今回は「まずは」の言い換え表現を紹介します!
「まずは」ははじめに、ひとまずというときに使う言葉です。
この言葉は、フォーマルにもカジュアルにも使える汎用性の高い言葉でしょう。
この記事では「まずは」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
まずはとは?意味は「優先順位の高い内容を伝える」
「まずは」の意味=優先順位の高い内容を伝えることば
「まずは」には、「細かいことはさておき」のニュアンスが含まれます。
業務の向上化を図るために、まずは全員で話し合いましょう
まずはの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはまずはのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①最初に
最初に=「はじまり、1番目」の意味
この言葉は、「まず」を崩した言い方です。
論文や物事のはじまりを表すときに使い、1番はじめであることを伝えることができます。
他にも「はじめに」という言葉がありますが、意味は同じです。
また「まず最初」「まずはじめ」と使うことがありますが、これは二重表現と言います。
特に強調したい場合に使うことがあり多用しなければ使っても問題ありません。
業務の向上化を図るためには、最初に全員で話し合いを行う必要があります
②早々に
早々に=「急いで行う」の意味
ある状態になってからすぐに行うという意味がある言葉です。
読み方は「そうそう」「はやばや」と2つあります。
「はやばや」は、ラフな場面で口頭で使うことが多いです。
「そうそう」は、ビジネスのような改まった場面で使うことが多いです。
また目上の人に対して使う場合、注意が必要です。
この言葉には「急いでする」という意味があるので、せかしてる印象を与えてしまいます。
目上の人に対して使うときは、前後に敬語を付けることで失礼なく使うことができます。
業務の向上化を図るためにも、早々に全員で話し合う必要があります
③ひとまず
ひとまず=「さしあたり、とりあえず」の意味
今後のことはわからないが今のところという意味の言葉です。
この言葉は他のことはさておき、あることを一番に行うというニュアンスが強いです。
緊急性が高い場面など、差し迫っている状況で使われます。
「とりあえず」も同じような意味ですが、ビジネスのような改まった場では「ひとまず」を使います。
少し待ってほしいときや相手に渡したいものがあるときに使うことができます。
また目上の人に対して使うときは、敬語を組み合わせて使いましょう。
業務の向上化を図るために、ひとまず全員で話し合いましょう
④一旦
一旦=「しばらくの間、ひとまず」の意味
一時的に区切りをつけるときや中断するときに使います。
具体的には、ある仕事から別の仕事へ移るときや後で再開するために一時的に止めたときに使います。
この言葉は、実際に行動していることに対して使います。
また、一時的に止めたときは再開する時間や予定を伝えるようにしましょう。
目上の人には「まず」を使った方が丁寧になりますが、急ぎの場合は使っても問題ありません。
一旦、全員で話し合い業務の向上化を図れないか考えましょう
⑤第一に
第一に=「物事の一番初め、何よりも」の意味
この言葉は、何よりも重要なことがある場合に使うことが多いです。
固い表現なので、論文やニュース、記事などで使われています。
また「第一に」「第二に」「第三に」と続く形で使うこともあります。
このような場合、後に続く内容は順番を入れ替えても問題ないとされています。
第一に業務の向上化を図る必要があるので、全員で話し合いましょう
⑥先立ちまして
先立ちまして=「ある事を行う前に行われること」の意味
この言葉は、ある事を始める前に伝えるべきことがある場合に使うことが多いです。
ビジネスであれば、会議やプレゼンなどを行う前にお知らせや謝罪などを伝えたいときに使います。
ビジネスの場に限らず、改まったシーンで使われる言葉です。
日常生活でも催物の前に、アナウンスで注意事項の説明の中で使われることがあります。
業務の向上化に先立ちまして、全員で話し合いましょう
⑦取り急ぎ
取り急ぎ=「取り掛かる急いで」の意味
この言葉には、「とりあえず」「急いで」の2つの意味が含まれています。
もとものは、届くまでに時間がかかる手紙のやり取り使われていました。
ビジネスメールでは、トラブルの発生や急な予定変更のような緊急性が高い場合のときに使います。
また「取り急ぎ」のメール内容は説明が不十分なので、後日丁寧な内容を送る必要があります。
他にも上司に対して使うと「他に優先するべきことがある」と受け取られる可能性があります。
ですので、「略儀ながら」「〇〇のみのご連絡になります」と言い換えると良いでしょう。
業務の向上化を図るために、取り急ぎ全員で話し合いましょう
⑧先んじて
先んじて=「先に進む、行う」の意味
この言葉は、「先にする」の読み方が変化し「先んじる」となりました。
敬語に変えることができない言葉なので、敬語と組み合わせて使います。
また「前もって」「先に」「あらかじめ」という意味合いが強い言葉です。
何かを前もって行うときや準備をするときに使うことが多いです。
ビジネスでは、会議の日程決めや後任の報告、資料を受け取った際に使います。
業務の向上化に先んじて、全員で話し合いを行いましょう
⑨最も
最も=「他と比べて1番」の意味
他のものと比べてみても一番であることを表すことができる言葉です。
この言葉は、論文やレポートで使われることが多いです。
日常生活では「最も」よりも最も優れているという意味の「一番」を使うことの方が多いです。
業務の向上化を図るために最も重要なことは、全員で話し合うことです
まずはの”カジュアル”な言い換え・類語!
まずはのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩先駆けて
先駆けて=「他のことよりも先に」の意味
この言葉の語源は、戦場で周りの人よりも先に駆けていく様子からとされています。
その様子から、物事のはじめを表すときに使われるようになりました。
この言葉は利益に繋がるような、ポジティブな意味で使われます。
ビジネスでは使うことがあり、日常生活では耳にする機会が多々ある言葉です。
業務の向上化に先駆けて、全員で話し合いましょう
⑪手始めに
手始めに=「何かに取り掛かるはじめ」の意味
何かを始めるときに使うので、主に作業に取り掛かるときに使われることが多いです。
物づくりや細かい作業を行う仕事で使うことがあります。
日常生活でも何かを始めるときに使います。
手始めに業務向上化できることがないか全員で話し合いましょう
⑫いち早く
いち早く=「一番最初、すばやく」の意味
この言葉は、他の人よりも早くや一番最初という意味で使います。
例えば、情報を誰よりも早く知るや一番早く行動を起こすときなどです。
ビジネスでも、他社よりも早く開発やサービスを行ったり情報を仕入れるときに使います。
「いち早く知る」というフレーズは、新聞やニュースなどでよく見かける言葉でもあります。
業務の向上化を図るために、いち早く全員で話し合う必要があります
⑬先行して
先行して=「他よりも先に行く」の意味
この言葉は、他よりも先に何かを行うときに使います。
また、プラスとマイナスの両方の意味で使うことができる言葉です。
マイナスな意味での使い方は「計画に先行してスタートしたため、商品の在庫不足となった」です。
日常生活では、「チケットの販売を先行して」と使われることがあります。
使い方次第では、プラスにもマイナスな意味にもなり様々な場面で使うことができます。
業務の向上化に先行して、全員で話し合いましょう
⑭これから
これから=「今後、今から後」の意味
この言葉は現在よりも後を表すことができますが、未来を表す意味はありません。
また「これから」をわかりやすくすると「現時点から」になります。
今から行うときや話す前に使われることが多く、様々な場面で使うことができます。
ちなみに同じような意味の言葉は、「今後」「今から」があります。
業務の向上化のために、これから全員で話し合います
⑮とりあえず
とりあえず=「すぐに、まず第一に」の意味
この言葉には、一応、十分な対応ができないという意味があります。
目上の人に対して「間に合わせるための対応」という意味で使うと失礼になります。
ですので、友達や同僚と近しい間柄の人に対して使いましょう。
日常生活であれば「とりあえず注文する」という状況で使うことが多いです。
業務の向上化のために、とりあえず全員で話し合いましょう