構わないの言い換え15語を紹介！ビジネスで使える類語や敬語の言い方は？

今回は「構わない」の言い換え表現を紹介します！

「構わない」は差し支えない・気にしないという意味の言葉です。

「構わない」は主に日常生活で使う、ややカジュアルな言葉です。

この記事では「構わない」の言い換えを15語紹介しています！興味がある方は記事の続きへどうぞ！

構わないの”フォーマルな”言い換え・類語！ビジネスやレポートで使える言葉を紹介！

まずは構わないのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①異論ありません

異論ありません＝「相手の意見や提案に反対しないという表明」の意味

「構わない」は「問題ない」「大丈夫」という感覚で、「異論ありません」は「反対しない」「賛成する」という明確な意見を示す場面で使われます。

ですので、使う場面次第ではほぼ同じ意味として使える言葉です。

会議などでよく使われる、フォーマルな言葉です。

②問題ありません

問題ありません＝「差し障りありません。大丈夫です。よろしいです。結構です」の意味

「問題ありません」は提案や状況に対して、問題がないことを明確に伝える際に使います。

「構わない」も問題ないという意味を持つので同じ意味だといえますが、より正式な場面やビジネスシーンでは「問題ありません」を使うとよいでしょう。

敬語であり丁寧な言い回しなので、ややフォーマルな言葉だといえます。

③承知しました

承知しました＝「提案や要求を理解して、受け入れる」の意味

「承知しました」は「理解しました」「了解しました」「分かりました」といった意味を持ちます。

主に指示や依頼に対して「構わない」を使うと少し意味合いが変わってきてしまいますので、「承知しました」と言い換えましょう。

主にビジネスシーンで目上の人に対して使う、ややフォーマルな言葉です。

④意に介しません

意に介しません＝「嫌な出来事や批判などを気にしない、相手にしない、といった意味の表現」の意味

「意に介しません」は特定の事柄や状況に対して関心や注意を払わないことを示す際に使われます。

「気にしません」という表現であり、その意味合いから目上の人に使うには適していないといえます。

日常生活ではまず使わない、フォーマルな言葉です。

⑤了承しました

了承しました＝「事情を汲んで納得すること。承知すること。承諾」の意味

「了承しました」は「同意しました」「受け入れました」といった意味を持ちます。

「承知しました」も同じような意味ですが、特に上司など身内で上の立場の人には「承知」、取引相手など対等な立場の人との公式な場面では「了承」になります。

そのため、ビジネスシーンで使われるフォーマルな言葉です。

⑥お任せします

お任せします＝「その人の判断や選択に委ねることを意味します」の意味

「お任せします」は特定の事柄や判断を相手に委ねる際に使われます。

「あなたの判断で構わない」であるといえるので同じ意味だといえます。

上司や目上の人にも使える、丁寧な「構わない」だといえるでしょう。

敬語にあたるため、ビジネスシーンでも使えるややフォーマルな言葉です。

⑦異存ありません

異存ありません＝「反対の意見や、不服な気持ち。異議」の意味

「異存ありません」は「反対しない」「同意する」といった意味を持つ、よりフォーマルな表現です。

「異論」は「意見や考えはありますか？」という意味合いですが、「異存」は「構いませんか？」という意味合いであり、より広い場面で使えます。

「異論」の方が日常的に使われるためあまり使う機会のない言葉ですが、だいたい同じ意味だと覚えておくといいでしょう。

日常生活ではまず使わない、フォーマルな言葉です。

⑧承諾します

承諾します＝「相手の意見や要望を聞き入れること」の意味

「承諾します」は提案や依頼に対して、それを理解し、受け入れることを示します。

前述した「了承」と比較すると、提案や依頼に対する同意を示すのが「了承」で、もっと法的な文章や契約に使うのが「承諾」だといえます。

主に公式の場で使われる、フォーマルな言葉です。

構わないの”カジュアル”な言い換え・類語！

構わないのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑨問題ない

問題ない＝「相手の不安を解消したり、物事を肯定する際に使用される表現」の意味

「問題ない」は提案や状況に対して、問題がないことを明確に伝える際に使います。

「構わない」とほとんど同じ意味を持ちますが、カジュアルな「構わない」に対して、より深刻な問題に対しては「問題ない」を使う場合が多いです。

逆に深刻な問題に対して「構わない」を使うことで「大した問題じゃないよ」と相手に伝える言い回しもあります。日本語の面白いところですね。

日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。

⑩大丈夫

大丈夫＝「肯定・可能・了承・承諾・賛成」の意味

「大丈夫」は状況や状態に対して安心感を示す際に使われます。

「構わない」と同じ場面で使えますが、「大丈夫」は「心配いらない」や「任せろ」の意味合いが強く出ています。

直接「任せろ」といった方が安心感は強いですが、いろんな場面でいろんな意味合いで使えるのが「大丈夫」の特徴だといえます。

こちらも日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。

⑪全然平気

全然平気＝「まったく問題がない」ことを強調して伝える表現」の意味

「平気」は状況や状態に対して安心感や問題がないことを示す際に使われます。

「大丈夫」と比較すると、「平らな気持ち」と書くように主にメンタル的に「大丈夫」な時に使う言葉です。

困難な状況やストレスに対する抵抗力、冷静さを示す際に使われる言葉ですね。

こちらも日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。

⑫オッケーです

オッケーです＝「同意すること。承認」の意味

「オッケー」は「大丈夫」「問題ない」「了解」といった意味を持つ特定の行動や提案に対して、同意や許可を示す際に使われます。

非常にフランクなのでビジネスシーンで使うのは避けた方が良いでしょう。

逆に友人に使うことで心を許していることを伝えることができます。上手に使い分けましょう。

主に日常生活で使う、非常にカジュアルな言葉です。

⑬気にしません

気にしません＝「思いわずらわない。くよくよしない。失敗などを気にして思い悩まない」の意味

「気にしません」は特定の事柄や状況に対して関心や注意を払わないことを示す際に使われます。

前述の「意に介さない」と同じ意味で、よりカジュアルにした言葉です。

ですが「意に介さない」がフォーマルすぎるためか、ビジネスシーンもよく使います。

日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。

⑭わかりました

わかりました＝「物事の内容や意味を理解する、了解する」の意味

「わかりました」は指示や依頼を理解し、従うことを示す一般的な表現です。

ビジネスシーンで使えなくもないですが、あくまで丁寧なだけなので、場合によっては相手に不快な印象を与えるので注意です。

飲食店で店員に「わかりました」と言われたらどうでしょう？普通は「かしこまりました」ですよね？上手に使い分けましょう。

「承知しました」をカジュアルにした言葉で、日常生活・ビジネスシーンどちらでも使えます。

⑮ご自由にどうぞ

ご自由にどうぞ＝「相手に対して特定の行動や選択を自由にしても良いことを示す表現」の意味

「ご自由にどうぞ」は相手の選択や判断を委ねる際に使われます。

「お任せします」をカジュアルにした言葉です。こちらも丁寧な言葉ですが場面によっては少し投げやりな印象を与えることもあるので注意です。

「ご自由にどうぞ」の前後に言葉を加えることで投げやり感は薄れることも併せて覚えておくとよいでしょう。

こちらも日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。

いかがでしたでしょうか？細かい違いはありますが、ほとんどが「大丈夫」を意味する言葉で、自分や相手の立場で変わってくる言葉ですね。相手を不快にさせないためにも、しっかり使い分けられるようにしましょう。