今回は「高級感」の言い換え表現を紹介します!
「高級感」は品質が良く価値や等級が高い印象を感じさせるという意味の言葉です。
高級感があって素敵なソファーですね。
高級感はあくまで印象なので、実際に「品質が良い」「等級が高い」とは限りません。
モードで洗練されたデザインを指したり、誉め言葉として用いたりするための言葉と言えるでしょう。
ビジネスシーンでも違和感なく使えるフォーマルな言葉です。
この記事では「高級感」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
高級感の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは高級感のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①ラグジュアリー感
ラグジュアリー感=「豪華で贅沢な雰囲気」のこと
ファッションや車など、嗜好品の最高グレードを指した言葉です。
英語で「luxury」は日本語で「豪華な物・贅沢なさま」という意味。
語源までさかのぼるとマイナスな印象が強いですが、現代の日本では気品があり細部まで整っている様子を連想させます。
高級感よりも贅沢でセレブなイメージと言えるでしょう。
ラグジュアリー感があって素敵なソファーですね。
②リュクス感
リュクス感=「贅沢・豪華・優雅な雰囲気」のこと
フランス語の「luxe」が由来です。
一般的な評価や知名度に関係なく「自分にとって本当に価値のあるもの」という意味合いのある表現です。
高級感と同義でありながら、より個人の気持ちを満たすものといったニュアンスが含まれます。
このソファーのリュクス感が素敵ですね。
③ハイグレード
ハイグレード=「階級が高く優良なさま」を表す
直訳すると階級や等級を表す英語「grade」が高い、という意味ですね。
実際にランクが存在するなかで、最高級レベルなものを「ハイグレード品」と呼びます。
反対に「デザイン」や「時間」など、階級の基準があいまいな場合には使えない言い回しです。
この素敵なソファーはハイグレード品とお見受けします。
④上等
上等=「品質や出来が優れて良いこと」を表す
一般的にランクを3段階に分けて評価したときにもっともレベルが高いものを「上等」と表します。
上等に続き中等、1番下が下等と表現できます。
3段階で最高のものが「上等」ではありますが、さらに良い「特等」といった言葉を用いて特別感を出すケースも多く、一般的なイメージとして高級感よりやや劣る印象です。
とはいえ形容詞として使う場合には「上等」が適しているでしょう。
一目で上等だとわかる素敵なソファーですね。
⑤上質な
上質な=「品物やサービスの質が良い」という意味
クオリティが高い場合に用いられます。
ハイグレードではあてはまらない「時間」や「デザイン」といった抽象的な概念にも使える表現です。
上質であることは「素材と手間がかかっている」と判断されるため、高級感と同義の誉め言葉になります。
上質なソファーに目を奪われました。
⑥奢侈な
奢侈な=「度が過ぎてぜいたくな様子」を表す
「奢侈=しゃし」と読みます。
「奢侈な生活」「奢侈に流れる」といった言い回しをします。
身分不相応な場合に使われるネガティブな表現と言えるためへりくだった表現として適切でしょう。
このソファーは、私には奢侈な調度品です。
⑦エグゼクティブ
エグゼクティブ=「高級で贅沢な」品やサービスを指す
本来は企業の上級管理職を指すビジネス用語です。
「重役や成功者が使う高級で上質な物」というイメージに転じて、エグゼクティブ自体が「高級感」を連想させるようになりました。
特にホテルや客船の部屋で多く用いられる表現です。
このソファーはあのブランドの、エグゼクティブモデルですね。
⑧インペリアル
インペリアル=「威厳・荘厳」の意味
英語「imperial」には皇帝や帝国の意味もあり、豪華で権威のあるイメージから形容詞として扱われるようになりました。
インペリアルホテルやインペリアルリゾートなど、富裕層や権威を持つ人が使うためにあつらえたものを指すことが多いでしょう。
一般人には手が届かないほどの高級さを表す言葉です。
インペリアルな雰囲気で素敵なソファーですね。
⑨極上
極上=「これ以上ないほどに上等なこと」の意味
きわめて上質なものを表現したいときに使いやすい言葉です。
「客観的な根拠はないが体感した高級感」を示すのに適しています。
価格よりもサービスや満足度が高い場合に用いると良いでしょう。
このソファーはまさに極上の座り心地ですね。
高級感の”カジュアル”な言い換え・類語!
高級感のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩ゴージャス
ゴージャス=「はなやかで贅沢な様子」
日本では「豪華」は「派手」といった意味で使われることが多い言葉です。
しかし洗練され上品というより、数が豊富な豪華絢爛な印象が強く「ゴテゴテ」なイメージを持たれることもあるため、使うシーンは考えて選びましょう。
また英語での「gorgeous」は「素晴らしい」や「魅力的」といった意味合いになる為、海外で使う場合も注意が必要です。
ゴージャスで素敵なソファーですね。
⑪プレミアム
プレミアム=「上等で特別」なものにつける
希少価値の高いものに対して使うケースが多いでしょう。
特別な価値を持つ一級品を表す場合に用いるのが適当です。
このソファーはあのブランドの、プレミアムモデルですね。
⑫贅沢感
贅沢感=「金銭や物を多く費やしていそうなさま」を表す
派手にお金を使って消費する様子を表現した「贅沢」に雰囲気を表す「感」がついた言葉です。
高級感と同じく、必ずしも贅沢が事実である必要はないでしょう。
「贅沢を味わっているような気分」というニュアンスの誉め言葉として用いることも可能です。
むしろ「感」がつくことで、良いイメージに転じる表現といって良いかもしれませんね。
贅沢感があって素敵なソファーですね。
⑬豪華
豪華=「きらびやかで立派なこと」
物がたくさん用意されていたりはなやかだったりする場合には「豪華」という表現が良いでしょう。
高級感の類義語の中でも数の価値で判断したように見える言葉です。
豪華で素敵なソファーですね。
⑭高見えする
高見えする=「実際には安いものが高く見える」という意味
ファストファッションから生まれた俗語的な表現です。
とても安くお買い得な商品でも、ブランド品や上質なモノに見えるときには「高見えする」と表現できます。
安さを売りにした場では誉め言葉ですが、こだわりぬいた本質や威厳のあるイメージを大切にしている方に使うのはNGです。
「見た目だけ素晴らしい」というマイナスな印象に受け取られないよう注意しましょう。
このソファーは高見えしますね。
⑮ロイヤル感
ロイヤル感=「王の・王家のような」といった意味
高貴な人が使いそうなものを表す言い回しです。
皇室を象徴とする日本では、王族が存在しません。
そのため英国王室や歴史で見るフランス王家など、
ヨーロッパの国を統べる方々のイメージが強いと言って良いでしょう。
具体的な判断基準を用いると言うより、
なんとなく王様や女王様が使っていそうな雰囲気を表すときにちょうど良い言葉です。
ロイヤル感が素敵なソファーですね。