今回は「モチーフ」の言い換え表現を紹介します!
「モチーフ」は「表現するものの動機及び主題」を表す言葉です。
この言葉は、どちらかといえばにフォーマルな言葉に分類されるでしょう。
この記事では「モチーフ」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
モチーフとは?意味は「動機となる中心的な思想」
「モチーフ」の意味=作品をつくるうえで動機となる中心的な思想
「モチーフ」は、フランス語の「motif」が語源といわれています。
モチーフを決めてから議論に移りたいと思います。
モチーフの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはモチーフのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①主題
主題=「主なテーマ及び問題、作品の核となる部分」の意味
研究や論文、芸術系の事柄に対して使われる言葉です。
ある事柄に対しての中心(核)、と言う意味で使われます。
「テーマ」という言葉は広く知られていますが、主題と言う意味です。
例文
主題を決めてから議論に移りたいと思います。
②トピック
トピック=「話題、談話のテーマ」の意味
主に人を対象に使われる言葉で、会話や講演の場面で使用されます。
基本的に1つの話題については「トピック」と言い、それ以上複数の話題に対しては「トピックス」と使います。
例文
トピックを決めてから議論に移りたいと思います。
③動機
動機=「意思決定の理由、また行動をする直接的な原因」の意味
人や動物に対して使われる言葉です。
相手の行動した理由や意思を決定した理由を尋ねる時や、自ら理由を話す時に使われます。
例文
議論の動機を定めてから会議に移りたいと思います。
④サブジェクト
サブジェクト=「主題及び題目、中心となる考え方」の意味
電子メールの件名部分もサブジェクトと呼びます。
行動や状態の主体となる部分を指す言葉です。
例文
サブジェクトを明確にしてから議論に移りたいと思います。
⑤オブジェクト
オブジェクト=「物体や対象、目的語」の意味
IT用語としてのオブジェクトは、主にパソコンの画面上の操作対象を指します。
ビジネスでは、目標や成果物を指します。
英語表現のオブジェクトは、物体や考えられる抽象的な対象を指します。
例文
オブジェクトを明確にしてから議論に移りたいと思います。
⑥コンセプト
コンセプト=「全体を通して共通の概念」の意味
企画やマーケティングに使用される事が多い言葉です。
とある事や物に対して、全体のテーマという意味合いです。
例文
コンセプトを決めてから議論に移りたいと思います。
⑦シンボル
シンボル=「物事の具体的なイメージを示す、象徴となるものや記号」の意味
抽象的な概念を具体的に表現する時に使用します。
例えば、「自然=緑色」「平和=白い鳩」と言った具合に、イメージしやすいように例えを提示します。
この場合は、「緑色」と「白い鳩」がシンボルです。
例文
例文
シンボルを決めてから議論に移りたいと思います。
⑧モティーフ
モティーフ=「そこに至った動機、動機に至った思想や元となったもの」の意味
モチーフと同じ意味合いですが、主に芸術分野で使われます。
創作動機を指す言葉です。
例文
モティーフを決めてから議論に移りたいと思います。
⑨コア
コア=「物事の核心部分」の意味
IT用語として使われたり、英語表現として使われます。
近年では、”コアなファン”と言った「熱烈に深く追求する人」を指す言葉として使われることもあります。
例文
コアを明確にしてから議論に移りたいと思います。
モチーフの”カジュアル”な言い換え・類語!
モチーフのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩源
源(みなもと)=「水源、物事の始まりの元となるもの」の意味
物事の起源や根源を指します。
子供の頃に教わる言葉なので多様な人に伝えやすい言葉です。
例文
どんな源なのか、はっきりさせてから話し合いをしようと思います。
⑪基本
基本=「物事の中心となる部分」の意味
子供の頃には覚える言葉なので、幅広い世代に伝わる言葉です。
似た言葉に「基礎」がありますが、「基礎」は物事の土台を指し、「基本」は物事全体の中心を指します。
例文
基本を確認してから話し合いをしようと思います。
⑫火種
火種=「物質に火を起こす種となる火、事件及び騒動の元となるもの」の意味
火起こしに関係する事柄以外に、騒動等で用いられます。
騒動や事件の原因を指すので、ネガティブな意味合いで使われる印象が強いです。
例文
話し合いの前に、火種をはっきりさせようと思います。
⑬お題
お題=「会話や作品の中心的な事項」の意味
お笑い番組の、大喜利のテーマとしての意味合いで使われる事もあり、なじみ深い言葉です。
他にも天皇が収めた短歌や、川柳や落語と言った文学でも「お題」は使われています。
例文
お題をはっきりさせてから話し合いをしようと思います。
⑭テーマ
テーマ=「物事及び作品の主題、基礎となる考え方」の意味
あらゆる場面で使う事の出来る言葉です。
モチーフをよりカジュアルに話を持ち出す時に便利な言葉です。
例文
テーマを決めてから話し合いに移りたいと思います。
⑮理由
理由=「何故そうなったのか、その様に至った訳。そのようになった事情」の意味
子供の頃に教わる言葉なので多様な人に伝えやすい言葉です。
他の意味合いでは、口実や、判断に至った根源等あります。
例文
理由をはっきりさせてから話し合いをしようと思います。