今回は「感想」の言い換え表現を紹介します!
「感想」は物事ついて、心に感じたことや思ったこと。という意味の言葉です。
あなたの率直な感想が知りたいです。
「感想」とはフォーマルな場面でもカジュアルな場面でもよく使われる言葉です
この記事では「感想」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
感想の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは感想のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①所感
所感=主に「心に感じる思い、感想」の意味で使われます。
「ものを取得すること、入手すること」と仏語として「前世での行為によってもたらされた結果」いう意味もあります。
感想と所感は同じ意味ではありますが、所感は?とビジネスシーンで問われた場合、自分の感じたことに加え、自分の意見、今後への活かし方や改善点なども述べると良いでしょう。
例文
私の所感としては、今回のプロジェクトにおいては優先度の高い課題となると考えています。
なお、「所感」は上司や取引先の人に使用しても問題ありません。その際は、接頭語の「ご」を付けて「ご所感」を使います。
②所見
所見=「見た事柄、見た結果の判断や意見」の意味
所見は、「所感」と似ていますが、所見は表面的なものから得る情報をもとに判断をして一瞥して意見を述べることなので、所感とは少し意味が異なります。
ビジネスシーン以外では、医療現場や教育場面など用いられることが多いです。例えば、カルテから医師の所見をうかがう、生徒普段の様子を見て教師の所見を聞くなどです。
例文
商品のアンケート結果を見て、所見を述べてください。
③見解
見解=「物事に対する考え方や価値判断」の意味
「最終的な結論に至るまでの考え方」を表す場合もあるようです。
ニュースで専門家が研究結果にもとづいて個人の価値判断を話す際に、「〇〇教授の見解では〜」などと伝えることがあり、少し硬いニュアンスがあるものの、説得力が増す印象を与えます。
見解の読み方は、「けんかい」だけでなく「けんげ」と読む場合もあります。「けんげ」と読むのは、見解を仏教用語として使う場合です。この場合には、「深く物事を考えて真理を見極める洞察力」や「物事の見方や考え方」などを意味します。
例文
見解の相違によってプロジェクトが見送りになりました。
④所懐
所懐=「心に思っている事柄。思うところ。」の意味
「所懐」は、他人のことを思いやり、気にかけることを意味しているので、ある人の心に深く入り込み、その人の立場や感情を理解し、思いやりを表現する時に使える言葉です。
例文
プロジェクトの成功には、チームメンバーの所懐を理解し、協力することが欠かせません。
⑤所存
所存=「心に思うところ。考え。」の意味
丁寧語の「です」「でございます」を付けて「~する所存です」「~という所存でございます」と表現することで「そのようにするつもりです」という意味になります。仕事で目上の人と会話する際や、ビジネスメールなど、幅広いビジネスシーンで使えます。改まった場面で何かしようとしていることや考えを述べるために用いられます。
例文
これまでの経験を活かし、一生懸命に取り組んでいく所存です。
⑥心証
心証=「心に受ける印象。人から受ける感じ。」の意味
テレビドラマなど裁判や法律を扱うときには、審理において裁判官が抱く認識や確信の意味があります。
あまり日常生活で心証という言葉を使う機会は少ないように思います。
例文
審査員の心証を良くしようと頑張ってみましたが無駄でした。
感想の”カジュアル”な言い換え・類語!
感想のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦インプレッション
インプレッション=「印象、感じ、気持ち」の意味
「インプレッション」は英語の「impression」からくるカタカナ言葉で、本来の意味としては「印象」「感じ」「気持ち」といった意味があります。
昨今のビジネスシーンにおけるインプレッションは、インターネット上で「広告やコンテンツが表示された回数」という意味で使われることが多いです。
例文
強いインプレッションを与えることが、この商品の売り上げアップには欠かせない。
⑧感じ
感じ=「あるものを見たときに、それをどう考えるかという捉え方のこと。物事を見聞したり、人に接したりしたときに受ける気持ちのこと。」
「感じ」は、一般的に気持ちという意味でも用いられ、「いい感じがする」は、人や物がいい印象を与えるという意味にもなれば、いい気持ちがするという意味にもなります。また、「感じを出す(=雰囲気を出す)」のように、雰囲気の意味で用いられることもあります。
例文
彼の話し方にとても魅力を感じる。
⑨感じたこと
感じたこと=「情景や出来事から受ける感じのこ」
「感じたこと」という言葉は、自分が経験した出来事や状況から生じた感情や感触を表現する際に使われます。何かを体験した人がその感情や感触を他人に伝える際に役立ちます。自分がどんな感情を抱いたのかを相手に伝えることができます。
感じたことは人間の内面を表現する貴重なフレーズであり、私たちが他人と共感し、理解し合うために重要なツールとなります。
例文
あの映画を観て感じたことを、友人と話したいです。
⑩感触
感触=「物事の雰囲気などからおれとなく受ける感じ」の意味
感触には外界の物事に触れて心に感じること、 手や肌に触れた感じ、手ざわり、肌ざわりの意味と相手の態度などからそれとなく感じとられるものという意味もあります。
ビジネスシーンでもカジュアルシーンでもよく使われている言葉です。
例文
私の感触では、それは概ね順調に推移していると感じています。
⑪気分
気分=「ある状況によってもたらされる、その時の心持ち」の意味
「気分」という言葉は、人が心地よく感じたり、不快に感じたりする心と体の状態を表します。何か嬉しいことがあったときの心持ちや、体調が悪いときの感じも「気分」と言います。
他にも、ある場所の空気や雰囲気を表すこともあります。更には、一人一人が持つ性格や気質のことも指すことができます。
例文
今日は親に怒られて、気分が悪いです。
⑫感情
感情=「物事に感じて起こる気持ち。外界の刺激の感覚や観念によって引き起こされる、ある対象に対する態度や価値づけ。快・不快。好き・嫌い、恐怖、怒りなど。」の意味
感情は、個々の体験や状況に応じて生じ、行動や判断に影響を与えます。感情は、人間の行動を動かす原動力であり、人間関係の構築やコミュニケーションにおいても重要な役割を果たします。
例文
その映画は観たものの感情を揺さぶるだろう。
⑬印象
印象=「人間の心に対象が与える直接的な感じ。また、強く感じて忘れられないこと」の意味
「イメージ」も人や物事に対して心に感じたことという意味があるが、「イメージ」は、見聞きする前に、こうであろうと心に抱く感じをいいます。「印象」は他から受けたものであり、「イメージ」は自ら描き出すもの、という違いがあります。
例文
あの映画のラストシーンは本当に印象に残っています。
⑭フィーリング
フィーリング=「なんとなく受ける感じ。感覚や感触」の意味
「フィーリング」は英語の「feeling」からきています。「feeling」には、いくつかのニュアンスがありますが、そのひとつは「感覚」や「感受性」です。
また、思考や理性に対する「感情」や、怒りなどの強い「気持ち」も表します。一方で、触れて感じる物理的な「皮膚感覚」や「触覚」というニュアンスもあるようです。
日本語での「フィーリング」はどちらかというと、目に見えない空気感や他者との間に生まれる、理屈よりも直感的な感覚をさします。
例文
私は彼女と初対面なのにフィーリングが合うみたいで話がはずみました。
⑮思ったこと(思う)
思ったこと=「物事を理解したり、感受したりするために心を働かすこと」の意味
「思う」と「考える」は思考に関する動詞ですが、その思考のニュアンスが異なります。
「思う」は「情緒的・一時的な思考」、「考える」は「論理的・継続的な思考」というニュアンスをもっています。また「思う」は一時的思考で自分ではコントロールにしくい思考行為です。
例文
今日、読んだ本について思ったことをあなたに話します。