今回は「継続力」の言い換え表現を紹介します!
「継続力」は一度取り組んだ物事を投げ出すことなく、最後までやり遂げる力を表す言葉です。
この言葉は、フォーマルにもカジュアルにも使える汎用性の高い言葉でしょう。
この記事では「継続力」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
継続力とは?意味は「努力し続ける能力」
「継続力」の意味=物ごとに対して努力し続ける能力のこと
簡単にあきらめず、ゴールに向かって努力できる人がもつ資質を指します。
私の強みは継続力があることです。
継続力の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは継続力のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①持続力
持続力=「一定の状態を保つための力」の意味
ある物事や事柄をそのまま保ち続ける力を指す言葉で、体力的なタフさだけでなく精神力の強さを表す言葉でもあります。
「継続力」は行動面で力を発揮するというニュアンスを含みますが、「持続力」には精神面で力を発揮するというニュアンスが含まれます。
行動力をアピールしたい場合は「継続力」という言葉を、精神力をアピールしたい場合は「持続力」という言葉を選ぶと良いでしょう。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンや文書でも用いることができる表現です。
例文
私の強みは高い持続力です。
②維持力
維持力=「物事を同一の状態で持続させる力」という意味
一定の水準を保つ力、もちこたえる力、という意味で使われる言葉です。
前から行われていたことを続けるという意味では「継続力」と似ていますが、「維持力」は同じ状態を保ち続けるときによく使われます。
また、継続力には「動き続ける」というニュアンスがありますが、維持力は「動かずに耐える」というニュアンスを含みます。
どちらかというとフォーマルな会話でよく使われるでしょう。
例文
私の強みはモチベーションの維持力が高いことです。
③持久力
持久力=「長時間もちこたられる力」という意味
「長期間の負担に耐えることができる力」、また「ある作業に取り組み続ける能力」という意味で使われます。
粘り強さを表したいときによく使用され、長く活動しつづけることのできる体力を指す場合もあります。
「継続力」よりもエネルギーや体力を必要とする場面で使われることが多い印象です。
日常会話で耳にすることもありますが、ビジネスシーンでも問題なく使用できるでしょう。
例文
私の強みは持久力があることです。
④向上心
向上心=「高い目標に向かって努力する心、また成長しようとする気持ち」の意味
現状に満足することなく、より優れたものやより高次なものを目標にして努力する心を指します。
継続力に比べると、向上心は「自発的に努力する」というニュアンスが強くなります。
ビジネスシーンで使われることも多いため、フォーマル寄りの言葉と言えるでしょう。
例文
私の強みは向上心があることです。
⑤責任感
責任感=「自分の仕事や行動についての責任を果たそうとする気持ち」を意味します
自らに課せられた仕事や任務を途中で放り出すことなく、最後までやり遂げようとする思いを指します。
自分の感情や欲望をコントロールし、目標に向かって行動するという意味で「継続力」と似ていますね。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えるでしょう。
例文
私の強みは責任感が強いことです。
⑥忍耐力
忍耐力=「困難や逆境を耐えしのぶ力」を意味します
つらい状況に耐え、目標に向かって努力し続ける力を指します。辛抱する力とも言えますね。
「言いたいことがあっても我慢して、理不尽や不条理に耐える」というニュアンスを含むので、ビジネスシーンにおいては保身的だと捉えられることもあります。
ポジティブな印象を与えたい時は、「継続力」を選ぶと良いでしょう。
忍耐力は日常会話でもビジネス等の真面目な会話でも使うことができます。
例文
私の強みは忍耐力があることです。
⑦精神力
精神力=「何かをやり抜こうとするときの心の強さや意思の強さ」を意味します
他社の言葉や行動に影響されず、目標達成に向かって行動し続ける意思の強さを指します。
「継続力」と同じように、「粘り強く物事に取り組む」というニュアンスを含みます。
精神力はカジュアルな日常会話でも、真面目なシーンでも使うことができるでしょう。
例文
私の強みはタフな精神力があることです。
⑧探求心
探求心=「物事に興味を持って追求しようとする気持ち」を意味します
物事を探し求めることを目的とし、所在が明確でないものを手に入れようとする気持ちを指す場合もあります。
同じ発音で「探究心」という言葉がありますが、こちらは「物事の意義を探り、本質を見きわめようとする気持ち」という意味で使われるので注意が必要です。
探求心は自身に湧きおこった疑問や興味関心に焦点をあてています。
「継続力」と比較すると、「何かに興味を持って、少しでも疑問に持ったら納得するまで徹底的に調べる」というニュアンスが強くなります。
日常会話で耳にすることもありますが、ビジネスシーンでも使用できる言葉でしょう。
例文
私の強みは探求心が旺盛なことです。
⑨目標達成力
目標達成力=「目標に向かって自発的に行動し、どんな状況でもくじけず努力し続ける力」の意味
ただ単に与えられた目標を達成するのではなく、「目標に向かって適切なペースで仕事を進める」や、「最後まで意欲を保ってやり抜く」というニュアンスを含みます。
状況に応じて修正しながらゴールへ向かう力、という意味では「継続力」と同じような文脈で使えるでしょう。
人事評価や就職活動など、自己PRの場面で使われることも多いためフォーマル寄りの言葉と言えます。
例文
私の強みは目標達成力があることです。
継続力の”カジュアル”な言い換え・類語!
継続力のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩熱意
熱意=「目的を成し遂げようとする強い意気込み」の意味
熱心な気持ちを指す言葉です。
「熱意」を用いた表現には「熱意を買う」や「熱意がこもる」というものがあります。
「継続力」は強い気持ちを持って実際に行動しているときに、「熱意」は目標に向かって努力したいという強い気持ちを表したいときに使うと良いでしょう。
熱意は日常会話でもビジネス等の真面目な会話でも使うことができる、ニュートラルな言葉です。
例文
私の強みは何事にも熱意をもって取り組むことです。
⑪粘り強い
粘り強い=「根気や忍耐力があり、簡単にはあきらめない様子」を意味します
困難な状況でも耐え忍び、最後までやり通そうとする姿勢を指します。
失敗やトラブルがあってもあきらめず、問題に立ち向かってゴールを目指すという意味では「継続力」と同じように使用できる言葉です。
日常会話など様々なシーンで使われるのでカジュアル寄りの言葉ですが、ビジネスシーンでも使用できるでしょう。
例文
私の強みは粘り強いことです。
⑫折れない
折れない=「困難な状況に立ち向かい、自分の意見や主張を強くもつ」の意味
交渉の場面においては、妥協する様子が全くないことを指す場合もあります。
何事にも屈しないという意味で使われ、「継続力」よりも精神的なタフさを強く表現できるでしょう。
世間話など日常会話で多く使われる表現なので、ややカジュアルな印象を与える言葉です。
例文
私の強みは折れない心を備えていることです。
⑬諦めない
諦めない=「途中で投げ出さず、最後までやり通す」の意味
失敗やトラブルが起こっても、取り組んでいる物事を中途半端な状態で放棄しないことを意味します。
どんな困難な場面でもくじけずに努力を続けるという意味では「継続力」と同じように使用できるでしょう。
日常生活でも使いやすいカジュアルな言葉です。
例文
私の強みは簡単に諦めない気持ちを持っていることです。
⑭根性がある
根性がある=「難しい状況に陥ったとしても、最後までやり通そうとする強い精神力がある」という意味
あることに徹し、態度や行動に一貫性が感じられるという意味でも使用されます。
目標達成を妨げるような状況や欲望に打ち勝ち、必要なことをやり抜く実践的な態度を表します。
たくましい精神力を表現したいときに用いると良いでしょう。
「根性がある」はどちらかというとカジュアルな言葉で、世間話や日常会話で多く使われます。
例文
私の強みは根性があることです。
⑮やりきる力
やりきる力=「困難な状況でもくじけずに、物事を最後までやりきる力」の意味
たとえ時間がかかっても、粘り強く努力を続けて成果を出すための力を指します。
目標達成に向けて最後まで諦めないという意味では「継続力」と同じですが、より分かりやすい表現なので子どもに伝えるときに用いるのも良いでしょう。
ビジネスシーンで使用すると幼い印象を与えてしまうかもしれません。
例文
私の強みはやりきる力があることです。
最後までお読みいただきありがとうございました。