今回は「必ず必要」の言い換え表現を紹介します!
「必ず必要」は「あるものが絶対に欠かせない、なくてはならない」という意味の言葉です。
この書類は手続きを進める上で必ず必要です。
「必ず必要」は、同じ意味を重ねているので二重表現と言います。
会話において強調したい時によく出てくるかと思いますが、文章にした場合には過剰な表現となります。
「必ず必要」は、日常会話でよく使われる、カジュアルな表現です。
この記事では「必ず必要」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
必ず必要の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「必ず必要」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①必要不可欠
必要不可欠=「とても必要で欠かすことができないさま。」の意味
「必要不可欠」という言葉は、あるものが非常に重要で、それなしでは成り立たないという意味で「欠かすことができない、絶対に必要な」ということを強調する表現です。
様々な場面で使うことができます。
例文
この書類は手続きを進める上で必要不可欠です。
②絶対必須
絶対必須=「絶対に欠かせないこと」の意味
「絶対必須」は、ある事柄が成り立つために、絶対に必要で、他のものでは代用できないことを強調します。
「必要不可欠」と非常に似た意味を持ちますが、さらに強い強調表現です。
例文
この書類は手続きを進める上で絶対必須です。
③不可欠要素
不可欠要素=「ある事柄が成り立つために絶対に必要で、欠かせない部分。」の意味
全体の中で、特に重要な役割を果たしている部分、その要素がなければ、全体が機能しない、または目的を達成できないということを表現することができます。
「不可欠要素」と、「必要不可欠」は似ていますが、少しニュアンスの違いがあります。
「不可欠要素」は、全体の中の特定の部分を指しより具体的な要素を指すのに対し、「必要不可欠」は、全体に対して使われ抽象的な概念を表すことが多いです。
ビジネスシーンなどで使われます。
例文
この書類は手続きを進める上で不可欠要素です。
④必須条件
必須条件=「ある事柄が成り立つために絶対に満たさなければならない条件のこと」の意味
「必須条件」は、その条件がなければ絶対に成り立たないことを強調し、強い強制力や重要性を表します。
「必須条件」は、ある事柄を始めるための入り口のようなもので、交渉事などでもよく使われる言葉です。 例えば、「契約を結ぶためには、これが必須条件です。」のように、自分の主張を明確にする際に使われます。
ビジネスシーンで多く使われます。
例文
この書類は手続きを進める上で必須条件です。
⑤重要
重要=「きわめて大切であること。」の意味
「重要」は、「物事の根本・本質・成否などに大きくかかわること。」という意味もありますが、「ある事柄が欠かせない、なくてはならない場合。」という意味の時に「必ず必要」の言い換えとして使うことができます。
ビジネスシーンなど、様々な場面で使うことのできる言葉です。
例文
この書類は手続きを進める上で重要です。
⑥所要
所要=「あることをするのに必要とすること。必要とされるもの。」の意味
「所要」は「必要なこと、必要なもの。」ある目的を達成するために不可欠な事柄、「必要な時間」あることを行うのに必要な時間を指す2つの意味があります。
「必ず必要」の言い換えの時は、「必要なもの」という意味で使います。
「所要」という言葉は、「所要時間」「所要物」などのようにビジネスシーンでよく使われます。
例文
この書類は手続きを進める上で所要物です。
⑦絶対要求
絶対要求=「なくてはならない」の意味
「必ず必要」と「絶対要求」は、どちらも「なくてはならない」という強い必要性を表す言葉であり、同義語として使うことができます。
「絶対要求」 は、「必ず必要」よりも強い口調で、相手にその事柄を要求しているニュアンスを含みます。
例文
この書類は手続きを進める上で絶対要求です。
⑧要する
要する=「必要とする。」の意味
「要する」 は、ある事柄が必要であることを、少し柔らかく必要なことを述べる言葉です。
ビジネスシーンで使われることの多い表現です。
例文
この書類は手続きを進める上で要するものです。
必ず必要の”カジュアル”な言い換え・類語!
「必ず必要」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨肝心
肝心=「最も重要なこと。また、そのさま。肝要。」の意味
「肝心」は肝臓と心臓や腎臓は、人体にとって欠くことのできないものであるところから「最も重要なこと。また、そのさま。」という意味の言葉になりました。
「肝心」は、報告書や論文などのフォーマルな場面でも、日常生活でも幅広く使うことのできる言葉です。
例文
この書類は手続きを進める上で肝心です。
⑩ないと困る
ないと困る=「それが無ければ不都合が生じるさま」の意味
「ないと困る」という言葉と「必ず必要」という言葉は、どちらも「なくてはならない」という強い必要性を表す言葉で、言い換えとして使うことができます。
「ないと困る」は、日常的な表現で、個人的な感覚や不便さを強調する場合に使われます。
例文
この書類は手続きを進める上でないと困るものです。
⑪マスト
マスト=「絶対に必要であること。欠かせないこと。」の意味
「マスト」は英語「must」の「…せねばならない」の意味の助動詞が由来で条件や物などに対して使われます。
「マスト」はカジュアルな表現で、日常生活の中で人気があるものや、持っていることがステータスになるものを指す際に使われることが多い言葉です。
例文
この書類は手続きを進める上でマストです。
⑫なくてはならない
なくてはならない=「あるものが非常に重要で、そのものがなければ成り立たない。」の意味
「なくてはならない」は「必要不可欠である」「代替不能である」他「不可欠な存在である」という言葉と同義語として使うことのできる表現です。
カジュアルな場面で使うことの多い言葉です。
例文
この書類は手続きを進める上でなくてはならないものです。
⑬欠かせない
欠かせない=「欠くことができない」の意味
動詞の「か(欠)かす」の未然形+打消しの助動詞「ない」で、「なしでは済ますことができない」という意味の言葉です。
「欠かせない」は「必ず必要」より感情的なニュアンスが含まれており、あるものが自分にとってどれほど大切か、あるいは不可欠かという主観的な感情を強調したいときに使われます。
例文
この書類は手続きを進める上で欠かせないものです。
⑭間違いなく大事
間違いなく大事=「あるものが非常に重要」の意味
「間違いなく大事」は「絶対的な価値」「疑いの余地がない」「手放せないもの」という意味で使われる言葉です。
「間違いなく大事」という言葉は、あるものが非常に重要で、その価値は揺るぎないことを表す、力強い表現です。個人的な感情や価値観を伝える際に、効果的に使うことができます。
例文
この書類は手続きを進める上で間違いなく大事です。
⑮非常に大切
非常に大切=「あるものがとても重要であり、その価値が高いこと」の意味
「非常に大切」は、主観的な価値観や感情を込めた表現で、話者にとってそのものがどれほど価値があるかを強調することのできる表現です。
日常生活で使われることの多い言葉です。
例文
この書類は手続きを進める上で非常に大切です。