今回は「まあまあ」の言い換え表現を紹介します!
「まあまあ」は「十分ではないが、一応は満足できるさま。」という意味の言葉です。
試験はまあまあの結果だったよ。
「まあまあ」は、程度を表すカジュアルな言葉です。
この記事では「まあまあ」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
まあまあの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「まあまあ」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①ある程度
ある程度=「程度がはっきりとは決まっていないが、ある範囲内であること。」の意味
「ある程度」という言葉は、「多くも少なくもない、中間的な状態」「ある程度は当てはまるが、全てではない」「一定の基準は満たしている」ということを表現しています。
丁寧で、少しフォーマルな場面でも使える表現です。客観的な印象を与えます。
例文
試験はある程度の結果だったよ。
②一定の水準
一定の水準=「ある物事の基準となるレベルや程度が、常に一定に保たれている状態。」の意味
「一定の水準」という言葉は、状態や基準を表す言葉であり、「まあまあ」のように評価を表す言葉ではないので、「一定の水準」に言い換える場合は、文脈に気を付ける必要があります。
ビジネスや学術的な場面でよく使われます。
例文
試験は一定の水準を維持する結果だったよ。
③及第点
及第点=「試験や審査などに合格するための最低限の点数。」の意味
「及第点」は、「ギリギリ合格できる点数」のことを言います。相手を高く評価する言葉ではありません。「及第点」と言われた場合は、もう少し頑張れる余地があるという意味に受け取られることが多いです。
ビジネスや学習面で使われることの多い言葉ですが、最低限の合格を表す言葉であるため使い方には注意が必要です。
例文
試験は及第点の結果だったよ。
④満足のいく
満足のいく=「ある物事の結果やその内容に、十分に納得し、心が満たされる。」の意味
「満足のいく」は主観的な言葉で、人によって満足のレベルは異なります。期待以上の結果が出ており、心から満足している場合は、「満足のいく」に置き換えることができます。
ビジネスシーンなど様々な場面で使うことができます。
例文
試験は満足のいく結果だったよ。
⑤可もなく不可もなく
可もなく不可もなく=「何か物事について、特に良いところも悪いところもない。」の意味
「可もなく不可もなく」は、「際立って優れている、という部分がない。」「明らかな欠点や問題点が見当たらない。」「平均的で、目立った特徴がない。」ということを表現しています。
由来は中国の古典「論語」です。孔子自身が、自分のことを「可もなく不可もなく」と表現したとされています。
フォーマルな場面で使えます。
例文
試験は可もなく不可もなくだったよ。
⑥若干
若干=「少し、わずかに。」の意味
「若干」は「ある状態や変化が、大きくはないこと」「数や量が、多くはないこと」「あるものと別のものとの間で、差がごくわずかであること」を表現しています。
ある基準から少しだけずれている、というニュアンスが強いです。フォーマルな場面で使えます。
例文
試験の結果は若干上回ったよ。
⑦相応
相応(そうおう)=「つりあいがとれていること。ふさわしいこと。また、そのさま。」の意味
「相応」は、「ある状況や目的に合っている」「ある立場や身分、能力などにふさわしい」「あるものと別のものが、バランスが取れている」ということを表現する言葉です。
程度を表す言葉ではないので、言い換える時には文脈を考える必要があります。
フォーマルな言葉です。
例文
試験は努力した相応の結果だったよ。
⑧平均的
平均的=「あるまとまりの中で、最もふつうであるさま。例外的でないさま。」の意味
「まあまあ」も「平均的」も、特に良くもなく悪くもなく、一般的なレベルであることを表します。
ビジネスシーンなど様々な場面で使うことができます。
例文
試験の結果は平均的だったよ。
まあまあの”カジュアル”な言い換え・類語!
「まあまあ」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨普通
普通=「特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。」の意味
「普通」という言葉は、文脈によって様々な意味合いを持ちますが、共通して言えるのは、特別な特徴がなく、一般的なレベルであるということです。
様々な場面で使うことができます。
例文
試験は普通の結果だったよ。
⑩なかなか
なかなか=「かなり、十分に。」の意味
「なかなか」は、「思ったよりも良い」「期待していたレベルに達している」といった、やや肯定的なニュアンスが含まれることがあります。
カジュアルな言葉です。
例文
試験はなかなかの結果だったよ。
⑪良くも悪くもない
良くも悪くもない=「良い点も悪い点も両方含まれていて、一概に良いと言えるか、悪いと言えるか判断が難しい。」の意味
「良くも悪くもない」は、どちらか一方に偏ることなく、中立的な立場から物事を評価していることを示します。
物事を客観的に評価する際に、良い点と悪い点が混在していることを示し、様々な場面で使える便利な表現です。
例文
試験は良くも悪くもない結果だったよ。
⑫無難
無難=「欠点のないこと。特にすぐれているわけではないが、格別の欠点も見当たらないこと。また、そのさま。」の意味
「まあまあ」と「無難」は、両方とも、特に良くも悪くもない、平均的な状態を表します。
危険を避け、平凡な結果という少しだけ否定的なニュアンスが含まれることがあるため、使い方には注意が必要です。
カジュアルな言葉です。
例文
試験は無難な結果だったよ。
⑬まずまず
まずまず=「完全ではないが、一応許容できるさま。まあまあ。」の意味
「まずまず」という言葉は、少し控えめな印象を与える場合があります。
カジュアルな言葉です。
例文
試験はまずまずの結果だったよ。
⑭それなり
それなり=「その状態のままで変わらないこと。そのまま。」の意味
「それなり」は、結果そのものよりも、その結果に対する評価に焦点を当てた表現です。「期待していたほどの結果ではなかった」というニュアンスを伝えたい場合に適しています。
日常生活など様々な場面で使える言葉です。
例文
試験はそれなりの結果だったよ。
⑮そこそこ
そこそこ=「十分ではないが一応のレベルにあるさま。」の意味
「そこそこ」は、「十分ではないがある程度には達している」「平均的なレベル」「十分とは言えないが、最低限の基準はクリアしている」という状態を表現しています。
「肯定的」「中立的」「否定的」など、場面や状況によって様々なニュアンスを持つ言葉です。
日常生活などで使われることの多い言葉です。
例文
試験はそこそこの結果だったよ。