今回は「学んだ」の言い換え表現を紹介します!
「学んだ」は何かを学び取った、勉強したという意味の言葉です。
この言葉は、そのまま使うとカジュアルな言葉に分類されます。
この記事では「学んだ」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
学んだとは?意味は「何かを学び取ること」
「学んだ」の意味=何かを学び取ったり理解したこと
「学んだ」は、そのままではフランクな表現のため、ビジネスシーンでは前後の文を敬語にするといいでしょう。
私は大学でプログラミングの知識を学んだ
学んだの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは学んだのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①研鑽を積む
研鑽を積む=「学問などを深いところまで追求し続ける」の意味
「研鑽」は「けんさん」と読み、学問や研究に励むという意味の言葉です。
そして「研鑽を積む」は、自身の知識や技術を高める際に使います。
たとえば、「大学院での研究で研鑽を積むことができました」と使うことができます。
就活で使うことができますし、ビジネスやスポーツでも使うことができるので覚えておくと良いでしょう。
プログラミングの知識を養うためには、研鑽を積む姿勢が大切だ
②経験を得る
経験を得る=「直接触れたり見たりしたことで、技術や知識を得る」の意味
「経験」とは、実際に行った、そして見たり聞いたりしたことで得た知識や技術という意味です。
「得る」は、自分のものにする、理解するという意味の言葉です。
この2つが合わさり、直接見た、触れたことから知識などを得るという意味になります。
就活では、「部活動でリーダーシップの経験を得たことで」と使うことができます。
ちなみに「得る」は、「える」と「うる」と読みます。
2つとも正しい読み方ですが、「うる」は古語になります。
ですので、一般的には「える」と読むことが多いです。
私は大学でプログラミングの経験を得る機会がありました
③会得する
会得する=「十分に理解して自分のものにする」の意味
この言葉は、物事の本質や意味をしっかり理解した際に使います。
また、理解したことを自分のものにしたという意味も含まれています。
自分がはじめて身につけたスキルなどに対して使うことが多いです。
ほかにも「この作業のコツを会得した」というように、今まで行っていた事から新たな発見をした際にも使います。
私は大学でプログラミングの知識を会得することができました
④積み重ね
積み重ね=「物事をどんどん上にのせる」の意味
たくさんの小さなものを重ねていく、経験や努力を1つずつ確実に積み上げていくという意味があります。
ですので、着実に一歩ずつ進み成長していることを表すことができます。
また、コツコツ続けることで必ず目標を達成させることができるという意味が含まれています。
自己PRでは、「これまで積み重ねてきた〇〇のおかげで」と使うことができます。
レポートでは、「〇〇の積み重ねが必要だ」と使うことができます。
プログラミングの知識を養うためには、努力の積み重ねが大切さだ
⑤習得した
習得した=「技術や知識を習って身につけた」の意味
「習得」とは新しい技術や知識を習って覚えることを言い、「習」には反復して学ぶという意味があります。
ですので、具体的な技術を身につけるときに使うことが多いです。
「英語を習得した」「プログラミングを習得した」であれば、自己PR文で使うことができます。
また学問以外でも使うことができる言葉なので、「最新技術を習得した」と使うこともできます。
私は大学でプログラミングの知識を習得することができました
⑥究める
究める=「これ以上ないところまで達する」の意味
同じ読み方の「極めて」も同じ意味の言葉ですが、使う場面が違います。
「究める」は、学問や研究、芸に対して使います。
そして、より深いところまで調べ明らかにするという意味で使われる言葉です。
次に「極めて」は、人や物が最高点に達しているときに使います。
この言葉の特徴は、良い意味、悪い意味にも使うことができるところです。
私は大学でプログラミングの知識を究めることができました
⑦培った経験
培った経験=「時間をかけて積み重ねてきた知識や経験」の意味
「培った」には、時間をかけていくつもの経験などを育てあげられたという意味があります。
ですので、長期間1つのことに取り組み、そこからスキルなどを得ることができた際に使います。
主に、自己成長することができた場合に使うことが多いです。
自己PRでは、「部活で培った経験を活かして」と使うことができます。
大学生活で培った経験を元に、プログラミングの仕事に活かしていきたいと考えています
⑧修得した
修得した=「学問や技を学んで身につけた」の意味
一般的な使い方は、学問や技術を学んで身につけた際に使います。
ただ学んで身につけたのではなく、深いところまで学んでしっかり身につけたというニュアンスがある言葉です。
ですので、「大学で必要な単位を修得した」「専門的なスキルを修得する必要がある」と使うことができます。
私は大学でプログラミングの知識を修得することができました
⑨学業に励んだ
学業に励んだ=「知識や経験を身につけた」の意味
一生懸命学び、知識などを身につけようとする様子を表すことができる言葉です。
そして「学業」には勉強するという意味があり、「励む」には打ち込んで努力するという意味があります。
就活で、学生時代に一生懸命勉強したことをアピールしたいときに使うと良いでしょう。
私は学業に励んだことで、プログラミングの知識を養うことができました
⑩体得した
体得した=「理解して自分のものにする」の意味
ただ知識を身に付けるのではなく、実際に経験し十分に理解して自分のものにするという意味があります。
ですので、ある事を深いところまで理解し身に付けることができた場合に使います。
例えば、「短期留学をしたことで、語学力を体得することができた」と使うことができます。
また「体得することの大切さは」と、レポートで使われることもあります。
私は大学でプログラミングの知識を体得することができました
学んだの”カジュアル”な言い換え・類語!
学んだのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪吸収する
吸収する=「取り入れて自分のものにする」の意味
外部から内部に取れ入れる、吸い込むという意味がある言葉です。
また、自分のものにするという意味も含まれています。
就活で使うには向いていませんが、レポートで使われる場合があります。
私は大学でプログラミングの知識を吸収することができました
⑫身に付ける
身に付ける=「知識や技術などを自分のものにする」の意味
「身」は生きている人の体、「付ける」は性質や能力などをそなわるようにするという意味の言葉です。
レポートでは、「〇〇を身に付けることで」と使うことができます。
就活であれば、「アルバイト先でコミュニケーション能力を身に付けることが」と使うことができます。
前後の文を敬語にすることで、フォーマルな言葉に変えることができます。
私は大学でプログラミングの知識を身に付けることができました
⑬理解する
理解する=「意味や内容などを正しくわかる」の意味
上記の意味以外に、相手の気持ちや物事の意味を受け取る、相手の立場に立って思いやるという意味があります。
就活では、「〇〇の研究を通して理解をすることが」と使うことができます。
レポートでは「理解する必要がある」と使うと良いでしょう。
使い方によってカジュアルな言葉にもなるので、前後の文を工夫する必要があります。
私は大学でプログラミングを理解することができました
⑭覚える
覚える=「見聞きした事を記憶する」の意味
何かを学んだり経験したことで身に付けることができた際に使います。
カジュアルな言葉なので、感想文や親しい相手に対して使うのに向いています。
フォーマルな文にしたい場合は、「習得する」と言い換えた方が良いでしょう。
私は大学でプログラミングを覚えることができました
⑮勉強した
勉強した=「学問や技術を学んだ」の意味
上記の意味以外、いろんな経験を積んで学んだという意味があります。
そして、ある事柄に精を出した、努力したという意味が含まれている言葉です。
ですがカジュアル言葉なので、フォーマルな言葉にする場合は「習得した」「学んだ」を使うと良いでしょう。
私は大学でプログラミングを勉強をしました