今回は「ミラーケーキ」という言葉について調べていきたいと思います。
「ミラーケーキ」の意味は?
ミラーケーキとは、表面が鏡のように光沢のあるケーキのことです。
ミラーケーキの特徴は、ゼラチンやチョコレートなどを使って作る「グレイズ」と呼ばれる液体状のコーティングです。グレイズに色素を加えて色々な色や模様を作り、冷やしたスポンジやムースなどのケーキにかけることで、キラキラと美しい仕上がりになります。
ミラーケーキは見た目だけでなく、味も楽しめるスイーツです。グレイズは甘さ控えめでさっぱりしており、中のケーキはフルーツやナッツなど様々な素材を使ってアレンジできます。
ミラーケーキは自宅でも作れますが、グレイズを作る際に温度管理や分量計算が重要です。また、グレイズをかける前にケーキをしっかり冷やすことも必要です。ミラーケーキの作り方やレシピはインターネットで検索するとたくさん見つかります。
まるで宇宙や宝石箱のような美しさを持つミラーケーキは、特別な日やパーティーにぴったりのスイーツです。ぜひ一度試してみてください。
「ミラーケーキ」の発祥や元ネタ、由来は?
ミラーケーキの歴史
ミラーケーキの歴史は、明確にはわかっていませんが、ソビエト連邦や東欧諸国で作られていたとされています。
当時は、材料が不足していたため、薄くスライスしたスポンジケーキの層に、プディングやジャム、ホイップクリームを挟み、表面には砂糖シロップをかけることで、ケーキを作っていました。
その後、レシピが広がり、現在のようなミラー状の鏡面仕上げが加えられ、見た目が美しいケーキとして、世界中で親しまれるようになりました。
ミラーケーキ流行の発信源
ではなぜ近年ミラーケーキが注目されるようになったのか?それは、ロシアに住むケーキ職人の「オルガ・ノスコヴァ(olga-noskovaa)」という人物の影響なんです。
オルガさんが2015年頃から自身のSNSで「ミラーケーキ」を発信。まるで陶器や美術品の様な美しいケーキが人々を魅了しました。
確かに、ケーキとは思えないくらい綺麗!
その後、他のパティシエたちもこぞってミラーケーキを作成したことにより、世界的な流行になりました。
「ミラーケーキ」が使われている場所は?
ミラーケーキは、イギリスをはじめとした世界各国で人気があり、カフェやパティスリー、レストランなどで提供されています。
イギリスでは、人気料理コンテスト番組「The Great British Bake Off」で課題として出題されるなど、大きな話題となっています。
また、アジア圏でも、日本をはじめとした韓国、台湾、香港などで人気があり、カフェやパティスリーなどで提供されています。
さらに、ミラーケーキはSNS映えすることでも知られており、InstagramやTwitterなどのSNSで、写真が投稿されることが多いです。