今回は「見た目」の言い換え表現を紹介します!
「見た目」は、外から見た様子・感じを表す言葉です。
この言葉は、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使うことができる、便利な言葉です。
この記事では「見た目」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
見た目とは?意味は「目に映るさま」
「見た目」の意味=目に映るさま
「見た目」は口語的な言葉として、ややフランクに使われるといえます。
次に出店する新店舗について、見た目にもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おう。
見た目の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは見た目のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
① 外形
外形=「ひとや物の外側の形」の意味
外形は、正式な場面で使われることが多い言葉です。
「外形標準課税」などの会計用語があるように、フォーマルな印象を与えます。
そのため日常会話に使うには向きません。
例文
次に出店する新店舗について、外形にもこだわってブランドイメージを高めたいので、アイデアを出し合いましょう。
② 表構え
表構え=「建物などの外側から見た造りや様子」の意味
表構えは、他にも「顔」という意味を持ち、ビジネスの場で企業の顧客に対するイメージを指して使われることもあります。
ただし、古めかしい印象を持たせるフォーマルな言葉です。
そのため日常会話に使うには向きません。
例文
次に出店する新店舗について、面構えにもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合いましょう。
③ 外観
外観=「外から見た形」の意味
「外観」は、建物や車などの大型の外側デザインや形に対して使われることが多いです。
人や小さい物に対してはあまり使われません。
建築や不動産などの専門的な分野で使用されることが多いややフォーマルな言葉で、日常会話では固い印象を持たれます。
例文
次に出店する新店舗について、外観にもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合いましょう。
④ 美観
美観=「美しい眺め」の意味
「美観」は、特に街並みや自然の美しさを意味することが多いです。
人に対して使われることはありません。
都市計画や建築の分野で使われるフォーマルな言葉で、日常会話では固い印象を持たれます。
例文
次に出店する新店舗について、美観にもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合いましょう。
⑤ 体裁
体裁=「物事を外から見た様子」の意味
体裁とは、「物事の見た目」の他に「世間体」、文書などの「形式」、「口先だけの言葉」という意味があります。
単なる見た目だけではなく、多角的な言葉です。
話し言葉で使われることはあまりないためややフォーマルであり、日常会話で使うには向きません。
例文
次に出店する新店舗について、体裁にもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合いましょう。
⑥ アピアランス
アピアランス=「外観、見た目」の意味
アピアランスは、「外見、見た目」という意味の他にも「ビジネス上のプロフェッショナルな外見や振る舞い」という意味を持ちます。
また製品の外観を設計する際に、その外観を指してアピアランスと言ったり、人が会議に出席することを「アピアランスする」と言ったりもします。
プロフェッショナルや製品設計の場面で使われるややフォーマルな言葉で、日常会話に使うと固い印象を持たれます。
例文
次に出店する新店舗について、アピアランスにもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おう。
見た目の”カジュアル”な言い換え・類語!
見た目のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦ ビジュアル
ビジュアル=「見た目の良さ」の意味
ビジュアルは、見た目の良さを意味し、人の視覚に訴えてひきつけるというニュアンスがあります。
映画のエフェクトや製品の見た目、タレントの外見などを指して言うこともあります。
日常会話でも使えますが、ビジネス上も状況によっては違和感なく使うことができます。
例文
次に出店する新店舗について、ビジュアルにもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おう。
⑧ 見映え(見栄え)
見映え(見栄え)=「外観の良さ」の意味
見映え(見栄え)はインスタ映えという造語もあるように、外観が良く印象的で目を引くことを意味します。
新聞やテレビでは「見栄え」の表記で使われているとのことです。
日常会話でも新聞などにおいても広く使うことができる汎用的な言葉だといえるでしょう。
例文
次に出店する新店舗について、見映え(見栄え)にもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おう。
⑨ イメージ
イメージ=「心に浮かんでくる全体的な印象」の意味
イメージは、例えば人が見たり聞いたり考えたりしたときに、心に思い浮かべる情景や抱く気持ちなどのことを意味します。
とても抽象的ですが、商品や企業イメージはビジネスと切っても切り離せません。
そのため、日常会話で使うことができるのはもちろんですが、ビジネス上も広く使われている言葉といえるでしょう。
例文
次に出店する新店舗について、イメージにもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おう。
⑩ 雰囲気
雰囲気=「その人・物が自然に作っている印象や空気感」の意味
雰囲気は、視覚的な情報以外の五感(六感)全部で把握した情報から得られる、人や物に対する印象を意味します。
そのため、[見た目]よりもより抽象的な言葉で、論理的な文章や話の中には出てこない表現です。
しかし、企業の広告や公開文書などでも柔らかさを表現したいときには使われることもあり、日常会話でも使える汎用的な言葉だといえます。
例文
次に出店する新店舗について、雰囲気にもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おう。
⑪ デザイン
デザイン=「物の設計」の意味
デザインとは、目的をもってアイディアをうまくいくように具体化することをいいます。
プロジェクト立案の場面ではうまくいく仕組みを具体的に考えること、製造の場面では実用に耐えられる設計をすることを意味したりもします。
「見た目」とは異なり、外観にとどまらず、見えないところや抽象的なものについても使うことができます。
日常会話でもフォーマルな場面でも使うことができる汎用的な言葉です。
例文
次に出店する新店舗について、デザインにもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おう。
⑫ スタイル
スタイル=「物の形や外観のデザイン」の意味
スタイルは他にも「体つき」「服装や髪形などのファッション」「思考・表現様式や方法」など幅広い意味を持ちます。
外に向けた「表現」という点で「見た目」と意味が少し似ています。
日常会話で頻繁に使う言葉であり、フォーマルな場面には向きません。
例文
次に出店する新店舗について、スタイルにもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おう。
⑬ 恰好(格好)
恰好(格好)=「外見、容姿、身なり」の意味
恰好(格好)は、「格好よい」「格好をつける」のように、体裁といった意味を持ちます。
なお、「恰」は常用漢字ではないので、教育機関や公的文書で使われるのは「格好」のみです。
恰好(格好)は、日常会話で多用されており、あまりフォーマルな場面には向きません。
例文
次に出店する新店舗について、恰好(格好)にもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おう。
⑭ ルック
ルック=「全体的なイメージやスタイル」の意味
ルックは、「全体的なイメージやスタイル」を意味します。
特に「服装や外見に関する特徴や雰囲気」を指す言葉です。
ファッション業界で多用され、カジュアルな印象が強くフォーマルな場面には向きません。
例文
次に出店する新店舗について、ルックにもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おう。
⑮ 見かけ(見てくれ)
見かけ(見てくれ)=「外からみた様子、印象」の意味
日常会話では「見かけによらず」「見てくればかりで中身は酷い」といったように、外見と中身が反していると批判する場面で使われます。
家族・友人などとの親しい間柄での会話では使えますが、フォーマルな場面では使えません。
例文
次に出店する新店舗について、見かけ(見てくれ)にもこだわってブランドイメージを高めたいから、アイデアを出し合おうぜ。