ意味合いで使われますが、「大事な」の方がより口語的な表現であり、親しみやすい印象を与えることのできる言葉です。
「大事な」は日常会話でよく使われる言葉です。
例文
この経験は人生において大事なものになるでしょう。
⑭宝物
宝物=「宝として珍重する物品。財宝。ほうもつ。」の意味
「宝物」は、「かけがえのないほど価値があり、大切にしたいものであること」という意味もあります。
「かけがえのない」という言葉とほぼ同じ意味ですが、「宝物」はより具体的なイメージを伴い、感情的な側面を強調する表現と言えます。
「宝物」はそのものへの特別な思いを表現するのに適しており、「かけがえのない」はそのものの希少性や価値を強調するのに適していると言えます。
例文
この経験は人生において宝物になるでしょう。
⑮サイコー
サイコー=「非常に良い、素晴らしい、完璧」の意味
「サイコー」という言葉は、「最高」の俗語表現です。
「かけがえのない」は、そのものの希少性や価値を強調する表現であるのに対し、「サイコー」は、そのものの良さを強調する表現と言えます。
カジュアルな場面で親しい人との間での会話で使われる言葉です。
例文
この経験は人生においてサイコーなものになるでしょう。