書き入れ時とは?意味やビジネスでの使い方・例文|類語・言い換え・由来も解説!

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今回は書き入れ時という言葉について解説します。

そこから、商売が繁盛して利益がたくさん出る時期を指します。

ビジネス用語としては、単純に忙しい時期の事を「書き入れ時」と言う事もあります。

「GWは観光地にとっては最高の書き入れ時だ」みたいに使うよ!

この記事では

  • 「書き入れ時」の詳しい意味
  • 使い方・例文
  • 類語・言い換え語

などについても深掘りしています!

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

書き入れ時とは?意味は「商売の忙しい時期」

「書き入れ時」の意味=商店などで最も利益の上がる時。利益の多い時

書き入れ時とは、もっとも忙しく、利益が見込める時の事をいいます。

農業ならば自分の育てている農産物の収穫時期が「書き入れ時」

旅館や飲食店などのサービス業なら、世間一般の企業の休日、連休が「書き入れ時」

お菓子屋さんにとってのクリスマスやバレンタインデーはわかりやすい「書き入れ時」ですよね。

仕事が忙しい時期=書き入れ時ってことなんだね!

書き入れ時の由来は「帳簿への書き入れ

「書き入れ時」の由来=帳簿付け

書き入れの由来は、商店などの帳簿付けです。

現代のようにパソコンがない時代は、取引や売上を帳簿に記入して記録していました。

売れ行きが多かったり取引が増える時期は実前的に帳簿への記入、つまり書き入れが増える。

その事から、商売が繁盛する時期や、単純に忙しい時期を書き入れ時というようになりました。

また、あらかじめ売上のいい時期がわかっていたり、予想できる場合は事前に帳簿に書き入れておいた事からこの言葉が生まれたという説もあります。

この語源からは商売繁盛を楽しみにする、また売上をあてにする、という意味での使い方が生まれたとされています。

「書き入れ時」は厳密にどの時代に、誰が使われ始めたのか、と言う起源や発祥については明らかになっていません。

書き入れ時?掻き入れ時?

書き入れ時は「掻き入れ時」と言う漢字で書かれる事がありますが、これは誤りです。

書き入れ時は商売が繁盛し、利益が出る時期の事を言いますから、「お金やお客さんを掻き集める」と言う連想から「掻き入れ」の漢字を使ってしまう方がいるようですね。

確かに、「書き入れ」よりも「掻き入れ」の方がなんとなく商売に関連する言葉のような気がするので、間違えてしまっても無理はないかも(笑)

書き入れの由来は帳簿への「書き入れ」なんだね

書き入れ時の使い方・例文

「書き入れ時」という言葉を使った例文を紹介します!

商店や飲食店などでの使用例

もう年末だし、そろそろ忙しくなりそうだね

そうだね、次の連休はうちの店の最大の書き入れ時だし、気合い入れて頑張らないとな

一般企業での使用例

最近、車の販売が好調だね。なんか特別な理由があるのかな?

実は、政府がエコカー補助金を増額したんだよ。だから、エコカーの需要が急上昇しているんだ。まさに今が車販売業界の書き入れ時だね。

書き入れ時の類義語や言い換え

書き入れ時の類義語や、言い換えられる言葉も紹介します!

繁忙期

忙しい時期という意味で使用される繁忙期は書き入れ時とほぼ同じ言葉として言い換えて使用することができます。

来月から繁忙期だね。残業が増えると思うと気が重いよ

繁盛期

繁盛期についても、書き入れ時との言い換え語として使用できます。

ただ、繁盛期は商売繁盛という言葉があるように、主にサービス業でよく使用される言葉です。

さあ繁盛期だ!お客様の期待に応えるため、最高のサービスを提供し続けよう!

稼ぎ時

稼ぎ時も書き入れ時の類語、言い換え語として使用する事ができます。

ただ、「稼ぐ」という言葉が入っているため、農業や漁業における書き入れ時の言い換えとしては使用できません。

今が稼ぎ時だ!全力でチャンスを掴んでみせるよ!

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