今回は「活用」の言い換え表現を紹介します!
「活用」は物や人の機能・能力を十分に生かして用いること。効果的に利用すること。という意味の言葉です。
目標達成の為に、この資料を活用します。
「活用」はフォーマル寄りでもカジュアル寄りでも、どちらでもないニュートラルなことです。
この記事では「活用」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
活用の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは活用のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①応用
応用=「原理や知識を実際的な(または他分野の)事柄にあてはめて利用すること。」という意味を表す言葉
習得した知識やスキルを実際の現場や実践に生かすことを意味しています。
具体的な事例や例文を通じて説明することで、応用の意味や使い方をより深く理解することができます。
フォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
目標達成の為に、この資料を応用します。
②適用
適用=「法律・規則などを、事例に当てはめて用いること。」という意味を表す言葉
ある基準や法律、ルールなどを対象に適応させることを表します。
税金の支払いなども対象で、税金法の定める基準やルールに従って、所得や財産に対して「適切な税金が適用されます」と使用できます。
フォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
目標達成の為に、この資料を適用します。
③運用
運用=「そのもののもつ機能を生かして用いること。活用。」という意味を表す言葉
物やシステムがうまく機能するように使うことを意味します。
具体的には、資金や資産、システムなどを使って、最大の効果を得るために計画的に操作や管理を行うことを指します。
フォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
目標達成の為、この資料をもとに運用します。
④用いる
用いる=「使う。」という意味を表す言葉
使用すると言う意味の他に、採用する。任用する。心を十分働かせる。必要とするなど意味があります。
フォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
目標達成の為に、この資料を用いります。
⑤実践
実践=「主義・理論などを実際に自分で行うこと。」という意味を表す言葉
実践とは、理論や知識を具体的な行動に移すことを指す言葉です。
よいと考えていること、理想とされていることなどを、自分で行うことにも使われます。
フォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
目標達成の為、この資料をもとに実践します。
⑥引き当てる
引き当てる=「当てはめる。ひきくらべる」という意味を表す言葉
くじを引いて当てる。運悪く当てる。といった意味もあります。
「我が身に引き当てて考えてみる」などと使用します。
ややフォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
目標達成の為に、この資料で引き当ててみましょう。
⑦充てる
充てる=「的(望んだ所)に命中させる。」という意味を表す言葉
予想通りの結果を招く。と言う意味もあります。
また「時間を勉強に充てる」や「予算をプロジェクトに充てる」など目的達成のために物事を特定の目的や用途に割り当てることを意味します。
ややフォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
目標達成の為にも、この資料で充ててみましょう。
⑧実践躬行(じっせんきゅうこう)
実践躬行=「理論や信条などを、自分の力のみで実際に踏み行うこと。」という意味を表す言葉
自分自身の力で実際に進んで行動してみること。と言う意味です。
「躬」は自らと言う意味で「躬行」は自ら行うこととなります。
口先だけでなく実行することが大切と言う意味があります。
フォーマルな場面に適しており、日常会話で使うにはあまり向きません。
目標達成の為に、この資料で実践躬行しましょう。
活用の”カジュアル”な言い換え・類語!
活用のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨アプリケーション(application)
アプリケーション=「適用。応用。また、実用化。」という意味を表す言葉
ある理論や技術が具体的な場面や問題に使われる様子を意味しています。
また申し込み・応募と言う意味もあります。
近年ではコンピューターソフトウェアの一種で、特定の機能を実行する「アプリ」でよく使用される言葉です。
ニュートラルな言葉なので、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使用できます。
目標達成の為に、この資料をアプリケーションします。
⑩使用
使用=「人や物を使うこと。」という意味を表す言葉
特定の目的のために人や物やシステムを使うことを意味します。
また、単に人や物を使うといった意味しかなく、それ以上の意味は含まれません。
しかし使用を用いた言葉は多く、「使用済み」や「使用中」「使用禁止」「使用予定」などがあります。
ニュートラルな言葉なので、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使用できます。
目標達成の為に、この資料を使用します。
⑪利用
利用=「既にあるものを役立つようにうまく使うこと。また、使って役に立たせること。」という意味を表す言葉
便宜的な手段や方便に使用することもできます。
また「コップを花瓶として利用します」など、便利にする為に本来の目的以外のことに使うと言う意味合いでも使用できます。
ややカジュアルな言葉ですが、フォーマルな場面でも使われます。
目標達成の為に、この資料を利用します。
⑫働かす
働かす=「働くようにする。労働させる。また、機能を発揮させる。」という意味を表す言葉
「働く」には様々な意味があり、機能する、作用して結果が現れるという意味があります。
「働かす」は物事に備わっている機能。また、その及ぼす作用という意味があります。
「想像力を働かす」「頭を働かす」などに使用します。
ややカジュアルな言葉ですが、フォーマルな場面でも使われます。
目標達成の為、この資料を働かしてみましょう。
⑬当てはめる
当てはめる=「あるものを他のものの中にうまくおさめ入れる。 」という意味を表す言葉
また、ある物事を他に適用する。 ある条件、規範などに合わせると言う意味もあります。
1つの出来事の原因・要因分析をする時や、物事の判断をすることに、過去の経験値や結果を参考にして、結論を導き出す時に使われています。
カジュアルな言葉ですが、フォーマルな場面でも使われます。
目標達成の為に、この資料に当てはめてみまよう。
⑭役立てる
役立てる=「あることをするためにそれを有用に使う。役に立てる。」という意味を表す言葉
「役立つ」という言葉は、有用であると言う意味があります。
何かに役に立つとき、誰かが有用であるような場面を表すときに使用できます。
ややカジュアルな言葉ですが、フォーマルな場面でも使われます。
目標達成の為に、この資料を役立てます。
⑮利かせる
利かせる=「 作用や効果が(十分に)現れるようにする」という意味を表す言葉
効き目があるようにする。機敏に心を動かせると言う意味を含める言葉です。
「気を利かせる」は相手の立場や気持ち、状況に配慮して、それに合った行動をとるために、自分の思考や感情を動かすこと表します。
カジュアルな言葉ですが、フォーマルな場面でも使われます。
目標達成の為に、この資料をうまく利かせよう。