今回は「めいいっぱい」の言い換え表現を紹介します!
「めいいっぱい」は限度まで達していること、ギリギリまで及んでいること、という意味の言葉です。
彼はめいいっぱいの準備をし、今日に臨んでいる。
めいいっぱいは、非常にカジュアルな会話で用いられます。
この記事では「めいいっぱい」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
めいいっぱいの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはめいいっぱいのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①最大限
最大限=「大きいことのぎりぎりのところ」の意味
また、「ある範囲内でもっとも大きいこと」の意味もあります。副詞的に用いられることもあります。
例文
彼は最大限の準備をし、今日に臨んでいる。
②極力
極力=「力をつくして、できる限り」の意味
自分の持っている能力を最大限に使う様を表します。「極力争いを避ける。」などのトラブルを避ける表現にも用いられます。
例文
彼は極力の準備をし、今日に臨んでいる。
③成る丈
成る丈=「できるだけ」の意味
「なるたけ」と読みます。
動詞「な(成)る」に限度の意を表す名詞「たけ(丈)」の付いた語になります。
例文
彼は成る丈の準備をし、今日に臨んでいる。
④能う限り
能う限り=「可能な範囲内で最大限、なし得る限り」の意味
「あたうかぎり」と読みます。「あたう〔能う〕」は、「できる」ということを表すことばです。
例文
彼は能う限りの準備をし、今日に臨んでいる。
⑤精一杯
精一杯=「力のある限りを出す様子、可能なぎりぎりのところ」の意味
似ている言葉で、「目一杯」や「力一杯」がありますが、「目一杯」は空間や量をいっぱいにするという意味、「力一杯」は身体的な力を最大限に発揮するという意味合いがあります。
例文
彼は精一杯の準備をし、今日に臨んでいる。
⑥最善を尽くす
最善を尽くす=「取り得る手立ての中で最も善いと思われることを全て行う」の意味
似ている表現に「尽力いたします」という表現があります。これは、ビジネスシーンにおいて、自分が最大限の努力をすることを約束したり、お手伝いすることを申し出る際に使われる表現です。
例文
彼は準備に最善を尽くし、今日に臨んでいる。
⑦状況が許す限り
状況が許す限り=「可能な範囲で最大限を目指すさま」の意味
制限がある中でのめいいっぱいを目指す際に用いられます。
例文
彼は状況が許す限りの準備をし、今日に臨んでいる。
⑧成し得る限りの
成し得る限りの=「行うことが可能な範囲内における精一杯であるさま」の意味
「成し得る」の「得る」は、「える」とも「うる」とも読みます。「うる」は、口語形「える」よりも古風で改まった言い方です。
例文
彼は成し得る限りの準備をし、今日に臨んでいる。
⑨限度
限度=「それ以上はこえられないという(程度の)境め」の意味
似ている言葉で「限界」という言葉があります。 限界は、物事の、これ以上あるいはこれより外には出られないという、ギリギリの範囲 を意味します。
例文
彼は限度いっぱいの準備をし、今日に臨んでいる。
⑩可能な限り
可能な限り=「できる限り、出来るだけ、やれる範囲で最大限」の意味
「可能な限り」という表現は、自身の能力や状況の限界を認識しつつ、それに挑戦し、最大限の努力をする意志を示す際に使用されます。
例文
彼は可能な限りの準備をし、今日に臨んでいる。
めいいっぱいの”カジュアル”な言い換え・類語!
めいいっぱいのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪やれるだけ
やれるだけ=「可能な限りやる(頑張る)」の意味
似ている言葉で「できるだけ」もあり、同じ意味合いになります。
日常会話でもよく用いられます。
例文
彼はやれるだけの準備をし、今日に臨んでいる。
⑫たくさん
たくさん=「十分なこと。これ以上は、いらないこと」の意味
数や分量が多いことを意味する場合もあります。
カジュアルな会話で用いられます。
例文
彼はたくさん準備し、今日に臨んでいる。
⑬ギリギリ
ギリギリ=「限界に近いこと、 限度すれすれであること」の意味
語源としては、「限(ぎ)り・限(ぎ)り」と言われています。 限界一杯まで、の意味の「限(ぎ)り」をふたつ重ねて強調した言葉です。
例文
彼はギリギリまで準備し、今日に臨んでいる。
⑭いっぱいいっぱい
いっぱいいっぱい=「出せるだけの努力をした、ぎりぎりのところ」の意味
少しの余裕もないさまを表現するときに用いられます。
カジュアルな会話で使用されています。
例文
彼はいっぱいいっぱいの準備をし、今日に臨んでいる。
⑮みっしり
みっしり=「十分にするさま」の意味
休んだり怠けたりせずに、一つのことを十分に行うさまという意味であり、一つ以上の物事を同時にやることではありませんので、使い分けが必要です。
例文
彼はみっしり準備し、今日に臨んでいる。