今回は「書く」の言い換え表現を紹介します!
「書く」は紙や物に文字や符号をしるすという意味の言葉です。
また、「書く」という言葉には文章をつくり表現する、絵や図、模様などを描いてあらわすという意味もあります。
まとまりのある長めの文章を作成する場合、書くがあてはまります。
解決策を徹夜で書いたものですから、日中眠くてかなわないです。
書くは改まった場所や普段の生活でも使える、フォーマルとカジュアルの中間の言葉です。
この記事では「書く」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
書くの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは書くのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①作曲
作曲する=「楽曲をつくる」の意味
詩や歌・演劇の脚本などに節やメロディーをつけるという意味もあります。
何も書かれていない真っ白な紙より楽譜に音符を使って表現します。楽譜を見ながら歌ったり楽器で演奏したりすることもできます。
日常生活では使わない言葉なので、フォーマルな場面に適しています。
例文
わらべ歌を徹夜で作曲したものですから、日中眠くてかなわないです。
②著す
著す=「本を書いて出版する」の意味
漢字の「著」に本に著す、著した本という意味もあります。
著すには書いた文章をまとめて本という形に仕上げて、世の中に知らせたり広めたりするという目的があります。近年では電子書籍を書いた場合も当てはまります。
日常生活では使わない言葉なので、フォーマルな場面に適しています。
例文
数か月間ほぼ徹夜で本を著したものですから、日中眠くてかなわないです。
③筆記
筆記=「ペンや筆などを使い、文字や文章を書き記す」の意味
昔は文字を書く道具に筆が使われていたので、筆記と呼ばれています。人が話している内容を聞きとって書くことを口述筆記と言います。書くための道具が筆からペンへと進化することで、より速く書くためにアルファベットでは筆記体が登場します。
筆記は、文字を崩しつなげて書くことによって、動作にスピードを出せるようになります。
「筆記用具」という言葉であれば日常生活でも使えますが、ややフォーマルな場面に適しています。
例文
会議の内容を徹夜で筆記したものですから、日中眠くてかなわないです。
④筆を執る
筆を執る=「文章を書いたり絵画を描いたりする」の意味
ペンを執るとも言います。絵画でも、毛筆に墨をつけて描かれた絵、書と絵で一つの作品になっているものを指しています。
筆を執るは、ある程度長さのある文章を書く作業を意味するので、文章を表す意味については書くと少し似ていますね。
日常生活では使われない言葉なので、フォーマルな場面で使われます。
例文
出品する絵に徹夜で筆を執るものですから、日中眠くてかなわないです。
⑤つづる
綴る=「文字や言葉を使い、のちに伝えるために日々の出来事や思い出を書く」の意味
言葉を組み合わせて詩や歌、文章をつくる。穴があいたり破れたりした部分をつぎはぎする。仮名やアルファベットなどを組み合わせて単語に書き表す。紙を糸・ひもでとじ合わせるという意味もあります。
綴るは、詩や歌を書くということなので心情や感情も伴う、叙情的な意味の言葉です。
日常生活では使わない言葉なので、フォーマルな場面に適しています。
例文
歌謡曲を徹夜で綴るものですから、日中眠くてかなわないです。
⑥表記
表記=「文字や記号を使い、言葉や情報などを書き表す」の意味
封筒やはがきのおもてに文字を書く。表に書きしるし、言葉や音声などの情報を文字で表したもの。ローマ字表記、日本語表記とは、アルファベット・平仮名・カタカナ・漢字などの文字や記号を使って言葉を書き表すという意味です。
表記は、情報を表す方法を意味する言葉です。
日常生活では使われない言葉なので、フォーマルな場面に適しています。
例文
慣れないローマ字を使用して徹夜で表記したものですから、日中眠くてかなわないです。
⑦起案
起案=「公式な文書の下書きや基礎を作る」の意味
特定の課題や目標に対して解決案を提示し、実行に移すための一連の手続き。文書の形にまとめる。企業や組織の成長のために効果的な起案が必要という意味もあります。
起案は、組織をよくするための行動を促す文書を指すので重みのある言葉です。
日常生活では使われない言葉なので、フォーマルな場面に適しています。
例文
最近元気のない同僚の勤務方法について徹夜で起案したものですから、日中眠くてかなわないです。
⑧記述
記述=「自分の考えや想いを文章に書く」の意味
順序立てて物事の様子や自分の考えを客観的に書く。説明を詳しく書いたり、表現や描写も必要とされたりする場合、記述と呼ばれます。
記述は、事実や自分が考えていることや思っていることを論理的に文章に書きます。
日常生活では使われない言葉なので、フォーマルな場面に適しています。
例文
文章で解答する練習問題を徹夜で記述したものですから、日中眠くてかなわないです。
⑨したためる
したためる=「心を込めて手紙や文章を書く」の意味
日常生活において食物を食べる。用意をする。整えるという意味もあります。また、漢字で認めると書きます。
したためるは、日頃の話し言葉よりも文学作品に使われることの多い言葉です。
日常生活では使われない言葉なので、フォーマルな場面に適しています。
例文
同僚に徹夜で手紙をしたためたものですから、日中眠くてかなわないです。
書くの”カジュアル”な言い換え・類語!
書くのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩セーブ
セーブ=「コンピューターのプログラムや情報をハードディスクなどに保存する」の意味
お金や力の使う量を控える。倹約する。手を差し伸べる。野球の試合において、優位な状況にあるチームの救援投手が試合が終わるまで勝利を守り切る。サッカーなどで敵が点を入れる動きを妨害する行為の意味もあります。
セーブはコンピューターを使うので、保存したファイルを誤って消したりなくしたりしなければ、色あせることなく当時の状態を保つことができます。
フォーマルでも日常生活でも使える言葉です。
例文
山になったデータを徹夜でセーブしたものですから、日中眠くてかなわないです。
⑪ノートする
ノートする=「覚えるために書きとめる」の意味
人の話す言葉や講義の内容を覚えるために書き留める。書いたもの。要点などを書いて残すという意味もあります。
ノートするは、頭の中を整理し、理解を深め、記憶に残すという、脳がすっきりする効果もあります。
フォーマルな場面より、やや日常生活に適している言葉です。
例文
会議を録音した内容を徹夜でノートしたものだから、日中眠くてかなわないよ。
⑫サインする
サインする=「自分の手で自分の名前を書く」の意味
芸能人やスポーツ選手が色紙や物に自分の名前をデザインして手書きする。人を雇う。身ぶりで合図をする。スポーツにおいてプレーの指示のための合図という意味もあります。
サインするは、自分の氏名を自分の手で書くことによって法的な力が生じます。
日常生活でもフォーマルな場面でも使える言葉です。
例文
ボールに徹夜でサインしたものだから、日中眠くてかなわないよ。
⑬引く
引く=「線を使って描く」の意味
線で描く。線を描く。線の形状に長くするという意味もあります。
引くは、線を使って書く図形。絵画。 設計図。表(ひょう)など使う対象が絞られます。
日常生活でもフォーマルな場面でも使える言葉です。
例文
ビルの図面を徹夜で引いたものだから、日中眠くてかなわないよ。
⑭リストアップ
リストアップ=「たくさんの中から条件にぴったり合うものを選んで、紙に書く」の意味
多くの中から条件に合うものを複数選び一覧表を作る。書き出して目に見えるようにという意味もあります。日本で生まれた和製英語です。項目や何かを並べるという意味のカタカナ語ですが、英語では listだけでも表せます。
リストアップは、必要なものを選んで紙に書き出すので、実用的な意味の言葉です。
日常生活でもフォーマルな場面でも使うことができる、中間の言葉です。
例文
必要な備蓄品を徹夜でリストアップしたものだから、日中眠くてかなわないよ。
⑮メモする
メモする=「あとで見てふり返られるように要点を紙に書く」の意味
書きとめた紙という意味もあります。
メモするには、忘れないように書く。手を動かして書くことによって情報や思考を整理する。繰り返し尋ねる行動を防ぐ目的があります。
やや日常生活に適していますが、フォーマルな場面でも使うことができる言葉です。
例文
大切な情報を徹夜で必死になってメモしたものだから、日中眠くてかなわないよ。