今回は「マイメン」という言葉について解説します!
「マイメン」とは、親密な関係の人を指すときに使われる言葉です。
「彼は僕のマイメンだよ。」みたいに使うよ!
若者たちが友達のことをよく「マイメン」と呼んでいますが、それはどういう意味なのでしょう?
発祥はヒップホップ用語である“my man”もしくは“my menber”が由来という説2つがあります。
この記事では「マイメン」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
マイメンとは?意味は「親密な関係の人、信頼できる人」
「マイメン」の意味=親密な関係の人、信頼できる人
『マイメン』とは親密な関係の人、信頼できる人という意味の言葉です。主に若者やクラブDJ、ラジオのパーソナリティなど様々な場所で使われています。
親密な関係の人、信頼できる人という非常にポジティブな意味の言葉です。
主に、以下のような使い方があります。
- 家族、友人
- 尊敬している人
- 好きなアーティストのファンという意味
“親密な”というととても重大な意味のように感じますが、堅苦しい表現ではありません。
相手に直接言うのは照れくさいけれど、単なる友人ではない人を指して「マイメン」と表現する人もいます。
気軽に使うけど、かけがえのない大切な人ってことなんだね!
マイメンの発祥や元ネタは「ヒップホップ用語“my man”と“my menber”」
「マイメン」の元ネタ、発祥=ヒップホップ用語“my man”と“my menber”
「マイメン」はヒップホップ用語の“my man”が発祥と言われています。
英語ではもともと「兄弟」を呼びかけるときに“my man”を使っていました。
そこからヒップホップ界隈で「仲間」や「親友」を表すようになり、日本でも使われるようになりました。
いつから一般的になったのか定かではありませんが、日本で2000年初頭にヒップホップブームが到来してから早20数年。近年ヒップホップという音楽ジャンルがマイナーなものではなくなってきました。(2010年以降はYouTubeやテレビ番組の影響でヒップホップブームが再来。)
アーティストが歌詞や会話の中に「マイメン」と表現するのを見聞きするようになって徐々に広がったと推測します。
また、英語の“my menber”を略して「マイメン」と解釈する場合もあるそうです。
日本に限って言えば男性だけでなく女性も使うことがあります。
気軽に使う表現ですので、公の場ではあまり好ましくない言葉と言えるでしょう。
英語の表現から親しい人を表す新しい日本語が生まれたんだ!
マイメンの使い方・例文
「マイメン」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①本人がいないところで使う場合
よくあのお友達と遊んでるね。
あいつは俺のマイメンだからね!
使用例②使い方を教える場合
この前マブダチって職場の若い子に言ったら伝わらなかったよ。
最近はマイメンって言うらしいぜ。
使用例③好きなアーティストのファンという意味で使う場合
これ誰の曲?
俺のマイメンの曲。
マイメンの類義語や対義語
マイメンの類義語と対義語についても見ていきましょう!
マイメンの類義語
マイメンの類義語としては下記のものがあります。
いつメン
いつものメンバーの略。いつも仲良くしている人のこと。マイメンよりも軽い意味で使います。
休日はいつメンとバーベキュー
マブダチ
「マブ=本当の」「ダチ=友達」のことで1970年代から使われています。マイメンと似たニュアンスです。
あいつと俺は40年来のマブダチだ。
ズッ友
2000年前半の流行しました。「ずっと友達」の略です。
会えなくなってもズッ友だよ!
マイメンの対義語
マイメンの対義語としては厳密にはありませんが、以下のような言葉が反対の意味を持つ言葉です。
敵
仲間や親友の対義語。恨みのある相手のことです。
昨日の友は今日の敵だ!
憎悪
親愛の対義語。ひどく嫌うことを言います。
弱い者いじめをする人には嫌悪感を抱く。
疎遠
親密の対義語。関係が薄いことを意味します。
学生時代の友人とは疎遠になってしまった。