今回は「身内の不幸」の言い換え表現を紹介します!
「身内の不幸」は家族や親戚などの近い関係の人が亡くなること、またはそれに関連する悲しい出来事を指す言葉という意味です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、身内に不幸がありましたため、休暇をいただきます。
取引先などに対しても使える、フォーマル寄りな言葉です。
この記事では「身内の不幸」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
身内の不幸の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは身内の不幸のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①諸般の事情
諸般の事情=「さまざまな事情、いろいろな理由」という意味
いろいろな理由があるけれど、それを詳しく述べずに済ませたいときに使う便利な言い回しです。
受け手によっては「理由を隠している」と受け取られる場合もあるため、使う際は注意が必要です。
取引先に対しても使える、フォーマル寄りな言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、諸般の事情により、休暇をいただきます。
②家庭の事情
家庭の事情=「家庭や家族に関わる個人的な事情や状況を指す言葉」の意味
具体的な内容を避けつつも、納得してもらえる便利な言い回しとしてよく使われます。
幅広い家庭内の理由や都合を指します。
フォーマル寄りな言葉で、ビジネスシーンでもよく使われます。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、家庭の事情により、休暇をいただきます。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③やむを得ない事情
やむを得ない事情=「自分の意思や努力では避けることができず、どうしても仕方がない理由や状況を指す言葉」の意味
何かを中止したり、変更したりせざるを得ない状況で使われることが多い表現です。
プライバシーを守りたいときや、具体的な説明を避けたいときに使われます。
さまざまなシーンで使える、フォーマル寄りな言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、やむを得ない事情により、休暇をいただきます。
④個人的な事情
個人的な事情=「その人自身に特有の理由や事情を指す言葉」の意味
他人には直接関係しない、あるいは説明する必要がない、個人特有の理由や背景を表現するための便利な言葉です。
抽象的で幅広い意味を持ち、プライバシー保護や軽い事情の説明にも適しています。
フォーマル寄りな言葉で、カジュアルなシーンでも使えます。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、個人的な事情により、休暇をいただきます。
⑤家族の不幸
家族の不幸=「家族に起こった不幸な出来事」という意味
「家族」という言葉は、「身内」よりも範囲が狭いため、特定の近親者の不幸を想起させます。
自分の家庭内の近親者に限定される場合が多いです。
カジュアルな場面でも使える、フォーマル寄りな言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、家族に不幸がありましたため、休暇をいただきます。
⑥永眠
永眠=「長い眠りにつくこと、死ぬこと」という意味
「永遠の眠りにつく」という意味を持ち、直接的な「死」という表現を避けて、丁寧で柔らかな言い回しとして用いられます。
宗教的なニュアンスがある言葉です。
フォーマルな言葉で、ビジネスメールでも使えます。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、この度、母が永眠いたしました。そのため、休暇をいただきます。
⑦死去
死去=「人が死ぬこと、死んでこの世を去ること」という意味
「死亡」よりも敬意が込められていますが、「逝去」や「永眠」ほど柔らかさや深い敬意を強調する表現ではありません。
亡くなった事実そのものを指す言葉で、対象や事実を明確にする場面で使われます。
身内以外の他人に対しては使われない、フォーマルな言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、この度、母が死去いたしました。そのため、休暇をいただきます。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧他界
他界=「死ぬことを婉曲にいう語」という意味
あの世へ行く、別の世界へ移るという意味もある言葉です。
亡くなることそのものを柔らかく伝える言葉で、訃報や追悼に用いられます。
フォーマルシーンで使われる言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、この度、母が他界いたしました。そのため、休暇をいただきます。
⑨急逝
急逝=「急死」という意味
病気や事故などで、予期せず急に亡くなることを指します。
身内の不幸は、亡くなり方(急かどうか)については特に限定されません。
フォーマルな場面で使える言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、この度、母が急逝いたしました。そのため、休暇をいただきます。
身内の不幸の”カジュアル”な言い換え・類語!
身内の不幸のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩取り込み事
取り込み事=「冠婚葬祭などで家の中がごたごたすること」という意味
外部には詳しく説明しないまま「重要な私事がある」というニュアンスを伝える表現です。
詳細をぼかして事情を伝えるため、より一般的かつ柔らかな表現として幅広い場面で使われます。
さまざまなシーンで使える、ニュートラルな言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、取り込み事があり、休暇をいただきます。
⑪親族の訃報
親族の訃報=「自分の親族が亡くなったという知らせ」の意味
他人や公の場に向けて「親族が亡くなった」という事実を伝える際に使われます。
亡くなった方の知らせを正式に伝える表現です。
ニュートラルな言葉で、ビジネスメールでも使えます。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、親族の訃報があり、休暇をいただきます。
⑫親族の悲報
親族の悲報=「親族(家族や親戚)に関する悲しい知らせ」という意味
必ずしも「死」に限定されず、その他の悲しい出来事についても含む場合があります。
訃報に加え、その他の悲しい知らせを漠然と表現したいときに使われます。
フォーマルなシーンでも使える、ニュートラルな言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、親族の悲報があり、休暇をいただきます。
⑬親族の不幸
親族の不幸=「親族(家族や親戚)に関連する不幸な出来事を指す言葉」の意味
親族は、血縁や婚姻関係で結ばれた全般的な家族・親戚を指します。
身内は、自分との関係が特に近しい家族や親戚を指しますが、血縁関係がない場合にも使われます。
ビジネスメールや、フォーマルな場面で使える言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、親族に不幸がありましたため、休暇をいただきます。
⑭亡くなる
亡くなる=「死ぬの婉曲な言い方」という意味
「死ぬ」よりも一般的に使われ、直接的な表現を避けるために用いられます。
直接的な意味合いを持ちながらも、フォーマルで丁寧な言い回しとして使われます。
同僚や、目上の人に対しても使える、ニュートラルな言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、この度、母が亡くなりました。そのため、休暇をいただきます。
⑮息を引き取る
息を引き取る=「息が絶える、死ぬ」という意味
特に、呼吸が止まる瞬間を意味します。
故人の死を、穏やかに表現する際の言葉として使われます。
ビジネスの場でも使える言葉です。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、この度、母が息を引き取りました。そのため、休暇をいただきます。
退職や転職で悩んでいるあなたへ