今回は「言葉足らず」の言い換え表現を紹介します!
「言葉足らず」は、説明や表現が十分ではなく相手に意図が思うように伝わらないという意味の言葉です。
この企画書は言葉足らずなので修正してください。
どちらかというとカジュアルな言葉で、日常会話でよく使われます。
この記事では「言葉足らず」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
言葉足らずの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは言葉足らずのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①要旨が明確でない
要旨が明確でない=「内容の主要な部分がはっきりしないこと」の意味
「要旨が明確でない」は、主題がはっきりせず伝えたいことがわからない状態を示す言葉です。
「言葉足らず」よりも全体的にかかる言葉で、表現の曖昧さに注目するニュアンスです。
フォーマルな表現なのでビジネスシーンに適しています。
この企画書は要旨が明確でないので修正してください。
②説明が不十分
説明が不十分=「物事の説明が足らず十分でないこと」の意味
言葉足らずとほとんど同じ意味です。
よりフォーマルな表現で、ビジネスシーンに適しています。
この企画書は説明が不十分なので修正してください。
③詳細が欠如している
詳細が欠如している=「物事の細部の情報や重要な要素が欠けていること」の意味
おおまかな内容が伝わるけれど、より細かい部分の情報や重要な説明などが足りていない状態を表します。
「詳細が欠如している」はフォーマルな言葉です。
この企画書は詳細が欠如しているので修正してください。
④表現が不十分
表現が不十分=「言葉による説明が不足していたり曖昧であったりすること」の意味
説明などにおいて細部が足りていなかったり、わかりにくい言い回しだったりであること。
言葉足らずで相手に正確に意図を伝えることができない状況を指す言葉です。
どちらかというとフォーマル寄りな表現です。
この企画書は表現が不十分なので修正してください。
⑤論理の飛躍が見られる
論理の飛躍が見られる=「議論や思考を途中の段階を抜かして進めてしまうこと」の意味
「論理の飛躍」というのは、議論や思考において、途中の段階を省いてすぐに結論へ持っていってしまい、なぜその結論になるのかが相手に伝わりにくい状態のことです。
説明が足りていない、途中経過が省略されているという部分が「言葉足らず」に共通する意味合いを持ちます。
フォーマルな言葉なので、ビジネスシーンや論文などに関する場面で使われます。
この企画書は論理の飛躍が見られるので修正してください。
⑥要点が掴みづらい
要点が掴みづらい=「重要な部分が何かわかりにくい」の意味
説明や発表などにおいて、要点=重要なところが曖昧でわかりにくい状態のことです。
「言葉足らず」である結果として「要点が掴みづらい」ようになるという関連性があります。
より具体性が増した表現で、フォーマルなシーンで使うことができます。
この企画書は要点が掴みづらいので修正してください。
⑦補足説明が必要
補足説明が必要=「説明が足りていない場合に付け足して説明するべき」の意味
付け足しで説明をしなければならない状態ということで、元々の説明では不足しているという意味です。
「言葉足らず」に共通する、説明不足のニュアンスです。
どちらかというとフォーマルな表現です。
この企画書は補足説明が必要と思われるので修正してください。
言葉足らずの”カジュアル”な言い換え・類語!
言葉足らずのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧語彙力不足
語彙力不足=「言葉の知識と使いこなす力が足りていないこと」の意味
「語彙力」とは単語の知識とそれを場面に合わせて適切に使いこなす力のことです。
この能力が不足しているということなので、言葉が上手く使えず、相手に伝えられないことを意味します。
ニュートラルな表現で、フォーマルにも日常でも使うことができます。
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⑨説明不足
説明不足=「物事の説明が足らず十分でないこと」の意味
前述の「説明が不十分」と同じ意味で表現を少しシンプルに変えたものです。
より日常会話で使うことが多い表現です。
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⑩口下手
口下手=「物言いが不得意で相手に思うよう伝えられないこと」の意味
「口下手」はより具体的に言葉選びや話すことが下手であることを強調する表現です。
うまく話すことができず、相手に自分の考えを伝えられないニュアンスです。
カジュアルな言葉で、ビジネスシーンではあまり使いません。
先ほどの発表は口下手なところがあったので補足してください。
⑪細部がぼやけている
細部がぼやけている=「物事の説明などで詳細が曖昧であること」の意味
詳細な要素がなく、必要な情報が不足しているために相手にうまく伝わらないことを意味します。
どちらかというとカジュアル寄りな言葉です。
この企画書は細部がぼやけているので修正してください。
⑫表現が雑
表現が雑=「言葉で伝えるのに説明などが不足していたり曖昧である」の意味
論文などでは根拠が乏しかったり、大まかな情報でしかない場合にあたります。
丁寧さや正確さにかけている場合に使います。
カジュアルな表現なので、ビジネスシーンでは避けるのが良いでしょう。
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⑬言いたいことが伝わらない
言いたいことが伝わらない=「表現が不十分で伝えたいことが理解されない」の意味
言葉の通りの意味で、言葉選びや表現の仕方が上手くできずに、相手に伝えることができないことを意味します。
「言葉足らず」をより具体的に表現した言葉です。
わかりやすい表現で、日常会話でよく使われます。
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⑭はしょりすぎ
はしょりすぎ=「必要な情報を省略しすぎること」の意味
はしょる(端折る)=ある部分を省いて短く縮める、省略するという意味です。
説明などにおいて必要な部分まで省いてしまうことで、重要なことが相手に伝わらないニュアンスです。
「言葉足らず」をよりカジュアルに表現した言葉です。
この企画書ははしょりすぎなので修正してください。
⑮意味が分からない
意味が分からない=「言動の内容や意図が理解できない」の意味
「言葉足らず」であることから「意味が分からない」に繋がります。
ふんわりと言葉足らずであることを意味する言葉です。
幅広く使うことができる表現です。
この企画書は意味が分からないので修正してください。